今回しばらくぶりに再開しますが不安定ならば止めます。
季節はズレましたが農機具とします。
県内で特殊なコメを作っているため機械が壊れると他のものに代替えできないため古いコンバインR1-211を点検修理を繰り返し使用していましたが特にトラブルもなかったのですが3年ぐらいにベルトにヒビがあり点検してもらうと既に部品はないと言われ、しばらく待っていると見つかったという連絡がありました。
国内の部品在庫を探して貰い最後に残っていたもので何とか対応してくれました。
整備士は年配の営業所長で古すぎて若い人では無理ということでしたが本社に春から異動になり整備する方がいなくなり少し焦りました。
約30年経過のため構造と作業手順が違うと言っていました。
< 機種選定 >
そのため異動直前まで中古コンバインを探して貰い、機種は3条刈で年代別で20~23馬力
AR320(03~06)、ARN320,323(06~10)、ER320,323(11~ )、KR321(21~ )
新しいのは価格が高いのでまだ部品が残っているARNにしました。
希望として余り使用していないARN323を探して貰いましたが3条刈は人気のため見つからず。
電話がありARN323でなくARN320ならばあると言われ営業所は近所なので現物確認。
使用時間は153hで外見も綺麗でしたがディバイダが付いていません。
聞くと前所有者が前方にあったKR321にディバイダを付け替えしたため外されていました。
値引き交渉しましたが他に欲しい方が何人もいるため諦め新規ディバイダを付けて購入。
基本的な点検・整備され6月下旬に納車されましたが確認も含め点検・整備となりました。
9月の稲刈りまで少し涼しい時に各部の再清掃と点検・整備となり整備士を信用していない訳ではありませんが機械類は故障時自分で修理ができるかどうか確認が必要だと思っています。
< 再清掃と点検・整備 >
正式にはARN320GDXWとなり一般的なモデルで合間にゆっくりと行い気になる所は2~3度確認。
ドラム内、1番、2番スクリュー付近は特に清掃を行い他のモミと混在を防ぐためで数年毎に約2万円のDNA検査を実施。
・エンジン始動とレバー、スイッチ、モニター等の基本動作確認
・各部ネジを外して清掃時……数粒モミがグリ-ス等に付着
・集中注油のノズル吹き出し確認
・各部の注油、グリースアップ
説明書と場所が曖昧時は低い椅子に座り、構造と動きをしばらく見て考えていると何のためにあるのか見えて来ます。
それでも不明の時は何点かまとめてクボタに電話して確認。
整備士の方に点検してもらいましたが各部のNGは
・ミッションオイル点検では規定より不足しているため約0.5L?補充
・こぎ胴駆動ケースは開けてオイル確認の形跡なし
・フィードチェーンケース駆動オイルも開けてオイル確認の形跡なし
・テンションローラは開けた形跡なし、右側がグリース不足のため少し固着して回転ムラ
・ディバイダ先端の高さが水平でなく1~2cmズレのため調整
< 機能追加 >
本番の9月になり刈上げ高さにやはり不安があり考えました。
営業に来てもらいサポートスプリングホルダ付近を固定する案等は止めた方が良いと判断。
なお、刈上げ高さはARN323では自動でしたが個人的に余り信用していません。
知り合いの自動調整のあるコンバインで実際に稲刈りをしましたが凸凹の盛り上がった泥土を食い込んでいました。
以前のR1-211は高さ約8cmで絶対に下がらないようにボルトで固定していたので一度も泥土が付着しないため刈刃部は切り屑だけでした。
固定前は何度も盛り上がった泥土と一緒に刈込して詰まって手作業でモミ抜き出していました。
そのため固定後は最初一番下に下げて一度も詰まることは無くなりました。
ARN320を見ながら検討後以下の対応。
最初に垂直の紐を下げてマーキング
・先端を地面に設置した(左側の印)
・先端部8~10cm上げた状態(写真のように右側の印)
次に少し下がった所に移動して刈取部先端がさらに下げると2つのサポートスプリングホルダはダンパの役割で凹み、先端を上げると出てきます。
楽刈フィット機能は良いですがそれほど恩恵はないかな。
SFワンレバー(操作レバー)で刈取部を上げたり下げたりしているとメーターカバーと右端の刈上げカバーが上下してる変化するのを利用することに気が付きました
高さの変化が分かるようにガムテープ止めて両方にプレートを貼り付け、刈取部先端が8~9cmの所でどちらも水平になるようにマークしました。
この黄色 ===== を運転席から見て水平に合わせると高さ8~10cmなります。
< 稲刈り本番 >
最初のほ場では進入口が水門があるため左3条残して逆進入の中割りで対応。
本番で心配でしたが進入時は前側が下がり過去に土の中に先端を食い込んだ嫌な記憶がありましたが今回は刈取部を上げてゆっくりと入り、刈取り先頭で下ろし8~9cmのマークに合わせ刈取り開始して数m進み確認すると結果OK。
中割りそのまま進み、畦に突き当りで逆123刈りでも下げた時の高さマークを見ながら行うことにより凄く楽になり、反転して通常の左回りとなり90度切り返し時も盛り上がった泥土を見ながら刈取り直前にマークに合わせることが可能となり以前と同じように楽になっています。
今回は泥やワラが詰ったり、こぎ胴を開けることは一度もありません。
但し、前日が小雨のため湿気のある倒れた稲を刈取りしているとエンジン負荷が掛かり、後ろを見るとカットされないワラがそのまま吐き出されて止まったまま考えました。
最初何かを操作を間違ったかなと思いましたが説明書で長さが不揃い時、倒状稲を刈取時は「こぎ深さスイッチ」を自動から手動に切替えて、浅く調整すること を思い出して設定後問題なく作業続行。
作業時間も機械良くなったため従来の2/3に短縮。
稲刈り終了後の保管時にバッテリカットターミナルを付けてバッテリー劣化防止としています。
== 文面先頭にあったもの ==========
理由は原因が分かりませんがGoogleやYahoo検索するとリンク先が過去の関係ない所になっており
数回続いたため調べましたが原因不明。
新規投稿時はHTMLエディターでなくTEXTエディターのみ使用していたのが悪かったのか。
最近Gooの投稿するプログラムが不安定のような記事がありそれが原因だったのかも知れない。
検索してみると動きが少し変化しており以前はカテゴリーは一致していましたが全く別なものにリンクしており最近はカテゴリー一覧にリンクしていました。