ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

チェリッシュ「ペパーミントキャンディー」

2024年06月01日 | 音楽
チェリッシュの事書いたのはブログ開設の18年前頃かしら?
ひぇ〜!そうすると、間も無く20年!?
えっ!07年はそろそろ20年前の話し!?04年が20年前!?
やつれた以外、大して変わっていないぞワシ!!!と
書いていて恐ろしくなって来ました。

本題は‥えっとーもっと昔、
そろそろ50年前の話しですか?
(クラクラする)
転勤で当時和歌山市に住んでおりまして、南海特急で難波迄、1時間とは云え
今思えば大らかな雰囲気というか。
現総理大臣暗殺未遂事件が有った和歌浦港のエリアだけど秋葉山という山の近い雑賀という
場所に住んで居ました。うん、ここで剣道始めたのだった。
クラッシックなイメージの父が好んでチェリッシュのカセットテープを
車で流しておりました。父の下手な怖い運転で。
えっちゃんの声とキャラを好んで居たのですな。
大阪、神戸エリア育ちの私は、もっとディープなローカル、
ディープサウス?へとドライブする34歳にして免許取り立ての父が
下手な運転をする軽自動車に男3人、女は母1人という
むさい男社会を嫌う私の車の車内で響く
えっちゃんの綺麗で情緒的な切ない歌と曲は
今でも脳に焼き付き、普段女の子とばかり遊んで居た様な私に
男社会の車中で流れる綺麗なえっちゃんの歌は虚しいというかトドメを刺す様な‥

う〜ん、好きでも嫌いでも無い子供の頃、良く聴いた音楽は
今でも脳に植え付けられ、逆に聴くと素晴らしく綺麗で切ない音楽なのですよね。
水頭症の手術が控えているアルツハイマー認知症の父に環境音楽の様な?
少しでも気持ち良くなる様にとチェリッシュ探していたら
当時聴いていた曲達のオールスターズベスト盤がYouTubeに上がっており
先日、初の夜中徘徊捜査でくたびれている私にとって癒しのチェリッシュでした。
(たった今、また一悶着。最近深夜徘徊が起き)

情緒的な曲が多いチェリッシュに(ジャパニーズフォークかしら)
とてもアメリカナイズされた曲というかイントロから
ウエストコーストなギターとブルースハープ、ファンキーでワウがかかったギターソロと
改めて聴くと意外なアレンジでした。
翌年、イーグルスの「ホテルカリフォルニア」が世界中で大ヒットするし
時代はウエストコーストが流行っていた頃でしょう。



「だから、ルルル、おじさ〜ん、ペパーミントキャンディー下さいね」
と何とも印象的な歌詞で当時の流行歌の様な。
今の時代には書けない歌詞ですね。トレンドというか時代背景が違いすぎる。
今もし、この曲を表現出来る若い女性シンガーが居らしたら是非聴いてみたい。
当時の子供には「ペパーミントキャンディー!?」「何て変な曲だ」と
思わせる程に歌詞のインパクトが強い。
しかし‥そこに気を取られていた所
ウエストコーストなアコギ、ブルースハープ、クラビ、ワウワウのファンキーなギターソロ
チェリッシュ夫婦の歌に凄く馴染んでいる。
ニクいアレンジです。
曲のリズムもドゥービーブラザーズの「Listen To The Music」の様で。

他の代表曲も素晴らしい曲ばかりでまたリピートして聴いてみようと思いますが
「認知症患者さんと昔の話しをしましょう」と対処マニュアルがあるように
ある程度の年齢になった時、幼少時の曲を聴いてみると
ノスタルジックな気持ちになるモノです。

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