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「たびっと」のたび・まち・ひと ... やぶにらみと言われても

旅行が好きで、その旅行「前」「中」「後」や「旅行」「街」「人」を思うまま、感じるままになぐり書きしてみることにしました。

大阪-名古屋-台北(1日目)

2007-03-24 | 旅行中


大阪から行けばいいのに、慣れたとでもいうかわざわざ名古屋まで3時間もかけて行きそこから台北へ行ってきました。チェックインする際に''ダメモト''で17番空いていれば変えて下さいと言うと...ありましたので、17H,Jにしましたと...。
この17列から20列の座席はオーバーナイト・フライトではCAさんの休憩スペースになって厚いカーテンで仕切られるのですが、僅か2-3時間では使われないので...と思った通り(にっこり)。でも、この席は初めてでしたが17A,Bよりもいいのはフット・レストが付いていることです。それもある程度まで上げられるので楽ちん。どうやらこの席は当日までクローズされていて、チェックイン時にはじめてオープンになるようです。と言っても、大阪はもちろん名古屋からも短時間のUAでのフライトはなくなるのでこのメリット(?)を受けるのは成田からの便に限られてしまいますが。。。

夜8時過ぎに台北に着いたものの、イミグレ・ブースが長蛇の列。。。この時間に到着する便が多いのでしょうか。。。30分ほど待ちようやくパスしバス乗場へ。「国光バス(?)」で「圓山」まで行き、そこからMRTで「北投」へ、9時を過ぎると「北投」から「新北投」までのMRTが運行されず、代わってバス輸送になるのでそれに乗り「新北投」へと乗換えながらです。空港のバス・チケット売場で『YUENSHAN』と言えば...通じました(にっこり)。MRT「圓山」駅にお寿司を売っている店があるのを前に来た時に覚えていたので、ちょこっと見ると結構安いし美味しそうで...名古屋で買った「天むす」だけじゃと「鮭」「蟹」「鯛」そして、何かを小さく巻いて眼鏡のようにしているものを買ってホテルに向かいます(お寿司は全て1個NT$15...ですから日本円で55円程度です)。

ホテルの部屋に入るや否や浴槽に温泉の湯を張ります...何たって温泉につかるのが目的ですから...。硫黄臭が少し鼻をつきますが、しばらくすると慣れてしまいます。前回来た時には貼ってなかったのですが、浴槽の壁に弱酸性で湯温が55度なので入る際には気をつけるように貼っています。
誰かドボンッ!と入ってアチチチッ!!!と火傷でもしたのでしょうか。。。
お湯を張っている間に荷物を解きますが、持ってきたのはTシャツ、長袖シャツそれぞれ2枚、奥さんも長袖シャツ、綿ニット、Gジャンにスカートだけですから5分もかかりません。いつもなら温泉湯を張っておいてそのまま放置し冷ましてから入るのですが、着いた今日は水を混ぜ入れることにして入浴....ぷはぁ~~~ ぅう″~~~ん .... いやぁ~いいもんです、温泉はぁ....。
疲れを温泉で流すとお腹が空いてきました。名古屋の「天むす」と台北の「お寿司」をホテルのジャスミン茶で....ペロリっ! 「蟹」は少し細いものの蟹足のネタは水っぽくありません。これが55円は間違いなく安いでしょうし、シャリが多くなくその握り具合も日本のスーパーなんかのものよりずっといい.....好んでお寿司を食べない僕なのですが美味しく思えたのは日本でないからだけではないでしょう。

そんなこんなでいつもならまだ目をギンギンに開けている0時(日本時間なら1時)なのですが、温泉でほくほくした身体を横にして眠ってしまいました。

やっぱりヘイトへ

2007-01-04 | 旅行中


午前9時半...だいたいこの頃に目が覚めます。
今日目を覚まして窓の外を見ると、霧で白く街がぼやけて見えます。外に出てみると霧なのか雨なのか区別がつかない細かい「雨」が音もなく漂い落ちてきています。傘をさしている人は時々みかける程度、それよりもフードを冠っている人の方がずっと多いです。

昼前も殆ど変わりません。その中をやっぱりヘイトへ行くことにしました。
バスに乗りマーケット通からシビック・センター辺りを見ていると少し変化してきたように見えます。所々新しい店ができていたりSoMa側ではビルが建築中だったりします。ヴァンネス通に近い辺りだったでしょうか、スターバックスもあります。もしかすれば、シビック・センター辺りは落ち着いた街になりつつあるのかも知れません。

ヘイト通にバスが入ってしばらく行くとヘイト(アシュベリィ)が延びてきたような感覚を覚えます。街角のフラッグには「Lower Haight」と書かれたりもしています。 が、そこでは降りずにブエノビスタ公園を過ぎた所で降ります。
ん~~~ やっぱりここの空気は僕に合うというか... 
ここに来れば必ず寄る古着屋に入りますが、今イチ気に入るものがありません。次は「ヘイト・ミュージック・センター」です。ここも必ず入ります。先ず目に入ってきたのがすごくきれいに虎目が入ったレスポールST...値段を見ると$3,085だったと。。。35万円に税を加えると40万近い。。。でも日本でなら50-60万円はするのかなぁ。。。SGがブルーメタリックに塗られたのもあるけれど、やっぱりSGはチェリーでないと。
中古のギターはいいものがなかったけれど、新しいものはグレッチでいい感じなのもあるし、テレキャスもストラトもいい感じ...だけれど、やっぱり高いぃぃぃぃ。

次に入ったのが「Goodwill Store」という古着中心の何でも屋。ここが一番安いしいろんなものがあるから楽しいし僕の好きな中古屋さん。これまで店の名前を知らずに入っていたけれど、ふと見ると「Goodwill Store」と書かれていたのですが名前を知っていても同じような名前と思ってしまったのです。。。

そして次に入ったのが「Amoeba Music」という名のCD屋さん。新品・中古が半々と言ってもいい程中古が多い店。中古CDなら$1.09からあるのでこれは見つけないと! でもその量が半端じゃないからざぁ~~~っと見てめげてしまうのです。
DVDコーナーへ...新品はあまり安いとは言えないけれど、掘り出し物も多い。その量はCD程ではないので、ちょっと我慢と辛抱と忍耐を注入して物色...。一つ発見!ジョン・メイオールの70才誕生日コンサート。クラプトンもゲストで出ている...けれど、もしかすれば持っていたかも知れない。。。$7.99...Wってもいいや! 続いて発見、今度はジェファーソン・エアプレイン。さすがサンフランシスコなんかと思いながらこれも$7.99。またまた発見...今度はジャニスがいるビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー...これもやっぱりサンフランシスコだぁぁあああっ! $7.99。
今日は$50までの許可をもらってるからと思うけれど掘り出し物はもうない...と思っていると発見! ちょっと毛色が違うウイッシュボーン・アッシュの3枚組が$24.99....25÷3= = = $8.333 頭ん中の計算機をぐるぐるとまわし決定!
ということでDVD3枚+3枚を税込みで$47.7 奥さんのお許し範囲で買いました。

お腹が空いてきました。行くところはやっぱり「Ploy 2」 2人前はあるかと思うタイ焼飯にカニを入れてもらって$6.55。ついてくるスープに今日は豆腐が入っていました。
お腹がいっぱいになったので「ゴールデン・ゲート公園」をちょっと散歩して、やっぱり今日も部屋に戻ったのは5時少し前。

明日は11時40分かの飛行機でもう帰らないといけません。もう少しいようかと話したりもしましたが、予約する時に5日以降は10日頃まで空いていないと言っていたし。。。いつだったか空港で帰る日を延ばそうとしたけれど数日間は満席で諦めたし。。。電話をしたりする時点で延ばせるような錯覚に陥り延ばせなくなった時の落胆度は大きいし、空港近くの安いホテルへ移動しても。。。ということで大人しく明日帰ることにしました。
明日帰る便の席は、僕がインターネットで友達になった女の子が僕より数日遅れで同じ席に乗る予定。機内誌はその数日間に誰かが持ち帰るかも知れないので免税誌にメッセージを残すことにしています。さて、無事にメッセージ=秘密指令が伝わるかどうかちょっと楽しみです。

真っ昼間のサンフランシスコにサイレンが鳴り響いた

2007-01-03 | 旅行中


まだ部屋にいた昼に「うぅ~~~~~っ!!!」どこからかサイレンが聞こえてきました。

今僕がいるユニオンスクェア周辺は繁華街というかで、救急車や時には消防車やパトカーがサイレンを鳴らして通る音が聞こえるのですが、そのサイレンとは明らかに違うサイレン。空襲警報というものをラッキーに僕は知らないのですが、それに似たサイレンとでもいうのでしょうか。。。
でも心配は要りません、警報のテストなのです。サンフランシスコ市・郡は毎週火曜の正午に15秒間警報をテストとして流し、その後「テストである旨の放送」がされるのです。日本にもこうした警報放送(体制)は準備されているところもあると思うのですが、毎週テストしているところはどれほどあるでしょう、限りなくゼロに近いように思います。
が、サンフランシスコでは現実に毎週火曜の正午にこの警報サイレンのテストが行われていりのです。

こんなことをすれば『狼少年になってしまうのでは?』という思いがあるかも知れません。またある人は『また何もなく1週間を安全に過ごせた』と思うかも知れません。僕なら後者の思いだと思います...またサンフランシスコ当局もサイトでこのサイレンを聞くことで72時間は自分自身で生活できる避難キットを用意することを思い出して下さいとされています。
この1週間に一度の警報テスト...どう思います? 僕は賛成です。どうも日本は機械やその一つであるコンピュータ-に頼り信じ過ぎていると思うのです。そして「前回の点検では正常に動作していたのだが。。。」「まさかこんな故障が起こるとは想定していなかったし、考えられない。。。」等とのコメントが多いように思うのは僕だけでしょうか。
こうしたことに対する発想とでもいうかには日本とアメリカとで大きな違いがあるように思います。日本は性善説が強い国民性のせいか何に対しても先ず信じることを優先し、それが良いことのように思うふしが強いように思います。一方アメリカは「100%完全、絶対なんてあり得ない」が前提で、それを可能な限り100%に近づける...という発想が強いように思うのです。きっとこの警報サイレンもこういう発想で毎週行われているのではないでしょうか。

そう言えばサンフランシスコに来る前、マイアミのホテルで非常放送のテストがありました。「これは館内非常放送のテストです」というだけでしたが、しっかりとホテルの部屋のスピーカーから聞こえ、ある種の安心感さえ与えられました。
またホテルの部屋ではまだ見たことはないのですが、アメリカではレストラン...なんて言えないようなレストランやファースト・フード店のトイレに非常ベルだけでなくフラッシュライトが設置されているように思います。これはきっと公共の場での設置義務が法的に課せられているのではと思うのですが、思うだけで定かではありません。このフラッシュライトは健常者であれば非常ベルで知ることができるのですが、耳が不自由な人にはベルで「非常」を伝えることができないため、明るく閃光を放つフラッシュライトで非常を伝えるのではないかと勝手に想像しています(もしご存知の方がこれをご覧になっていれば、教えて下さい)。

アメリカは時々(度々?)とんでもないことをしでかしてしまう国ですが、安全やそれに類すること、健常者だけでなくあらゆる人に対し健常者と同等に暮らすことができるようにされていることについては日本よりはるかに進んでいると思いますし、僕はそんなアメリカが好きです。いつか僕が思うまま自由に手足を動けなくなってしまっても日本国内を旅行することができなくてもアメリカならできるとさえ思っています。
日本の政府もアメリカの世界戦略の中で動かされるだけではなく、こうしたいいところを見習いそれを発展させてほしいと思うのは僕だけでしょうか。。。

もしサンフランシスコの警報について更に知りたい方はここをクリックすれば「毎週火曜・正午の警報テスト」について書かれています。またここをクリックし左にある「Listen」横のスピーカーのアイコンをクリックすればサイレンを聞くことができます。

世界中が2007年に

2007-01-02 | 旅行中


これで世界中が新しい年=2007年になりました。
今年こそ世界中の人々が穏やかな笑顔でいられるようになってほしいものです。

たびっとは、ここサンフランシスコで2007年を迎えました。
満腹になった夕食後、しばらく横になっていていつの間にか眠ってしまいました。NYCのタイムズ・スクェアでのカウントダウンをTVで観ていたのですが...。奥さんに揺り起こされたのは11時過ぎ。エンバカデロの方に出かけるかどうか話しているうちに2007年。数発の花火の音が聞こえたように思ったのですが、本当はどうかわかりません。。。
「どん兵衛」を年越しそばにして眠ってしまいました。

起きたのはちょうど12時。窓から外を見ると少し霧がかかっているもののよく晴れた日で、気温も少し高そうです。部屋でコーヒーをいれ飲み外に出てみるとやっぱり暖かく、Tシャツの上にシャツ、そして49ersのジャケットだけでもう充分です。
さすがユニオン・スクェア周辺の店はどこも開いています。が昨日より人は少ないようです。きっと家で今日はゆっくりのんびり過ごしているのでしょう。

「ニューマン・マーカス」に入ってみました。もちろん奥さんが先頭に歩いて足はハンドバッグ売場へです。
一つちょっといいなと思うものを平台にありました。が奥さんはすぐにそれを元の平台に置きました...30% offらしいのですが値札には$1,038です。桁がやっぱり違います。。。僕たちこの旅行にキャッシュで$1,000も持って来ていないというのに。。。

その後ぶらぶらして「San Francisco / architecture & design」というタイトルの本を見つけこれを買いました。
サンフランシスコにあるちょっとおもしろい建築物を紹介する本で、建物の外観や内部、時には平面図を載せて紹介しています。どうもこの編集者はモダーン・テイストが好きなようでどこか共通した「色」があります。もちろんそれがよいわるいというのではなく。
この本がいいのはCDサイズで小さな鞄に入れられる点と、その建物(店)のウエブ・サイトのURLが掲載されていることです。もちろん所在地も書かれているので、ウエブ・サイトで少し見てからこれを持って実際に見るのにいいようです。
そしてSoMa地区のものが目立つように...再整備が進みサンフランシスコが変わっていっていることを物語っているのかも知れません。

ショッピングでもなく散歩でもなく周りを歩いただけで今日も5時前には部屋に戻りました。明日はヘイトでも行くか、それともストーンズタウンへショッピングに行くか...どうするかはまだわかりません。

Very happy new year.

2007-01-01 | 旅行中


日本はもう新しい年になったんですね、新年おめでとうございます。
たびっとがいるここサンフランシスコはまだ大晦日の午後7時15分を過ぎたところ、あと1時間ほどすればTVでニューヨーク等からの中継が始まり大晦日らしくなるでしょう。

今日のサンフランシスコは霧がたちこめ一日中どんよりとし、少しひんやりとした大晦日らしい(?)日でした。
そんな中で今日は何をしたかと言えば...ピア39へ行ってきました。ここの突端からゴールデンゲイト橋を見ると、肉眼では霧に煙った橋脚が見えるのですが写真に撮るともう殆ど真っ白状態...霧の様子がこれで少し想像できるかも知れませんね。
シーライオンたちはいつも以上の見物客に張り切ってか、海への落としごっこをいつになくして僕たちを楽しませてくれました。もちろん、あのボンゴ叩きのおじさんも、木陰になって通る人を驚かせているお兄ちゃんも元気にいつものように...。

そして、スーパー「セイフウェイ」の斜め向かいに何年か前にできたスーパー「トレーダー・ジョー」で「お寿司のパーティ・パック」「フルーツ・サラダ」なんかを買い込んで帰ってきたのですが「セイフウェイ」は「トレーダー・ジョー」ができたことで痛手が大きいでしょう。こちらの方が安い上にオーガニック食品に力を入れていていつ行っても賑わっています。

カウント・ダウンはどこでしよう? 今夜はホテルの出入りに部屋のキィカードの提示を安全のために求めることがあると机の上に書かれたシートが置かれていたりしています。
エンバカデロで新年と共に花火が打ち上げられるハズですが、行って帰るのにダラダラ坂をと思うとさっ、行こうかぁーーーっ! とならない怠け者で。。。

ということで、これを見ていただいている全ての方々が素晴らしい2007年になることを祈っています。そして楽しく素敵な毎日になり、それが続くことを!