すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉

2010年07月29日 | 書籍

1Q84の3部が読み進めないので「ねじまき鳥」に逃げたのが正解
どんどん読み進められる 飽きがこない よくでけた物語
ひとつづつのエピソードへの引きこみ方が上手
推理サスペンスな引きこみ方ともいえるけど これはファンタジーなんかな
でも 1Q84のよーな 夢物語にいってお茶を濁したりしない点が僕的にはヨイ

今まで避けて通ってきたのは「ねじまき鳥」とゆータイトルから あ これは村上さんの夢ファンタジー物語のジャンルかなと思っていたから
それが あんましそーゆーことはなく リアリティのあるわかりやすい人間関係とか物事の考え方についての物語であったので あーよかった よかった
ほんまにファンタジーは止めて欲しい

今までの内容は 
猫が行方不明になって そーゆーのを捜す能力のある女子が二人やってきて 
気に入らない嫁の兄がその超能力姉妹の妹のマンコにチンポよりでかい異物を挿入したことがあって
戦争の苦労話があって
嫁に逃げられて
井戸に降りていったら近所の女子に梯子を取られて
しばらく井戸の中で考え事をしてたら 痣ができて
超能力姉妹の妹とSEXをして クレタ島に行かないかと誘われて
叔父さんにいろいろためになる話を聞かされて新宿で人の顔ばかり見てたら
札幌で観た手品師のミュージシャンをつけていったらバットで殴られたので蹴り返して
結局クレタ島に行くのは止めて日本に残って 井戸のある家が取り壊されるのを見る

時々ファンタジーの夢物語になるとこがイライラするが 推理サスペンスな展開がヨイ
そして 言葉のひとつひとつと 言葉の集合体の文体とその集合体の物語がいちいち下品や低俗でなくオシャレさん しかもそのオシャレさが気取ってはいるがイヤミではない所がイイなと思いました

アマゾンさんの書評の方がもっと的を得たことが書いてあるので 興味のある人はそちらをお読み下さい

ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社

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ひとつだけ 確かなことは 多分三ヶ月後には この本の内容の全てを忘れている自信があります

やっとこさ 明日から第三部です 
いつもの村上さんのようなグズグズの尻つぼみにならないことを祈ります

ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社

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