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和田寺だより 

住職のよもやま話し

熊森(くまもり)!!

2011年06月19日 | 和田寺だより
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ある霊園契約者さんからご本人も加入されている熊森協会という実践自然保護団体の紹介をいただきました。今回、せんじゅの森 開通に伴う、管理運営の参考やお手本にしたいと思います。
           熊森協会のホームページはこちら
                http://kumamori.org/
                  ◆会長の一言↓
               http://kumamori.org/about/chief/
      ◆くまもり協会 (原発について)の関連サイトも是非ご覧下さい
        ヤフー等サーチエンジンにて「くまもり  原発 平井」と入力検索
        下さい。       
                                              合掌
 
    

鯉 瑤世(り たまよ)さん

2011年06月18日 | 和田寺だより
 拙寺、頭痛地蔵のお参りを日課とされもう10年になるでしょうか。
 ロードバイク(自転車)で参上されることもあるイカスお姉さま
  自称謎のお遍路 さん!?・・・・・・・・・鯉 瑤世(り たまよ)/Lee /Mariko さん。
  小生は、まり子さんと呼ばせてい ただいております。
 エッセイを連載されたり、ビデオ大賞でたくさんの作品が受賞されたり、ステンド
 グラスを作成(和歌山の認定こども園に設置)されたり、才能溢れる素敵なお方 
 です。丹波焼窯元(直次窯 清水美和雄氏)ギャラリー ショップ集芸館の奥さまで
 す
    Leetamayo_8
     愛犬フランクと
    LEE&集芸館のHPはこちらです。↓ ビデオライブラリー必見です。    
                         http://www3.ocn.ne.jp/~leeko/

      ビデオ最新作はステンドグラス・ファンタジー『しあわせのpizza』です。↓   
                         http://edu.city.sasayama.hyogo.jp/video/wmv/dk-pizza-lo.wmv  

  (撮影場所は地元のピザ屋「DONO」さんだそうです↓)  
                         http://www7b.biglobe.ne.jp/~dono-pizza/introduction.html

     篠山ビデオ大賞 第20回・県知事賞 『お寺の鐘がきこえる』                                   
                            ↓     和田寺の釣鐘がテーマです                  
   
                                                合掌

  

アナグマの赤ちゃん!!

2011年06月03日 | 和田寺だより

檀家さんが用事に見えられました。可愛いお連れも一緒に。

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アナグマの赤ちゃんです!! 同じ穴のむじな(狢)の語源がアナグマだそうです。将棋の穴熊囲いというのもありますね(詳しくありませんが)

 注)アナグマの飼育は法律で禁止されています。特別の許可がいります。この方は許可をとられ一時保護されています。

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3時間に1度の授乳。丁度になるとチィチィと呼ぶそうです。「結構、手がかかるわとご主人。まるで産後の母のよう。その後、寝不足大丈夫でしょうか


野鳥の脳しんとう!!

2011年05月22日 | 和田寺だより

夕方、お寺の戸締りをしながらふと縁側を見ると動かない野鳥が0522_ruri1

ガラス戸にあたって脳しんとうを起こしていました。お寺はサッシが多いので時おりこのようなアクシデントに見舞われますよくガラス戸が磨かれている証しなんです

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しばらくからだをさすってやると目をひらき少しずつ元気になり羽ばたいていきました。きれいな色彩をしてると感心。家族に聞いても動植物の名前に詳しい住職に尋ねてもその鳥の種類がわからず図鑑などで調べてみると三光鳥(サンコウチョウ)のメスではないかと。でもネットで調べてみると違うようにも見えるし三光鳥のような気もします。またご存知の方あれば教えて下さい。

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せんじゅ(千手)の森(4)

2011年05月18日 | 和田寺だより

ご詠歌・舞踊会員のみなさんと月例会・観音さんの縁日18日にせんじゅの森の小丸山展望台にあがることになりました

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用意した杖はどれがよいか吟味中!!

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最高の天気に笑い声が自然と飛び交います!!

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スタート地点です。東周りコースを通ります。

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平均年齢 ??才 まだまだ若く 麗しく

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この坂をあがりきれば展望台(パーゴラデッキ)に到着です

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私のお家はどこかしら? 

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お天気に恵まれました。眺め最高!! この時期、水田がひろがっています。

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展望台で和田寺和讃・詠歌をおとなえするのも今日の目的です。歌詞を実感しましょう「おのばらの里かいま見て~

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指揮者は住職みなさん声高らかにその歌声が寺に届いたら留守番の妻が釣鐘をつくという打合せでしたが・・・・・・打合せ通りゴーンとかすかに展望台に聞こえてきました

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記念撮影をパチリ「にろうさん わでんじの に~」の掛け声にニッコリ

おつかれさまでした。次回は秋に上がりましょう!!


東日本大震災犠牲者慰霊法要

2011年05月12日 | 和田寺だより

震災後の2ヶ月目にあたる5月11日に天台宗の半田孝淳座主(ざす)を大導師に被災地の宮城県気仙沼市の観音寺において慰霊法要が営まれました。これは座主猊下ご自身が現地での慰霊法要を強く希望され、実現したとお聞きしました。私も予定があいたのでどうしても現地に赴いてお経を上げさせていただきたいと住職に懇願し兵庫教区内の2名の僧侶と共に急遽列席することに。報道によると気仙沼市は死者・行方不明者が1400名を越えています。同市の観音寺様の檀信徒様も80名以上の方が犠牲にあわれました。

事前の報道記事です。  ↓

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110510/dst11051016410013-n1.htm 

当方、急遽ということで宿も取らずに車中で泊ることにし、往復2000㌔の移動を僧侶3人で交代しながらの運転は大変でしたが犠牲者の冥福と被災地の早期復興を祈る法要に同席させていただいたその重み、ご遺族の涙を拭う様子からその悲しみの深さや無念、僧侶としてはただただ祈るしかないと再認識いたしました。座主は「人は決して一人ではない。大勢の人が支えている。亡くなった人の分も生きて生きて復興の為に命をそそいで」と力強く説かれました。法要後の滞在時間は数時間でしたが事前にボランテイア活動に参加した知人の僧侶から気仙沼市も酷い状況ですが時間があれば岩手県陸前高田市の状況も見ておかれた方がよいですとの連絡がありその地も訪問することにしました。現地に着いて「見ておかれた方がよいですよ」の言葉の意味がようやくわかりました。町ごと消えてしまっている状況で言葉がなくなってしまいました。ただただみんなで立ち尽くすのみ。思わず合掌していました。涙が出そうになります。ここから再スタートなんだなと思う他ありませんでした。新聞、テレビで見聞きしてきた映像、イメージと現場を実際にみた感覚との違いを感じました。これを胸に刻みこんでおく必要があると感じました。そして伝えることも大事だと思いました。人手ではどうしようもないレベルかも知れません。ただ人手によっても必要とされる支援はこれからいくらでもあるようにも思いました。写真の掲載を迷いましたがほんの少しでも酷い状況が伝わればと思い掲載することに致しました。↓(兵庫天台仏教青年会では復興支援の為同月16日~18にかけて同市のボランテイアセンターに登録して瓦礫等の片付けや家屋内の泥のかき出し作業等に行く予定です。残念ながら私は予定がありそちらへの参加は叶いませんでした。 兵庫教区仏青13名の僧侶以外に四国仏青3人、滋賀仏青1人、北総仏青5人、陸奥仏青4人の若手の僧侶が参加され正味2日間活動されると聞いています。無事に支援活動が出来ることをお祈り致します。)

一つ残念だったのは日程の都合上、滞在時間が短く、被災者のみなさんとお話しなど直接ふれあうことが出来なかったことです。機会があれば次回は是非。または何らかの形で当寺にもお招きすることが出来たらなと思っております。  

                                            合掌

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法要会場の別格本山観音寺。高台にあるので津波から免れることが出来ました。
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「第256世天台座主半田孝淳猊下御親修 東日本大震災犠牲者慰霊法要」の法要立て看板。
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気仙沼市市内の様子。
※以下は岩手県陸前高田市内の様子。市役所界隈が完全に壊滅されていることがわかります。積み上げられた瓦礫の山。流された車がかき集められている様子。沖からかなり遠くの山側にも相当の津波が押し寄せてきたこともわかります。報道にあった市民が屋上に孤立していた高田病院だけはやはり残ったままでした。
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鎮魂の鐘

2011年04月28日 | 和田寺だより
東日本大震災から49日に当る4月28日。仏教会や各宗門から全国の寺院によびかけがありました。地震や大津波に見舞われた同時刻の14:46分にそれぞれの寺院にて慰霊法要や釣鐘の打鐘などで追悼と復興の願いをこめようというもので当寺も同時刻に副住がつかせていただきました。住職も堂内でお念仏により追悼させていただきました。  合掌
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哀悼と復興の願いをこめて!!(お念仏と延命十句観音経にて執行
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義母と末息子(4歳)も
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事務のKさんも(Fさんと妻は画像いいのがなくごめんなさい)
それぞれの哀悼の意が東北の地に届き、復興が進みますよう
            


浜田省吾 /  僕と彼女と週末に

2011年04月25日 | 和田寺だより

先日(23日)、高校生の娘とふたりで私の大好きなアーテイストの浜田省吾さんのコンサート(神戸ワールド記念ホール)に行って来ました。言葉にならないくらいの感動と・・・・そして、本当にいろいろと考えさせられた公演でした。東日本震災後のこの時期に敢えて公演を挙行されたその意味。あらためてハマショー(ファンの間ではそう呼ばれてます)はすごいなあと。そして本日、急遽同神戸ワールドにて「東日本大震災 被災地復興支援コンサート」を開催されてます。(今まさに公演中ですね。)過日の公演時に配布されたお知らせチラシにこうありました。「私はコンサート会場で音楽を演奏することを仕事にしています。この時期、音を楽しむことを自粛したり、罪悪感を持ったりするのではなく、むしろ、この年にコンサート・ツアーが準備計画されていたことを、被災地復興のために微力ながら貢献出来る機会を与えられたと受け止め、自分の仕事をしっかりとやっていきたいと思っています。・・・・・」本日の復興公演と販売物の収益の全額を被災地復興義援金として寄付されるそうです。

そんな素晴らしいハマショーの珠玉の1曲を皆さんにも是非聞いていただきたいなと思います。(著作権とかの関係大丈夫でしょうか!? でも是非聞いていただきたく。) 

震災による福島原発の問題とどうしても重なってしまいます。曲中「君を守りたい。ただひとりの(ただひつの)とは次世代を担うこども達そして、今まさに悲鳴をあげているこの地球をさしているのだと思います。

                    ↓ 「僕と彼女と週末に」

         http://www.youtube.com/watch?v=5a2tRL_3ZY0       

       

         もう1曲  震災復興に向けて

                      ↓ 「日はまた昇る」

               http://www.youtube.com/watch?v=Gl1a1kOIGwg

あらためて東日本大震災によって亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りし、被災された皆様ならびに被災地の力強い復興を心より祈念致します。 合掌


(有)オンタイムジャパン様からスリッパ2600足を拠出!!

2011年04月14日 | 和田寺だより

昨年末に私の中高時代の同級生から電話がありました。彼は輸入雑貨等の商いをやっており、夏ものスリッパを製作、輸入したのですがその製品がいわゆるアウトレット商品で日本では売り物にならないとのことでした。しかし、もったいないのでお寺の授与品等で利用してもらえないかとのこと。もちろん無償で。「どのぐらいの数かな?」「ざっと3000足かなあ2tトラック1台分はあるかなあ」「・・・・・・・・・全部引き取るのは無理やけど。必要な分だけやったらいいかなあ。住職に相談するわ」ということでスリッパの件は保留になりました。年があけて3月初旬「あれからスリッパはどうなった」(住職)ということで3月9日に友人が段ボール1箱分の見本を持参。「これはいろいろと使えるわ授与品に利用させてもらいましょう」「必要な数だけ少しずつ持ってきます」と両者合意に至りました。その2日後・・・・・・3月11日あの東日本大震災が起こってしまいました
世間は暫く地震、大津波、原発事故一色になってしまいましたいや今でも。悲惨かつ凄惨な報道を毎日見聞きしていくうちに何か共感疲労というか悲しくて暫く鬱状態のような感じになってしまいました。みなさんもそうではありませんでしたか?そう日本国中が鬱状態になってしまったという感じでした。もうスリッパのことはどうでもよくなってました。・・・・・・・・・しばらくして報道で飲料水、食料品、衣料品等々物資のリストの後半部にスリッパがあがっているよと妻から聞きました。「今はもっと必要なものがあるからもうしばらく様子を見て、必要な頃に支援物資として拠出出来ないか」提供者の友人にその思いを伝えると快諾してくれ「なんとか全部、物資として拠出しよう!!」と意見が一致。しかしその友人曰く三田市にいろいろ物資を持参したけど受付物資以外のものは受け取ってもらえなかったと。どうしたものかと思案していたところ宗門の義損金、物資の担当「天台宗務庁、一隅を照らす運動本部内」配属の地元出身の僧侶さん、タイミングよく帰省中でした。すぐさま現物1足を見本として持って帰ってもらいました。数日後「全部送って下さい。大量に送ってもらってかまいません」との返事が。というわけで新品の段ボールも友人に提供してもらい数や色を整理しながら梱包作業をすることになりましたが、3000足のスリッパは本当に半端な量ではありません。これを友人と寺の家族だけで作業するとなると膨大な時間がかかってしまいます。宗、物資の締切りもすぐそこに迫ってました。作業予定日の前日にこれまたタイミングよく当寺の毎月のご詠歌の学習会がありました。スリッパのいきさつから支援物資として送りたいとの思いを檀家さんの詠歌会員さんにお伝えしました。「5分でも10分でもいいのでもし空いてたらお手伝いいただけませんか?」でも急なお願いなので少人数になっても仕方ないなと思ってました。翌朝、詠歌の会員さんが続々とお寺に。急なお願いにも関わらず20人以上の詠歌会員さんに集まっていただきました。何か胸が熱くなりました。ありがとうございました。友人からのスリッパの提供に端を発し、物資送付を思いついてからいろいろな人たちに関わっていただくことが出来、些細な支援かも知れませんがまごころも添えながら送り出すことが出来ました。遠い地で現地に行くのは無理でも義損金の支援以外に何かの役に立ちたいというみなさんの思いがひしひしと伝わってきました大勢の方に集まっていただき、梱包作業も何と午前中に終えることが出来ました。そして宗の受付けにも間に合うことが出来ました。こわいぐらいとんとん拍子に縁が繋がっていくのを肌で感じた数日でした。不思議な数日でした。なにか神仏の導きすら感じます。
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作業真っ最中
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畳生地と竹模様生地の二種がありました。
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梱包の段取りを打ち合わせ中
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色もいろいろありました。デザインは提供者の黒田氏。
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マンパワーのおかげで昼前には作業終了130足×20箱を送付することに。
写真は黒田氏(少し、ちゃらさの残る40うん歳
さらに事前に黒田氏会社の倉庫から寺本堂まで大量のスリッパを車やトラックの提供と共に運搬の手伝いをいただいた今西さん親子、藤原Tちゃん本当にありがとう
当日の梱包作業に合流いただいた観明院の正圓様、後日被災地に送付いただいた天台宗務庁関係の皆様方ありがとうございました。そして、オンタイムジャパン(三田市下田中)の親友(悪友)の黒田良治(よしはる)君、本当にありがとうスリッパ以外に「ついでに送ろうかいな」と洗剤の要らない売り物のメラミンスポンジ数箱の提供も有難うございました。
※後日、宗務庁、先の担当者さんからスリッパは宮城県石巻市の被災者の方々のもとに送られましたとの連絡をいただきました。行き先がわかるとさらにうれしい気持ちになりました。今後も出来る支援を考えて続けて行っていくことが大事だとつくづく感じます。 合掌

本堂石積工事

2011年02月04日 | 和田寺だより

報告が遅くなりましたが、昨年末、本堂周囲の石積工事が完了。周辺環境がよくなりました。土砂災害の防止と毎夏、総代さん出仕の本堂裏山の除草作業には相当な労力と足場も不安定で危険性も高いということから本堂近辺及び本堂裏山の石積工を行うこととなりました。工事にあたっては檀家地元業者さん数社による見積り入札を行い、結果(有)松本造園土木様(下立杭)に施工いただきました。短期間で無理な工事内容に拘わらず低価格でかつ立派に仕上げていただき誠に有難うございました。地元丹波石による施工で周囲の雰囲気にマッチしています。是非、お参り、ご覧下さい。その他庫裡周囲の土間コン打ちに檀家業者の藤原組様、庫裡裏のテラス屋根設置工(軽トラック駐車、自転車置き場)には(株)藤原建具店様(油井)に施工いただきました。御礼申し上げます。 合掌

(本堂石積工事)

施工業者:(有)松本造園土木様 工事価格:2,590,000円(寺院護持積立金より支出)

(庫裡周囲土間コン工)

施工業者:藤原組様  工事価格:725,000円(寺院護持積立金より支出)

(庫裡裏テラス屋根設置工)

施工業者:(株)藤原建具センター様 工事価格:395,000円(寺院護持積立金より支出)

本堂石積工の仕上がりをご覧下さい。

本堂駐車場入り口の景色。

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石積南角の仕上がり。

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本堂裏山の石積。夏の除草作業もこれで安全で楽になります。

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おまけ画像(本堂下、せんじゅの森2号道入り口と小雪まう調伐中の山林の様子。※何れも1月25日撮影。寒い日でした

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