不意打ち

真夜中。勿論、人間は寝てる時間。

むぎコタも私の傍でぐっすり。

なのに・・・

どうやら定期巡回しているよう

深夜の家庭内パトロールは、男子達でなく、ちびが担っているみたい。

まぁ、ちょっとした事で目覚めるのは、ちびが一番早いもんねぇ。

恐らくついでに水飲んで「さて、私ももうひと眠り」と

私の布団に入ろうか・・というタイミングだったと推測

すぐ布団に入らずに

どうして?!  (゜.゜)

この一撃で、私も目が覚める。・・けど寝ぼけてる

そんな私に、ちびは躊躇なく波状攻撃

ぎゃーー💦

※人獣共通の感染症もあるので、チュー💋してはいけません

ちび的に、私の口が気になったのか

口をこじ開けるみたいに、湿った鼻を無理矢理突っ込んで

鼻息を吹きかけてくる

「・・・人工呼吸とか、いらんっ;つД｀)」

どんなに熟睡でも

ありえない悪夢でも

確実に目覚めさせてくれる、ちびのダイレクト鼻息

最悪・・いや、最強

これで私を起こして、自分はしれっと寝るんだからねぇ

なんだろね? 私は何かの訓練させられてるんでしょうか?

(-_-メ)

ヘイ! 彼女～

私が仕事で外出中

家で仕事のダンナが、休憩で一服しようと、庭に出た時の事

タバコ吸いつつ、外からリビングの窓を見たら

めっちゃ鳴いてたそうな

でもダンナを見て鳴いてる訳では無く、全然違う方を見て鳴いてたらしい

窓辺には猫ベッドも置いてあり

むぎはコタを不思議そうに眺めてたとか

その間もコタは目線を移しつつ、鳴き続ける

不思議に思ったダンナ、コタの視線の先を追うと

どこかの黒猫さん、我が家の庭を通過しようとしてた

つっきろうとしたら、ダンナが出て来たので、行くに行けなくなったっぽい。

コタは早々に、気配に気づいたのでしょう。

で、鳴いてたって訳ですな。

ダンナ曰く「むちむちして、まあまあ体格のいい黒猫だった」そうな。

その話聞いて、私は即「あら、肉感的な女の子だったのね～」

(・´з`・)

と言ったら、ダンナは不思議がる。

「なんですぐ女子って思うの? 結構大きい猫だったよ？」と。

何故って?  答えは簡単!!　( ※ 特にコタは)

態度で一目瞭然

通ったのが♂なら、即、戦闘スイッチオン。

その迫力に、間違いなく傍にいるむぎは、逃げるはず。

どっこい、♀の場合

呆れる程の猫撫で声。いつもよりソプラノ度増し増しで

要は「ナンパ❤」モードON

コタは女の子には甘いのです(￣▽￣)

「そっかぁ、コタはむちむち肉付きのいい女子も、好みなのね～。

じゃ、母ちゃんも好きかぁ♡よしよしヾ(・ω・｀)♬」

などと、ほざいていたら

「・・・いや、黒猫は若かったんじゃ・・・」

と言いかけて止めたダンナ。

分かってらっしゃる(笑)

いちゃいちゃすなっ

リビングのド真ん中に、ちびとコタがいて

「ねぇね、僕ちん暇なんだにゃ」

コタは遊びに誘う時、必ずころんと寝転がりお腹見せて

「これは喧嘩じゃなくて、遊びだよ～」

とサインを送ってるように見える。なんか犬みたいね💧

ここまでは良いのだが、仰向けのまま手を伸ばし

ちびのアゴに手をぺちぺち。

「あらやだ、なんかアゴクイッに見えるかも(〃ﾉωﾉ)」

・・・私の少女漫画な妄想は置いといて

「ほれほれ、かかってこいやぁ」

ボクサーがノーガードで挑発するアレ。コタったら、女帝相手にいい度胸。

最初は静観してたちびですが、徐々にイライラメーターが上昇し

ついにメーターMAX!  で、・・・

両手使ってるけど、明らかに手加減してる

いつものキレッキレのパンチじゃなくて

「んもぅ、しょーがないんだからっ・・・めっ!!❤」

って感じ(・_・)

どうやら私はリビングで、2匹がイチャイチャするのを

見学させられたようです(｡-_-｡)

「やぁねぇ、いい大人なのに～。見てるこっちが恥ずかしいわぁ」

若くはないちび＆コタですが、相性はなかなか良いらしい

そういう気持ちのハリって大事よね～(*´艸`*)

マネしちゃだめ

むぎが毛繕いしてる。

フサフサ長毛なので、手間がかかりそうだなぁ

でも、むぎはテキトーっぽいので、大変には見えない。

顔周り、お手々と続いて

珍しくちゃんとやってる～

当たり前だけど、手足の指の隙間までフッサフサ。

普段はクリームパン型のあんよですが

お手入れの時だけは

指の間の毛、カミカミしてます

口で引っ張って噛み切ったり、抜いてるように見えるんだけど

痛くないんかね?

器用に体勢を変えつつ、お手入れしている姿を見てて

「私もストレッチがてら、同じ格好してみっか」

と思いつき、めいいっぱい伸ばした足を上げて・・・

すごい勢いで足つったわぃ

猫ってすごいな(;´Д｀)

ビキビキした足をさすりつつ、歳を感じる。

「人間は猫と違います。急な動きはやめましょう」

あ・・普通はこんな事しないか(笑)

ちびのお返し

日々のルーティンで、ちびのブラッシング。

一回ではなく、一日数回。

ちび自身も・・・

甘え声とゴロゴロが止まりません♪

ただ、このブラッシング、ちびも嫌いじゃないのに、そう長い時間はできない。

ある程度時間が経つと、ちびから

やおら立ち上がり、駆けて行く

行き着く先は決まって

コタにまっしぐら

ちびさん、自分がブラシにある程度満足すると

どうしてか、コタにお返しせずにはいられないらしい。

お互いにグルーミングって、挨拶とか親愛の証だと思うんだけど

「いや、ちびさんをブラシしてるの私よ?(・_・)」

転嫁行動ってやつなのか?  ターゲットはいつもコタ。

コタにしてみたら、通り魔的毛繕い

こっちの都合完全無視な訳で

寝た子を起こす毛繕い。

コタの昼寝を邪魔した挙句

「じゃあ僕ちんも、お返しに・・・」と

渋々ちびに毛繕いしようとしても

そんなの全くお構いなく

私が満足したら、それでいいんだもの💛

この後、最初に戻り、再びブラシスタート。

コタも色々大変よねぇ(笑)

ちびのマイペースっぷり、昔からだけど

弟分が寛大で良かったって、つくづく思うわ～(;´∀｀)