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クラウド・メモ(備忘録)

気が付いたことなどメモ代わりに掲載

刈払機の駆動シャフト修理

2016-07-10 08:29:01 | その他
刈払機の修理をしました。

4台あり普通のチップソー、ナイロンコード、100V電気式、今回壊れたのは小枝、竹用チップソーで一番古い機器で余り気にせず使用していた排気量が一番大きいものでした。

今年2回目になりますが雑木林の草、小枝、シノ類の草刈を行っている時に突然カラカラとうなるような異音が発生したためエンジン停止しました。

場所はパイプの中間付近で危険なため作業を中止しました。
翌日朝から点検としてエンジンを掛けましたが特に問題なし。

何だろう?
再びエンジンを掛けてチップソーを実際に草刈と同じように下側にして1分ぐらい様子を見ていると突然昨日の異音が発生。

耳を当てて何処から発生しているかと確認すると肩掛けベルトの引っ掛ける所付近と判断。
エンジンを止め駆動シャフトがオカシイとまず思いました。
なぜかと言うとこの刈払機は小枝、シノ切断用のため作業中枝や切り株に当たりキックバック結構しています。
また木の根元に刺さり停止する時もあります。

そのようなハッキリ言って非常に悪い使い方をしている一番古く処分するのはまだ早いと判断したものでした。
そのため駆動シャフトが曲がったか、パイプ内が損傷したと判断しました。

分解するとパイプ内に4箇所のシャフトを中心にする部分がありシャフトを見るとスリ傷はあるものの特に大きな音を出した傷とは考えられません。

分解ついでにクラッチも確認しましたが問題なし。

ひとまずグリスアップして組み立て、再びテストするとやはりカラカラと異音が発生します。

何だろうか。
先が見えないことを考えるのは楽しいです。

分解した状態で各部品をジックリ見ていましたが分かりません。

仕方が無いのでチップソー側のシャフトを出したまま、エンジンを掛けて様子見としました。
始動後は特に問題がありません。
少し下側に向けて見ていると再び異音が発生、その状態を見るとシャフトが1cmぐらい突き出ていました。

回っているシャフトを押し戻すと異音が消えました。
また暫くそのまま見ていると再び異音が発生して、シャフトを押し戻すと異音が消えました。
この状態で異音が発生することが判明。

シャフトが回転してチップソー側にずれた時に発生することが分かり、1cm以上もずれるよう仕様となっています。
エンジン側を外してシャフトの先端をジックリ見ると約1cmギザギザの溝が見事に削れて擦れて機能していません。
この部分で擦れて異音が発生していると判明。

本来はもし駆動シャフトがダメならば異音と同時に振動あったはずなのに主に異音だけだったことに気が付かなかったことが最大の失敗でした。

しかし対応としてどうするかと検討。
まだ5mmぐらい残っている溝を常に有効にするためにはパイプを短くすれば良いと判断。

エンジン側のパイプを1cmでなく0.75cmと気持ち切断。
パイプとクラッチがあるエンジン側の抜け防止の穴も0.75cm前をドリルで穴あけ。

写真は2つ穴とシャフトの先端部分です。

取付けエンジン始動後暫く様子見ても異音は発生しなくなりました。

がひとまず応急処置であって今後継続して仕様には無理があるため近くのみのりに行き部品を見積もり依頼。

お店では古い機種のため期待しない方が良いと言われましたが半分諦めていました。

夕方、雑木林は以前の刈取り途中なので再開して完了。
今度は1.5cm程度の小枝程度の切断までとして少し気にしながら作業しましたが異音は当然発生しません。

作業終了後、お店より電話があり部品は残っていたということで新品を買うのは勿体無い、また愛着があり何より最近のフレキブルシャフトでなく普通の鉄のシャフトのため1cmぐらいの枝も気にせず切断できます。

注文し2日でシャフトは来ましたが日曜日より長野県下栗の里、苗木城址、岐阜県モネの池、その他に行くため帰宅後交換となります。

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