めんたいこんにちは~
「急だからあいてないと思うのですが、今夜アビスパのチケットあるのでふくやブース行ってみませんか」
「いいいいいきまっす!!!!!!」
スポーツ観戦に馴染みはないけど、会場でふくやさんが販売されているスタジアムグルメに興味深々だった私。ふくやブースいきませんか?の誘い文句にとびついてしまいました。
待ち合わせ場所のカフェに到着すると、既にユニフォーム姿でやる気満々大塚さんの姿が。
「わ!そのユニフォームめちゃくちゃ目立ちますね!大塚さんってそんな頻繁に試合行ってるんですか?」
「僕シーズンシート買ってるので毎回、1人でも行ってますよ。でもこれから知り合い誘うのも良いかなと思っていて。そうそう…ユニフォーム2枚あるので、これ今日田口さんにお貸しします。」
え、ガチの人じゃん…
(↓ユニフォームに縫い付けられているふくやさん社名の下に”WITH ALL SUPPORTERS”と入っていることに対する感動を力説してくれる大塚さん)
大塚さんは以前、初めてアビスパ福岡観戦した時に書かれた記事が大きな話題になっていて私も読みました。
それからアビスパ福岡やサポーターの方々について調べたり、お話を聞いて記事にするうち自分がまずどっぷりハマってしまったそう。
その経緯は、こちらの記事に詳細ありますのでご覧ください。
アビスパ福岡のホームスタジアムは、ベスト電器スタジアム。福岡空港駅からにしてつシャトルバスで約8分!
バス停は、福岡空港駅のカフェから向かうとなるとなかなか見過ごしてしまいそうな場所にあったけど今回は大塚さんがいたのでスムーズでした。ありがたい。(シャトルバスは地下鉄3番出口)
スタジアムに到着してすぐに大塚さんが連れてきてくれたのは、オフィシャルスポンサーのパネル!選手のパネルとかではなく、まずふくやさんのロゴ!完全に私のことを理解している…写真まで撮ってくれた…
「あ、博多あごおとしもあるので撮りましょうか?」
「お願いします!!」
…ベススタ来て真っ先にこんな楽しみ方してる人私の他にいるんだろうか。
そしてとうとう!こちらが来てみたかったふくやさんのブースです!
そうそう、今回スタグルというというワードを初めて知ったのですがスタジアムグルメの略でした。スタジアム内で販売されている飲食のことで、調べてみるとスタグルを熱心に紹介する動画や記事が沢山あるんですね~
明太子屋さんの、明太子だらけの屋台ってあまり見たことがなくて、だからこのブースは明太子好きにとってとても貴重で、とてもテンションの上がる場所なのです…!おわかりいただけますか皆さま、この興奮を!!
まずはやっぱり、一番気になっていたインパクト大の明太コッコいってみましょう。
デカいー!!!!!!
この満面の笑みからも伝わるかと思いますが、おいしいー!!!!!!小袋で
味の明太粉が付いてくるんですが、これかけると味が濃くなってさらにおいしいー!!!!!!
私はこの粉、たっぷりかけるのが好みでした。1袋に結構多めの量入ってるので思い切ってかけても最後まで楽しめますよ。
大きくて食べきれないかと思いきや、薄いのであっという間にぺろり。寒かったので諦めましたが、次は絶対ビール片手に食べたいです。絶対合う。
「せっかくなので、他のも頼んで分けて食べましょう」
大塚さんのナイスアシストにより、明太チーズ入りいももち(4個入)と明太クリームコロッケ(2個入)も入手できました。まずは、いももち。
横を見ると、大塚さんが何やらもぞもぞ…明太コッコで余った味の明太粉をかけてるではありませんか。早速私も。
お次は、明太クリームコロッケ。
明太コッコにたっぷりかけても、いももちにたっぷりかけてもまだ楽しませてくれる味の明太粉をコロッケにも。
味の明太粉大活躍!!!いももちも、コロッケもやさしい味だったので辛いのが苦手な人も安心して食べられるし、濃くしたければ味の明太粉でバリバリジャンキー感も出せる(明太コッコを一緒に買ったらですが)
でも私の中での一番は明太コッコだな!!!ここならではの感じが毎回つい買ってしまいそう!!!大きな肉にかぶりつくのがやっぱりイベントっぽくて楽しいぜ~~
ってことで明太スタグル堪能していたら試合開始18:00過ぎてしまいそうになり焦って座席へ。
このご時世、声を出せないので”ドンッドンッドドドンッ”という楽器に合わせて「アビスパ~福岡~」という掛け声がテープで流れてます。でも、テープでも気持ち高まりますね。
「紺色のユニフォームがアビスパ福岡ですよね…?」
「アビスパはどっちのゴールに入れようとしてるんですか?」
試合中は、初心者中の初心者感丸出しの質問をしながら色々教えてもらいました。解説聞きながらの試合観戦って最高。1人で来るより、こうやって既にサポーターの人と来ると数百倍楽しめるな~
大塚さんの解説は、今日の試合までにアビスパ福岡がどういう道のりを歩んできたのかとか、サポーターはどういう思いで応援してるのかとか、熱い内容盛り沢山だった。
一番驚いたのは、チームメンバーが頻繁に入れ替わるという話。選手生命が短い中で、選手たちにとって"今自分が一番輝ける場所”を追求しチームを転々とすることは珍しいことではないそう。
私からすると、例えばバンドって各メンバーあっての集団って気がするけどサッカーはそのチーム自体を応援する感覚らしい。不思議で面白い。
そんな中、アビスパ福岡に17年間在籍し続け、KINGと書かれた横断幕まで作られている福岡出身城後選手の話にグッときたりした。
試合は、アビスパ福岡の金森選手がゴールを決め、そのあと鹿島アントラーズ側が1点入れるもビデオ判定で取り消しになり1対0でアビスパ福岡の勝利。
「おおおー!!!!!!田口さん、勝利の女神じゃないですか!これ、今回の勝利ってすごいことなんですよ!鹿島アントラーズに勝利するのが15年ぶりで、10年ぶりのJ1連勝!田口さん!田口さんはまだピンと来てないかもしれないけど!いい試合見せられて嬉しい……」
1回試合みたくらいで何かを思うなんてのはおこがましい気がするけど最後、アビスパ福岡の選手が客席に向かって挨拶しにきた時なんだか目頭熱くなってしまった自分がいましてね。
スタグルだけじゃなく、スタグルとアビスパ福岡の試合目当てにまた来てしまいそうな予感がします。
大塚さん、ありがとうございました!楽しかった~~