エリッククラプトンの神業

ツアー引退説が出ているエリッククラプトンですが
クラプトンの大出世作、ジョンメイオールブルースブレーカーズを聴いていると
もう凄いと驚くばかりなんですよ。
６５年頃の機材でそして、レスポールとマーシャル（現ブルースブレーカー）で
あのフレーズとトーンを沢山生み出し、
「エリッククラプトンは神だ！」と落書きされる位になる訳なんですよね。
これが、クリームでＥＥＳ３３５やＳＧ、ファズ使っても
別の音でトーンを確立し、そしてデレク＆ドミノスでも
ストラトでスワンプロックの名作を出し、これまた凄いプレイをして。
その後の廃人生活を経て４６０オーシャンブルーバードも素晴らしいけど
７０年代後半からはギターの上手いシンガーになってしまい・・・・。
と、何度も感心する訳なんですが、神業だと思いますよねぇ・・・。
ただ、それだけを書きたかった訳なんですが
ジミヘンドリックスがクラプトンに会わせる条件で渡英したという
熱狂ぶりも当時のリアルタイムギタリストからしたら
神様に会いに行く感覚だったのでしょうね。
（ジミヘンは伝説のギタリストとして永久に語り継がれるでしょうが）

私からしたらストラト（ブラッキー）のイメージが強いクラプトンですが
レスポールをこんなに鮮やかに聴かせ、
そしてビートルズのホワイトアルバムのホワイルギター～で
５７年（？）ルーシーレスポールで１発テイクＯＫで伝説のギターソロを弾き
親友のジョージハリスンにそのレスポールをプレゼントしてなんて
クール過ぎます。

このブログ、７年半やっていて、クラプトンの事をネタにするのは
初めてではなく何度もネタにしていますが、
やはり改めて「凄い男」と痛感するのです。

All Your Love --- John Mayall's Bluesbreakers