1月末頃に井戸水を使用した浅井戸用ポンプPG-203A が故障して点検をしました。
過去に自宅用に使用していましたが現在は家の外廻りに5ヶ所飲料以外に使用。
他に離れた作業小屋に200Vの高圧ポンプがあり農業用のため飲料水に使用していません。
自宅内の飲料等は公営水道を使用のため急ぎで対応することなく合間に点検。
点検すると井戸水を吸い上げる鋳造で作られた自吸ケースが割れていました。
最近は樹脂製で作られており錆対策がメインでさらに弾力があると思われこんな割れ方は無いと思います。
原因は水道の電源プラグが抜けており強い風か、または家内が触って抜けてしまったようです。
そのため夜間冷間時に凍ってしまい破裂して手前の2ヶ所ボルト部分が役に立っていません。
部品の代替品はなく松下製PG-203Aと同じ中古品を近所の井戸ポンプ集めている家からPG-208Aを5,000円で購入。
モデルは浅井戸用単相100V出力200W のPG-208A-> PG-203A-> PG-205A -> PG207A(現行)のものでした。
早速上部のケースを外して合わせてみると破損したもの同じで本体交換でなく自吸ケースのみ交換。
さらに何年か前に交換した羽根車を見ましたが多少中心部が摩耗していたので20mm水道パイプのカット分で中心を囲みハンマーで軽く叩くと少し奥に入りケーシングカバーには当たらなくなり、少し厚みが減ったOリングはそのままとしました。
確認作業1
呼水口栓にいっぱいに水を入れてポンプを廻しましたがいつまで経っても空気交じりの水が汲み上がるため15分ぐらいそのままにしても変化なし。
当然逆止弁弁ブタを開けても水はありません。
その後何度やっても同じなので井戸から吸水管がどこか破裂して空気を吸っているのではないかと判断して翌日に朝から井戸からのパイプを約6m 20~30cm土堀りを行いました。
確認作業2
パイプを見える状態にしてポンプを廻しましたが同じように空気交じりの水が汲み上がるため井戸までパイプを目と音で確認しましたが特に異常なし。
消去法で考えるとPG-203Aポンプが怪しいことになり吸水管からケーシングまでのタンク内のパイプが破裂して空気を吸い込んでいると判断。
PG-203A -> PG-208A に交換となりました。
確認作業3
PG-208Aを交換前に正常に動作するか事前テスト。
少し大きいタンクに水を一杯入れて、PG-208Aの吸水管に短い水道ホースをテープ止めしてテストすると何と問題なく吸い上げされ、吐出側より水が出ましたのでこのポンプは問題なしと判断。
吸水管、吐出管もそのままで交換なので簡単。
確認作業4
各部を取り付け呼水口栓に水を入れてポンプを廻すと20秒ぐらいは空気交じりでしたが水が吹き上がりOK。
近くの蛇口を開けて問題なく出るようになりOK。
暫くしてポンプモーターが停止確認OK。
再び、蛇口を開けてポンプモーターが動きだしてOK。
3回繰り返して開始/停止動作OK。
井戸から吸水管まで土を被せてひとまず終了。
まだ問題が残っていました。
凍結防止策として、ポンプの保温として外気温が5℃近くになるとサーモスタットが作動して内臓の凍結破損防止装置でケーシングを温めましたがモデルが一つ前のためなく白熱電球で温めるというシンプルなものでした。
そのため外気温など関係なく継続して点灯しているため電気代が無視できません。
確認作業5
そのためPG-203Aに付いていたサーモスタットを外して本当に5℃近くになると機能するかテスト。
サーモスタットよりLED電球を付けて夕方より温度計を見ながらテストしましたが点灯しません。
分解してみると接点にバリのようなものが付いておりこれが原因と思われ接点をキレイにしてから再び組み直してテスト。
今度は夕方に点灯してひとまずOKと思いましたが触っていると突然消灯しておかしいと思いそのままにしてもいつまで経っても点灯しません。
再び分解したのですが原因が分からず。
部品の丸いバイメタルが何かあやしい。
組み上げて接続すると今度は点灯したので自宅の温かい部屋に持っていき消灯すればOKとなるはずでしたが何時まで経っても消灯しません。
おかしいと思いしばらく前後、上下していると突然バシッと音が出て消灯しました。
結論としてこのサーモスタットは不安定のため使用は中止。
近くの電気店に共用部品のサーモスタット 36-43P-8025 1,900円で注文。
部品が来るまで夜間のみ電球ソケットに説明書通り60Wの白熱電球を点灯させて暖を取るようにしました。
電気店に話をするとこの辺では20Wでタンクカバーを付ければ問題なしと言われましたが今時20W等売ってないため40Wに落としました。
但し、PG-208A中古購入時ポンプカバーが無かったためPG-203Aのものを使用していますがピッタリしないためカバーの下側付近に多少隙間があり仕方がありません。
部品は3日で届き早速交換作業へ。
部品の動作テストはしません。
サーモスタットは当初タンクカバー内に置こうと思いましたが白熱灯で暖かくなってしまうため点灯/消灯を繰り返すだろうと判断。
電源コードと一緒に雨が影響しないコンセントの所まで延長。
さらに夏場などはまず動作はしないと思いますがON/OFFスイッチを付けました。
夕方寒くなりポンプの所へ行くと明かりがカバーから洩れて点灯しているのを確認。
これでひとまず使用できますがPG-208Aは所詮型が古くダメになるだろうと思い、合間にネットや中古家さんでPG-205AまたはPG-207Aを探す予定。
新品ですと10万円前後するためです。
追記(2/13)
やはりポンプがむき出しのため全体をカバーする小屋風のものを作りました。
基本はお金を掛けない方針のため昔の木製で「田植え用の稲箱」が山のように余っているため利用しました。
サイズ的にピッタリで繋ぎ合わせて上、左右、前上部のみ、さらに雨でも濡れて染み込まないようにしました。
内部はタンク上部に古くなったカーペットで包み少し暖房となります。
過去に自宅用に使用していましたが現在は家の外廻りに5ヶ所飲料以外に使用。
他に離れた作業小屋に200Vの高圧ポンプがあり農業用のため飲料水に使用していません。
自宅内の飲料等は公営水道を使用のため急ぎで対応することなく合間に点検。
点検すると井戸水を吸い上げる鋳造で作られた自吸ケースが割れていました。
最近は樹脂製で作られており錆対策がメインでさらに弾力があると思われこんな割れ方は無いと思います。
原因は水道の電源プラグが抜けており強い風か、または家内が触って抜けてしまったようです。
そのため夜間冷間時に凍ってしまい破裂して手前の2ヶ所ボルト部分が役に立っていません。
部品の代替品はなく松下製PG-203Aと同じ中古品を近所の井戸ポンプ集めている家からPG-208Aを5,000円で購入。
モデルは浅井戸用単相100V出力200W のPG-208A-> PG-203A-> PG-205A -> PG207A(現行)のものでした。
早速上部のケースを外して合わせてみると破損したもの同じで本体交換でなく自吸ケースのみ交換。
さらに何年か前に交換した羽根車を見ましたが多少中心部が摩耗していたので20mm水道パイプのカット分で中心を囲みハンマーで軽く叩くと少し奥に入りケーシングカバーには当たらなくなり、少し厚みが減ったOリングはそのままとしました。
確認作業1
呼水口栓にいっぱいに水を入れてポンプを廻しましたがいつまで経っても空気交じりの水が汲み上がるため15分ぐらいそのままにしても変化なし。
当然逆止弁弁ブタを開けても水はありません。
その後何度やっても同じなので井戸から吸水管がどこか破裂して空気を吸っているのではないかと判断して翌日に朝から井戸からのパイプを約6m 20~30cm土堀りを行いました。
確認作業2
パイプを見える状態にしてポンプを廻しましたが同じように空気交じりの水が汲み上がるため井戸までパイプを目と音で確認しましたが特に異常なし。
消去法で考えるとPG-203Aポンプが怪しいことになり吸水管からケーシングまでのタンク内のパイプが破裂して空気を吸い込んでいると判断。
PG-203A -> PG-208A に交換となりました。
確認作業3
PG-208Aを交換前に正常に動作するか事前テスト。
少し大きいタンクに水を一杯入れて、PG-208Aの吸水管に短い水道ホースをテープ止めしてテストすると何と問題なく吸い上げされ、吐出側より水が出ましたのでこのポンプは問題なしと判断。
吸水管、吐出管もそのままで交換なので簡単。
確認作業4
各部を取り付け呼水口栓に水を入れてポンプを廻すと20秒ぐらいは空気交じりでしたが水が吹き上がりOK。
近くの蛇口を開けて問題なく出るようになりOK。
暫くしてポンプモーターが停止確認OK。
再び、蛇口を開けてポンプモーターが動きだしてOK。
3回繰り返して開始/停止動作OK。
井戸から吸水管まで土を被せてひとまず終了。
まだ問題が残っていました。
凍結防止策として、ポンプの保温として外気温が5℃近くになるとサーモスタットが作動して内臓の凍結破損防止装置でケーシングを温めましたがモデルが一つ前のためなく白熱電球で温めるというシンプルなものでした。
そのため外気温など関係なく継続して点灯しているため電気代が無視できません。
確認作業5
そのためPG-203Aに付いていたサーモスタットを外して本当に5℃近くになると機能するかテスト。
サーモスタットよりLED電球を付けて夕方より温度計を見ながらテストしましたが点灯しません。
分解してみると接点にバリのようなものが付いておりこれが原因と思われ接点をキレイにしてから再び組み直してテスト。
今度は夕方に点灯してひとまずOKと思いましたが触っていると突然消灯しておかしいと思いそのままにしてもいつまで経っても点灯しません。
再び分解したのですが原因が分からず。
部品の丸いバイメタルが何かあやしい。
組み上げて接続すると今度は点灯したので自宅の温かい部屋に持っていき消灯すればOKとなるはずでしたが何時まで経っても消灯しません。
おかしいと思いしばらく前後、上下していると突然バシッと音が出て消灯しました。
結論としてこのサーモスタットは不安定のため使用は中止。
近くの電気店に共用部品のサーモスタット 36-43P-8025 1,900円で注文。
部品が来るまで夜間のみ電球ソケットに説明書通り60Wの白熱電球を点灯させて暖を取るようにしました。
電気店に話をするとこの辺では20Wでタンクカバーを付ければ問題なしと言われましたが今時20W等売ってないため40Wに落としました。
但し、PG-208A中古購入時ポンプカバーが無かったためPG-203Aのものを使用していますがピッタリしないためカバーの下側付近に多少隙間があり仕方がありません。
部品は3日で届き早速交換作業へ。
部品の動作テストはしません。
サーモスタットは当初タンクカバー内に置こうと思いましたが白熱灯で暖かくなってしまうため点灯/消灯を繰り返すだろうと判断。
電源コードと一緒に雨が影響しないコンセントの所まで延長。
さらに夏場などはまず動作はしないと思いますがON/OFFスイッチを付けました。
夕方寒くなりポンプの所へ行くと明かりがカバーから洩れて点灯しているのを確認。
これでひとまず使用できますがPG-208Aは所詮型が古くダメになるだろうと思い、合間にネットや中古家さんでPG-205AまたはPG-207Aを探す予定。
新品ですと10万円前後するためです。
追記(2/13)
やはりポンプがむき出しのため全体をカバーする小屋風のものを作りました。
基本はお金を掛けない方針のため昔の木製で「田植え用の稲箱」が山のように余っているため利用しました。
サイズ的にピッタリで繋ぎ合わせて上、左右、前上部のみ、さらに雨でも濡れて染み込まないようにしました。
内部はタンク上部に古くなったカーペットで包み少し暖房となります。