ちびが、不調の時はウェットフードがメイン。
医師からは早めの輸液を勧められたけど、できるだけ自力で食べて欲しいのも事実。
胃腸に負担が少なそうな、高齢猫用の缶詰。とろみ付きで飲み込みやすそう。
はい、召し上がれ。と差し出す。そこでやはり、ちびらしいのだけど
見つめてるだけじゃ、栄養にはなりません
見慣れぬ物、嗅いだことない匂いの物は、たとえいい匂いだろうとも、すぐに口はつけぬ警戒心の強さ。
そこで・・・
「ちびさん、これは食べ物です。それも多分、美味しいやつです」
と言いながら、スプーンの先にちょっとつけた汁を、胸元へくっつける。
こんな事されたら、頑固なちびとはいえ、否が応でも何とかしなければいけないでしょ?
嫌々ながら、毛についた汁を舐める訳ですね。
そこでやっと「・・・食べられるみたいだわ」と、なる。
ほら、口に入れたら、いつものゴハンより断然美味しいでしょ!
と、私の作戦は成功したかのように思えた。が、しかし
あろうことか、上澄みの汁だけ全て舐め、具はしっかり残すちび。
この技、フォローさせて貰ってる29q家のキーちゃんの専売特許と思いきや
ちびも、全く同じ事をっっ💦
技のコツとか、猫の回覧板でも回ってんの?! と言いたいくらい。
ちょっと前に比べても、どんどんお残しスキルが、上がってる気が💧
綺麗に汁気だけ舐めて、残るのはカスッカスになった具が( ゚Д゚)
それも、まあまあ量あるよ? 喉に詰まりそうなくらい、汁気無くなってるし。
・・・ある意味、器用だ。
そんな仰天技を炸裂させている、真っ最中のちびの横では
「いっぱい具が残ってるっ! それ僕食べるーー♪」
一人ワクワクと盛り上がってる男、むぎ。
今か今かと、あまりに楽しみ過ぎて、軽くボディプレス。
「むぎは食べちゃダメー。今より太ったらどうすんの?!」
多分、監視してなけりゃ、横取りしちゃう・・と思う。
最近、以前にも増して、にゃん達の食事中は、目を離せなくなったなぁ。
┐(´д`)┌ヤレヤレ