すそ洗い 

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2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

重要指名手配300万円

2012年12月30日 | ヒトゴロシ


重要指名手配300万円

小原勝幸
小暮洋史
上地恵栄
林 紹葳



「岩手少女殺害事件」小原勝幸
2008年7月1日、岩手県川井村に流れる川のほとりで、県内に住む17歳の少女、佐藤梢さんの遺体が発見された。
司法解剖の結果、死因は頭部の外傷または頸部の圧迫によると見られ、首を絞められたあと、川にかかる橋の上から落とされた際に頭を強打した可能性が高く、
死亡推定時刻は6月30日~7月1日と発表された(岩手県警宮古警察署捜査本部はのちに「6月28日午後9時ごろから遺体となって発見される7月1日午後4時ごろまで」と訂正)。
すぐにマスコミが梢さんの写真を公開。茶髪でコギャル風メイク、そして身体にタトゥーを入れていたことが報じられた。

当時、梢さんの交際相手だった男性の証言によると、彼女がその男性の家を出たのは6月28日午後10時20分。
その際、梢さんは「友達の彼氏(=小原)に呼ばれた。恋愛相談。私、殺されるかもしれない......」と言い残していたという。

一方、梢さんを呼び出した小原は、遺体が発見された同じ日に見通しの良い直線道路で電柱に突っ込むという事故を起こした上、
翌日には三陸海岸に面した自殺の名所である鵜ノ巣断崖から「飛び降りる」という電話を友人にかけ、恋人に「俺、死ぬから」というメッセージに断崖の写真を添付したメール、
弟(次男)には「サヨウナラ、迷惑な事ばかりでごめんね」というメールを送り、いずれも自殺をほのめかしていた。

そして、小原は父親と弟(三男)に最後の電話をかけたあと、その場から姿を消してしまう。付近から財布・タバコ・サンダルなどの遺留品が発見されたのは、その翌日のことだった。
しかし、その後小原の遺体が発見されなかったため、警察は"偽装自殺"と断定。
約1カ月後の7月29日、住所不定・職業不詳の小原勝幸を「殺人・死体遺棄事件」の犯人として公的懸賞金100万円を懸け、全国に指名手配した。

その後、元警察官でジャーナリストの黒木昭雄が独自に行った取材・調査により新たな事実が判明した。(以下がその内容)

小原と梢さんが初めて会ったのは2007年2月。小原は後輩と宮城県登米市内のショッピングセンターで梢さんら2人をナンパし、その後それぞれがカップルになっている。
後輩の相手は殺された佐藤梢さんで(のちに破局)、小原の相手は佐藤梢さんの親友で、佐藤梢さん。つまりナンパした女性2人は同姓同名だったのである。

交際をスタートさせてから約3カ月後の5月1日、小原は"恐喝"の被害に遭う。ある男性に仕事を世話してもらったものの、あまりのキツさに逃げ出し、
「顔に泥を塗った。迷惑料として120万円支払え。支払えないなら指を置いていけ」と日本刀を口の中に入れられて脅され、借用書を書かされてしまう。
さらに「保証人を立てろ」と言われ、その場にいた弟(次男)に頼んだものの、「関わりたくない」と拒否されたため、
小原は交際中である梢さんの名前・携帯番号を書いたという(恐喝を行ったとされる男性は、素手による暴力と10万円を請求したこと、
保証人を立てさせたことは認めているものの、それ以外については否定している)。

しかし、無職の小原は金を支払えず、翌年の6月3日に岩手県久慈警察署に被害届を提出。弟とともに事情聴取を受けるなどして事態の収拾を図ったが、
同月28日に突然、小原は交際相手の梢さんに「被害届を取り下げる」と語ったという。というのも、小原の強引な性格と暴力に嫌気がさし、
何度も梢さんから別れを切り出しており、2008年6月28日、前夜から2人で来ていた盛岡競馬場の駐車場に停めていた車から小原がいなくなった隙を見て、
彼女は逃げ出して宮城県の実家に電車で帰ってしまったのである。所持金がほとんどなく、車のガソリンも半分以下だったため、小原は彼女を追いかけることができず、
執拗に電話・メールで「被害届を取り下げるから戻ってきてくれ」「お前が一緒じゃないと取り下げられない」と連絡してきたという。

しかし、彼女に相手にされなかった小原は、同じ名前を持つ交際相手ではない方の佐藤梢さんを呼び出したのである。
黒木氏は、独自の視点から「真犯人は別にいる」「すでに小原は生きていないのではないか」「恐喝事件と梢さん殺害事件は密接な関係がある」と推理を立て、
綿密な取材を粘り強く行っている。その成果として、事件の関係者(被疑者側・被害者側)からの信頼を得て、2009年5月13日には警察への情報提供と捜査進展の要望を兼ねた記者会見で中心的役割を務めた。

2010年6月30日、小原の父親が、指名手配の差し止めなどを求める裁判を盛岡地方裁判所に起こした。父親の訴えによると、
「息子は遺体発見の2日前から弟の家にいて、時間的な アリバイがかなりある。警察が犯人と決め付けた根拠の説明がない」などとして、岩手県警本部長と警察庁長官、
岩手県と国に対して、指名手配の差し止めと760万円の損害賠償を求めたもの。訴えに対し、県警察本部では「訴状をみていないのでコメントできない」としている。




小暮洋史
平成10年1月14日、群馬町三ツ寺の電気工事業石井武夫さん=当時(48)=宅で、 石井さんら一家三人が殺された。
高崎署の捜査本部は、長女(24)に付きまとっていた元運転手小暮洋史容疑者(32)を殺人容疑で指名手配。
調べでは、小暮容疑者は平成10年1月14日深夜、石井さん宅で、母トメさん(85)を絞殺した後、 妻千津子さん(48)と石井さんを包丁で次々と刺殺した疑い。
小暮容疑者は石井さんの長女に好意を持ち、電話したり、車でつけ回すなどストーカー行為を繰り返していた。
小暮容疑者は事件後、黒色の乗用車・日産「シルビア」(群馬33も8670)に乗って、国道50号を水戸市方面に逃走。
同月21日深夜、太田市や埼玉県熊谷市周辺でシルビアの通行が確認されたのを最後に消息が途絶えた。
捜査本部には、これまで四百四十六件の情報が寄せられたが、いずれも決め手を欠くという。
銀行口座に動きがないなど「生活のにおいが感じられない」(県警幹部)ため、 車ごと自殺を図った可能性も考えて、県内外の湖沼約二十カ所を捜索したが、発見されていない。


上地恵栄
上連雀二丁目居酒屋チェーン副店長強盗殺人事件
2005年11月25日、東京都三鷹市の居酒屋チェーン店副店長の永野和男さん(当時53歳)が自宅アパートで殺害される事件が発生した。
定刻になっても店に出勤しない永野さんを心配した社員がアパートへ行ったところ、包丁で刺されて殺されている永野さんを発見した。

警視庁は永野さんと同居をしていた上地恵栄(事件当時49歳)を指名手配した。上地は定職に就かずに知り合いの家を転々とする生活を送り、
事件の2か月ほど前に知人であった永野さん宅に転がり込み、永野さんの収入を当てにするという怠惰な生活を送り続けていた元暴力団関係者であった。
事件現場には上地のものと思われる血痕が残されていたという。永野さんは事件前、知人に「居候が居座って困っている」と話していた 。

警察では、上地が仕事を終えて帰宅した永野さんを台所にあった包丁で殺害し、現金を奪ってアパートから逃げ去ったと見て行方を追っている。
また、遺体発見前日の24日午前1時ごろから2時にかけて、部屋で争う物音をアパート住人が聞いていたことが分かった。永野さんは23日夕、
勤務先を出たあと都内のマージャン店に立ち寄り、24日午前1時ごろ、最寄りのJR三鷹駅改札を出ていたことも判明。捜査本部は永野さんが帰宅直後に襲われたとの疑いを強めている。

さらに、永野さんが所持していた2本の鍵のうち1本が見当たらず、遺体発見当時は玄関が施錠されていたことから、
犯人がこの鍵で施錠して逃走したとみられる。これまでに多数の目撃情報が寄せられてきたが、犯人検挙につながる有力な手がかりは現在も見つかっていない。




名古屋市パチンコ店店員殺害事件
指名手配犯
林 紹葳(りん しょうい)
1990年10月1日午後7時ごろ、愛知県名古屋市南区にあるパチンコ店「パルコ」の店員秦博文さん(当時28歳)が、客として来店していた林にナイフで刺されて死亡した。
秦さんは、林が大量のメダルを計数機に持ってきたことを不審に思い、声をかけたところ林が逃走。
秦さんは後を追いかけたが、追いついたところで林に刃渡り約7センチのナイフで胸を刺された。
林はそのまま逃走した。秦さんは刺された時には意識があったが、さらに林を追いかけた別の店員が現場に戻ってきた時には、すでに死亡していたという。
この時、林は中国人大学生である鄭誼(当時28歳)と共に来店しており、鄭は林と共謀してパチスロ機を不正に操作し、
メダル1600枚(現金に換算すると約3万2000円))を盗んだとする窃盗の疑いで5日に逮捕されたが、林は依然として見つかっていない。
林は留学生として日本に来日したが、パチンコ店での不正操作を頻繁に行っていたようだ。

2007年、捜査特別報奨金制度の対象事件となり、事件解決に結びつく有力情報の提供者に最大100万円の懸賞金が支払われることとなった。応募期間は延長され、2010年10月31日までとなった。

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