怪しい隣人 ~ウルトラ怪獣ソフビ~

保有している バンダイ ウルトラ怪獣ソフビを中心にご紹介!

サンダーキラー type-A

2020-03-06 00:00:26 | Others
今回ご紹介するウルトラ怪獣ソフビは、エレキングとエースキラーが融合した “ベリアル融合獣 サンダーキラー” です。


サンダーキラー写真。
他に類を見ない薄紫色の成型色が魅力的です。
また金色塗装の頭、手や肩、そしてアンテナ基部の黄緑色のワンポイントが良いー。
さて、問題です。
マガバッサーで紹介しましたが、これは本家? 分家?、さぁ、どちらでしょうか?


サンダーキラー集合写真。
実は、はじめの写真は、中国で売られていた分家でした。
左から日本で売られた“本家”、中国で売られた“分家”です。
マガバッサーと違い、同定しにくいですよね。
単体での紹介なら、普通にタグが外れているサンダーキラーって思います。
並べると中国で売られていた分家の方が、一回り小さいソフビであることが分かります。
2種間における最大の違いは、太腿のエレキング特有の黒模様にあります。
本家では黒模様にオレンジ色縁どりがあるのに対し、分家では縁どりがありません。


前から写真。
投稿した後に見直すと、両胸の色合いの濃淡の違いを見つけましたー。
全身を彩る金色は全く同色ですし、左手のモールドが右で少々甘いような気もするが・・・。


左側面写真。
横から見ると、モールドもほぼ同様です。横側からは分かりませんね・・・。


右側面写真。
右側面も違いはない・・・と思ったら、尾の上がり具合が違い、手前の分家の方が、上がり方が低めです。


後姿写真。
尾の付け根部分の塗装に注目です!
左の本家は、ふわぁ~っとボカシ塗装になっているのに対し、右の本家はくっきりはっきりの塗り方です。
右側面で紹介した尾の跳ね上がり方の差も、良く分かると思います。


上から写真。
頭の大きさが違うのは分かると思いますが、もうひとつアンテナ基部の黄緑色がちょっと違いますね。
本家はキラッっとした黄緑色ですが、分家はノーマルな黄緑色です。
塗りの重ね方が違うのか・・・、たぶん色自体が違うと思います。


下側写真。
マガバッサーと同じように、足裏の刻印はありません。ですので、正規ものではないのでしょうか?


タグ写真。
写真を見ると、喉や胸部分の塗装は、もっとゴテゴテとした塗りなんですね。
いつもソフビの紹介は、映像を見ず、ソフビの造形のみを見て行っております。
ですから、実物を見て、違和感を感じるものもあります(^_^;)


本家縦写真。
ソフビ探しに検索するまで、サンダーギラーと思ってました・・・。
肩のトゲがエースキラーからのもので、合体しているから、サンダーキラーなんですね。


分家縦写真。
中国では、サンダーキラーを “閃甩殺手” と書くようです。
マガバッサーでは、かなり違うカラーリングだったのに対し、サンダーキラーではあまり差はありませんでした。
マガバッサーの抱き合わせでなければ、手に入れることができなかったソフビです。
当家へお越しいただき、ありがとうございました。

ギラドラス type-A

2020-03-04 02:16:28 | ウルトラセブン
本日ご紹介するのは、前回に続きウルトラ大怪獣シリーズ5000第1弾、
昨日の朝、ドンっと震度2の地震があったのは、こいつのせい!? “核怪獣 ギラドラス” です。


ギラドラス写真。
変わった姿ですよねー、特に下半身・・・。
江戸時代の拷問、後ろ手に緊縛されて行われた “石抱(石責)” を想像してしまいます。
スーツアクターさんは、まさにそんな感じだったのかも・・・。


ちょっと斜め上から写真。
胴体部分は、けっこう皮がダブついたヤセ気味な体型なんですね。
セブンの羽交い締め写真と、ブルマァクのソフビのイメージしか頭になく、少々違和感を感じました。


頭部写真。
ネコがシャーーっと怒っている感じの顔つきをしています。
よく見ると小さな鼻の下に、猫にある ”ひげ袋” のような膨らみがー! ω ←これです!
ギラドラスのモデルは、すまん寝をしているネコなのかも??
他に類を見ない特異な形状の角が、頭部と頬部にあり、ギラドラスを特徴づけています。
頬部の管状突起は、岩を砕くのには有効そうですが、大きなものに食いついたりするのは、邪魔になりそうです。


横向き写真。
爬虫類のような敷石状の鱗で覆われた体は長く、細長い尾が体の約半分を占めています。
背中のヒレ状突起は、角のインパクトが強かったせいか、同色の明白な赤色と思ってました。
HGシリーズでは、角も背中のヒレも同じ赤色でしたもんね。
なので、私的には、やや薄い色だなぁーと感じました。


背中側写真。
前から見ると、でっぷりしている感がありましたが、後姿はなかなかのスマートさんです。


下から写真。
何だこれ?、この姿から、ギラドラスと当てるのは至難の業です。まるで恐竜戦車。
お腹のに文字が書かれていますが、made in バングラデシュ。
そしてPLEX、X-PLUS製と書かれていますので、プレミアムバンダイで購入しましたが、バンダイ製ではないようです。
なのでタイトルのtype-Aは偽りになりますが、ウルトラ怪獣シリーズを踏襲しているので、良しとしましょう。


タグ写真。
ギラドラスを代表するアングルの写真ですね。
この写真からは想像できない、まさかの脚の形状です。


マーミット桑田版との比較写真。
この5000シリーズが発売される前までは、このマーミット版が私には一番でした。
5000に比べると一回り小さいですが、これまでのバンダイ製ウルトラ怪獣ソフビとほぼ同サイズですし、造形も遜色ありませんしね。


顔の比較写真。
5000の鬼気迫る、シャーー顔に比べ、マーミット製は迫力負け、気弱そうなネコに見えます・・・。
まぁこれはマンガ版ですし、これはこれで魅力的なんですけど。

ビーコン type-A

2020-03-03 00:00:00 | 帰ってきたウルトラマン
今回ご紹介するウルトラ怪獣ソフビは、
遅らせならばのご紹介、ウルトラ大怪獣シリーズ5000の第1弾、 “電波怪獣 ビーコン” です。


ビーコン写真。
今更の紹介で申し訳ありません。
集合タグの11倍の値段するだけあって、良い造形、満足のデキです!
この怪獣、好きなんです! 高いエクスプラスのソフビで、持っている2体のうちの1体です。
顔が可愛く、全体的なフォルム、色合いも愛らしいです。


顔のアップ写真。
昆虫のような赤い複眼、真ん中の鼻にあたる部分の作りは同じですが、一回り大きくなっています。
まるで信号のような発光器官ですが、赤黄赤の配色が良いですね。
そして、ちょこんと出た2本の内向きな歯、ぽけぇーっとしてる表情、あんにゅいな雰囲気を醸しだしています。
エピソード名“怪獣チャンネル”もインパクトがありました。
今、世の中は電波だらけ・・・、ビーコンを誘導、おびき出す作戦は通じないと思います。


横向き写真。
飛んでいるときは、まっすぐな体型ですが、2足歩行時には猫背気味なんですね。
背中のトゲトゲは、五放射相称の生物“ナマコ”の疣足っぽい感じがします。
濃緑色の体色的には、沖縄などに棲むシカクナマコが近いかな?


背中側写真。
背中のトゲの彩色は白色以外は、少々淡い色ですね。
もう少し赤や青が濃くても良かったんですけど・・・、くっきりはっきり塗ってほしかった・・・。
最期、電池が切れたようにパタっと落ちて、えーぇーこれで死んだの??という記憶があります。
トゲトゲは、しっかり尖っており、大人向けのソフビですね(値段も大人向きですが・・・)。


タグ写真。
赤タグ版を模した仕様で、142番の番号をいただいているビーコンです。
振り返ると、バンダイが近年まで500~800円という価格で、
ソフビを提供してくれていたのは、かなり良心的でお買い得だったと思います。


縦写真。
身体の彫りが深く、素敵過ぎる、豪華すぎる造形です。
ちょっと本物より、胴体部分が長いような気もします。
脚の膝くらいまで届くような、細く長い手も本種の特徴のひとつだと思います。


HGシリーズ ソフビ道との比較写真。
この小さいソフビも、良い造形なんです。というか、ビーコンの造形が良いんですね、やはり。


横向き写真。
なーんかガチャピンに見えてくる・・・。


後ろ向き写真。
色合い、Very Goodです。これくらい、はっきり塗ってくれてもよかったかも、5000・・・。


縦向き写真。
アップで写すと、300円(だったですよね?)には見えない塗り、造形です。
5000シリーズをバンダイのウルトラ怪獣シリーズの延長と捉えるのなら、
これくらいの丸さがある造形でも良いのかもしれません。価格も2000円くらいで…。

大怪獣シリーズ5000、是非続けて欲しいものです。
これからも当時日の目を見なかった怪獣達のソフビ化を期待しています。
2体ずつ購入しているので、出費半端ないですけど・・・・。 ビーコン、最高!

ペガッサ星人 type-A

2020-03-02 00:15:22 | ウルトラセブン
今回ご紹介するウルトラ怪獣ソフビは、
シュモクザメのような顔つきがCuteな “放浪宇宙人 ペガッサ星人”です。


ペガッサ星人集合写真。
うちにいるバンダイ製のペガッサ星人ソフビです。
烏帽子のような丸みのある頭部がうまく表現出来てないのか、なーんか違うのよね。
大きく分類すると、2種類に分けることができます。以下、2つに分けて紹介します。


プラタグ、集合、49set、袋版写真。
左からプラタグ版(白)、集合タグ版(シール有)、集合タグ版(シール無)、49setタグ版、袋版(赤シール)とタグなし?版です。
このグループは、ブーツやパンツ部分の水色が特徴的です。
やはりプラタグ版は、他より身長が高く、また水色より白色が目立つ塗装になっています。
胸の色は、どれも同じブラッディ―オレンジ色をしています。


集合タグ~袋版。
特に色の違いは見られませんが、49set版のみ眼柄に水色塗装が施されています。
シールなし版は、お腹が白より黒が目立ちますが、個体差なのかもしれません。
この3種は、タグが付いてなかったら○○版とは断定できないですね。


3種4様横向き写真。
左からプラタグ版、集合タグ(シール有)、集合タグ(シール無)、49set版です。
横、後ろも特筆するような特徴もなく、分類の参考にはならないようです。


赤タグ版集合写真。
水色の塗装がなくなり、本物に近い色合いが特徴の第二グループです。
左2つが番号あり版、右3つが番号あり・小文字あり版です。
番号あり版は、左端は硬質ですが、左から2番目は軟質です。
硬質と軟質では、胸の色が違います。硬質:レモン色、軟質:みかん色です。
他に、これと分かる違いはなさそうです。


硬質・軟質比較写真。
左:硬質、右:軟質です。
胸の塗装で、タグなしでも軟質か硬質は判断がつきそうです。


タグ写真。
プラタグ、赤タグの写真は同じものが使用されています。


プラタグ写真
チョッキ部分~パンツにかけて、特に白く塗装されています。
身長の差でも判別できますが、比較なし、タグなしでも見分けれます。


袋版
袋版のなかでは、ややお目にかかりにくい種類です。


49setタグ版
上にも書きましたが、目に続く眼柄が水色なのが、この種の特徴か?
他のタグ版と共に引き続き確認してみます。


集合タグ版
左のシール有版は、番号は消えているのか?分かりません。
右のシール無版は、番号は3010301です。 
集合タグ版も、ヤフオクなどでなかなか出てこないですよね。


赤タグ(番号あり・硬質)版
番号は2020402です。赤タグ(番号なし)版は所有していません。


赤タグ(番号あり・小文字あり・軟質)版
なぜか3体も家にあった。
小さめ、細めなので、当時割高感を感じて、ソソらなかったソフビです。


マーミット・桑田版ソフビ
バンダイ製とは違いますが、このソフビが、一番出来が良いのではないでしょうか?


バンプレスト版
バンダイ製に比べ、若干小さめにできています。
脚が前後に、動きのある造形です。もともと箱に入っていたと思います。

首元の5本のしわは、シュモクザメの鰓孔と同数であり、そういうこだわりが好きですねー。
シュモクザメを怖がる方がおられますが、たしか日本でシュモクザメにおそわれて亡くなった人はいなかったと思います。
私の住む福岡の海にも棲んでいる、サメの中では一番好きな種類です。

少し不満のあるバンダイ製のペガッサ星人ソフビですが、
ペガッサの流れを組む最近のペガの造形は非常に素晴らしかったです。
以前の記事では、ポピー製ソフビも紹介しています。
是非、ご覧くださいませ。



マガバッサー type-A

2020-02-29 00:00:00 | Others
本日紹介するウルトラ怪獣ソフビは,
ウルトラマンオーブの第1話怪獣、1話に出演したリトラやメルバの流れを継ぐ鳥型怪獣の “風ノ魔王獣 マガバッサー” です。


マガバッサー写真(本家)。
なかなか素敵な鳥型の怪獣です。
全身の羽が立体的に造形され、また手足の鱗模様もしっかり刻まれています。
手の指は3本指、足の指は前向き3本に加え、鶏のように足の後ろの若干高い位置に蹴爪があります。
成型色は青色で、胸元や手足に黄土色塗装が、翼の内側には銀色塗装が施されています。


マガバッサー写真(分家)。
成型色は水色で、胸元や手足にエメラルドグリーン塗装と全く色合いが異なります。
しかも翼はエメラルドグリーンから光沢のある桃橙色へのグラデーション塗装が施されています。
はたして、こいつは何者なのか??


マガバッサー集合写真。
なぜ2種?? 全く違う色合いですよね。
某フリマサイトで何日も誰にも買われず状態だったこのソフビに、違和感を感じて購入しました。
ここで紹介するのは邪道かもしれませんが、調べてみると中国で売られているソフビのようです。
完全超図鑑では、マガバッサーは漢字で ”禍翼”と書かれてましたが 、中国では ”瑪咖巴薩” と表記するようです。


顔のアップ写真。
本家に比べ、分家は少々小さく、分家は本家を型にして作っているのではないかな?
しかし造形、彫りなどは、青色のものと遜色ない出来栄えです。
頭頂の赤いマガクリスタルに、小さなお目目が特徴的です。


上から写真。
分家の翼の方が、かなりカラフルな色をしているのが分かると思います。
足の黄土色VSエメラルドグリーンもかなりの違いですよね。
上から見ると、頭の大きさが違うのも分かりやすいと思います。


下から写真。
この分家ソフビ、正規品でないのか、足の裏には刻印がありません。
抱き合わせで購入したサンダーキラーも刻印がありませんでした。
中国本土で売られているソフビは、旧サイズのものが何種か発売されており、気になる存在です。
昨年、台湾旅行に行った際におもちゃ屋巡りをして探しましたが、台湾では売られていないようでした。
本家では塗られていない、尾羽の裏側にも、分家では塗装が施されています。


本家・背中側写真。
羽の造形が素晴らしいですよね。
翼の接合部分が今までと違った変わったつくりになっており、良いデキです。
違う場所にタグ付きを保管しており、いつかタグも紹介したいと思います。


分家・背中側写真。
美しい塗りですよね。蹴爪も銀色に塗装が施されています。
本家と同じく、1枚1枚の羽根に羽軸や羽弁が刻まれています。
こちらの背中側には、タグ穴がありませんので、箱に入って売られているのでしょうか?


本家縦写真。
古風な顔つき、趣のある造形で、超正統派の鳥形怪獣です。


分家縦写真。
こちらの色合いのマガバッサー、けっこう良いですよね。見つけたら即購入をお勧めします。

正規品でないのなら、このブログで紹介したらマズイのか?、バンダイさん、ごめんなさい。
けど、最近見られる中国限定の旧サイズのウルトラ怪獣ソフビ、なかなか良い感じです。
中国限定の箱入りソフビは、何種類か持っていますので、またいつか紹介いたします。