ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

バスウッド材好みの差

2021年09月03日 | 楽器
コレ、2回目かな?バスウッドのお話。

安価なギターやベースに使われているイメージの有るバスウッド。
私は安いモノでギターで1本、借物ベースで1本づつ持っております。
私のモノでは、ハードテイルストラト型ボディーのギター
スクワイヤー51、メイドインインドネシアモノですが凄く良いです。
当時店頭販売価格が18900円位。
ベースはアイバニーズSR−400、92年の恐らくフジゲン製。
音は軽い感じですが弾き易いです。
半島製エピフォンコリーナフライングVは化粧板だけコリーナ、ボディーバックは
殆どバスウッドに思える響き。ギター本体以上のお金をかけ
改造しましたが(1万円で譲り受けた時点で3万円かけてネックをすり合わせしている)
コレの音はかなり悩みました。かなり良いパーツに乗せ替え
機材によって(JC−120+PODxt)はライブでめっちゃ良い音出た。

安価なギターに使われたり、塗装にお金がかかるけどコストを落す
又は小ロット生産のモノとか意外と高い。
そして、典型的な例がSuhrやトムアンダーソン、ミュージックマンの
一般的JP−6ジョンペトルーシモデルやAXIS、ESPの昔の高価なスナッパー、
アイバニーズのプレステージシリーズやテクニカル系ギタリストモデル等
PEAVYのWOLF GANG、後モズライト!に使われてますよね。
トムアンダーソン+マーシャルJCM900は昔、弾き切れなかった。
ピッキングの質が露骨に出るPUで。
今だとチト自信あるかも。
メイプル材との張り合わせも有りますが
バスウッドも材質のグレードの差が有る事。

ボディー材とか全然知らなかった学生時代、
年下の同級生達がバスウッドを馬鹿にしてました。
まず安価という事が挙げられるのと、それによるササウンドの質。
というか、私も馬鹿にされてたかな?
当時使っていた人生初ギター、YAMAHA・RGX512はコシが無くて
当時の機材では悩みました。ネックがマホガニーという意外なチョイスですが。
今でもその風潮は有りますよね。
私もギターによっては音のコシが少なく好みでは無いモノも。
特にクリーントーンかな。ファットなクリーントーン。
トーンコントロールやイコライザーは必需品です。

衝撃の新発見!バスウッド材について解説【エレキギター】


【検証】アルダーvsバスウッド 音の違いは?


24fのポジションには慣れたけど弦テンションと押し弦のキツさ、ディマジオPUに
購入3年経っても結構苦悩して売却か?悩み続けているJP−6BFR、ジョンペトルーシモデル。
ミュージックマンが持つ最高級の木材をふんだんに使用!という売出し方で
マホガニーネック、アルダーボディー、キルトメイプルTOPに
マホガニーセンターブロックという
コレまたイレギュラーな構造ですが、音は良いけど好みでは無い。
そしてディマジオPUの芯の部分が慣れない。
けどコレがバウスッドボディーのモノだったら?
クリーントーンは好みでは無いけど歪み系はバスウッドの方が使い易いかも?と。
ヒュース&ケトナーのアンプとか相性が良い。そしてPUとの相性が好みかも。
ジョンペトルーシはメサブギーのロードキングですが。
もっと若い時、7弦のJP−7、7弦ギターのモノが渋谷のイシバシ楽器で
20万円で売られていて。今思えば購入して、まだ応用の効く年齢で
7弦ギターに慣れておけば‥とか思いました。
色々木材もチェンジしてきたジョンペトルーシ本人が
バスウッドの魅力に再び惚れ直したんだよ、と語っていましたな。
ジョンペトルーシモデルはアイバニーズ期も今のミュージックマンでも
ドリームシアターファンに根強い人気有りますね。
アイバニーズ時代はバスウッドだと思います。
後、HISTORYのオールタイムレスティンバーのバスウッドボディーバックの
ストラトタイプはめっちゃ良かったな。スタジオミュージシャンが購入して行きました。

と、バスウッド全面擁護な記事となりましたが
ギター全体として、全く好みでは無いギターも沢山あります。
個人的にはフェンダージャパンの定価6万代のストラト。
少しボワボワ感が有ったかな?パーツやアンプにもよるか。
ザグリの無いハードテイルが有ったら意外と好みだったかも。
元DEANの田川氏はバスウッドボディーのフェンダージャパン、
イングウェイマルムスティーンモデルを木材を残し
全て改造したストラトをメインにしていますね。
PUはリンディーフレーリンの54年タイプでしたな。
テクニカル且つオールラウンダーな田川氏に合うのでしょうね。

ただ、動画でも語られていますが、60年代
フェンダービンテージストラトの中にバスウッドのモノも有るんですよね。
勝手に四人囃子の森園氏のダークグリーンのストラトはどうなんだろ?と
想像してしまいますが。(間違っている可能性大)
後、ロリーギャラガーのあのボロボロの61年製ストラトもバスウッド説ありますよね。
USA製の60年代ビンテージでは全く音が違うでしょう。
そして端材の安価な木材では無く、良い部分を使ったバスウッドは
安価なギターのモノと使われている材質クオリティは全然違うでしょう。

まあ、ギターやベースというモノは
特にある程度の金額になるとギター全体を考えて
フォルムや木材、パーツ等を組み合わせ造ってましね。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京〜大垣 快速ムーンライト... | トップ | ハカランダ指板にローズウッ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Home In My Shoes)
2021-09-03 08:37:05
バスウッドって、「割り箸に使われてる」って何かで読んだのがものすごイメージを悪くしてしまいました、私の場合(*´ω`*)。事実は事実なんでしょうけど、端材とそうでないものは違うだろって思いながらも、やっぱ印象は悪くなってしまって。

材の違い、正直全然わかりません(*´ω`*)。そもそもそんなに弾き比べたことがないし、ギターも何本も買い替えたこともなくて。

マイケルシェンカー聴いて「これがVの音なんだろうな」とか、ACDC聴いて「これがSGなんだろうな」ってイメージ持ちますが、ZEPの一枚目がテレだって今聴いてもわかりませんので、私の耳なんていい加減なもんです(*´ω`*)。

あ、吉幾三の「俺さ東京行くだ」のイントロはストラトだと思うのです、太郎さんいかがでしょうか?
返信する
むかし・・ (Call_M)
2021-09-03 11:29:14
太郎さんお久しぶりです。
かなり昔、1986年くらいですか・・
イケベの店員さんとの会話でバスウッドの話になったんですが、その店員曰く。
「バスウッドなんてただの合板だよ。」
と衝撃的なことを言われました。
確かに名称的に似てはいるのですが
その店員が言っているのはバスウッドではなく
ベースウッドの事を言ってるんだと後でしりました。
当時の店員さんって今の人達と違って、
ちゃんとした知識の無い伝手で店員やってる人が結構いて、良く調べもせず自分の経験と予想だけで客に話す人が多かったです。
言葉は悪いんだけどよく騙されてたなあ。
まあその店員さんは数年後居なくなっていましたね(合掌)

で、バスウッドですが個人的には木の鳴りの癖が無くPUなどの音が素直に出る木材ですよね。
メタルなどの音楽には最適なのかなと思います。
でも個人的にはやっぱアルダーのほうが好きかなあ?
返信する
Home In My Shoesさん (太郎)
2021-09-04 19:11:40
そうなんですか!えーっ!?割り箸?
バスウッドってたしか国産では無いですよね?北米のイメージでした。
私も最初のギターの悩みやコシ、クリーントーンの薄さであまり良いイメージは無かったです。
ただ、造るギターの型にもよるのかな?とか。
ペイズリー柄のサイケテレキャスがまだフェンダージャパンで生産されてた頃
最終的にアルダーやアッシュからバスウッドになりましたね。弾いた事無いんで想像付かないんですが。
ZEPのテレキャスの音は「コミュニケーションブレイクダウン」が顕著かな?と感じます。
と、吉幾三とは∑(゚Д゚)改めて聴きましたがストラトのハーフトーンに感じます。
返信する
Call_Mさん (太郎)
2021-09-04 19:27:55
お久しぶり御座います。
80年代、カタログに書かれている材質やら何やら
結構デタラメなモノもありまそたね。PUはダンカン!としか記載されてなかったり。
ベースウッドとバスウッドとのごっちゃ混ぜとは‥。
かなりのデタラメ感ですね。80年代は押し付け系店員さんも結構多かった反面
凄く親身で親切な人も多かった記憶もあります。
某大型店意外では楽器関係無経験者はバイトでも採用してくれなかったですね。
90年代にかなり変わったかな?この頃ターンテーブルやサンプラーが半分以上だったり。
バスウッドはPUや色んなパーツの音が素直に表現される木材でもありますよね。
ジャクソンなんかはいち早くバスウッドを採用して自社PUとマッチングさせてる感しました。
某楽器屋店員さんと話した時、ESPにオーダーメイドしたギター使ってます、
バスウッドにEMG!コレがセッションに一番ラク!と言っていたのが
かなり印象的でした。エディーヴァンヘイレンがAXISにチェンジした時
楽器屋で試奏して驚きました。ローが薄くて。ただ5150アンプが出来た事で
美味く中和されるのかな?と。そういえばシャーベルのテーピングエディーモデル、
バスウッドでも高額で、そして良いギターでしたね。
PEAVYにウルフガングの新バージョンが出た時、歪ませる事を大前提で造られてます、と
メーカー側が動画で話していたのが印象的でした。
返信する

コメントを投稿

楽器」カテゴリの最新記事