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「たびっと」のたび・まち・ひと ... やぶにらみと言われても

旅行が好きで、その旅行「前」「中」「後」や「旅行」「街」「人」を思うまま、感じるままになぐり書きしてみることにしました。

くうねるあそぶ

2007-03-29 | 旅行中


初めてこのホテル(水美温泉会館=Sweet Me Hotspring Resort Hotel)を利用し、すっかり気に入って今回は2泊でなく4泊したのですが、2度目のせいかこの前ほどの新鮮さは薄れていました。前回の利用時に、さりげなくすっと現れて僕たちをサポートしてくれたホテル・スタッフは残念ながら会うことができませんでした。ホテル業界は移動が激しいし、その人は他のホテルに移ったのかも知れません。何でもホテル業界(?)では''初めて仕事をしたホテルから次々とホテルを変え、最後には初めてのホテルのゼネラル・マネージャー(支配人)になって戻るというのが''サクセス・ストーリー''だと元某ホテルで仕事をしホテル・コンサルタントとして活躍されている方に聞いたことがありますが、あの素敵な思いをさせてくれたスタッフもそのストーリーを歩んでほしいものです。

今回はここで4泊するので少し余裕があり、スパのマッサージ(エステ?)を奥さんと受けることにしました。予約していた時間の15分ほど前に行くと既に用意ができているようで、すぐにマッサージ室に案内されます。部屋はかなり照度を落とした間接照明でどこからか小さな音楽が流れています。若い女性のマッサージ師(エスティシャン?)2人が部屋にきて僕たちに裸になり、これを履いてくださいと手渡されました...小さな袋には男性用の下着と女性用の下着が入っています。
「わっ!」 奥さんが声を上げます...そして「これ、これっ!」とその下着を見せると...な、なんとTバックでピンク色の下着です。「うわぁ~~」と言いながら奥さんはそれを....「あ、あかん! それ反対ちゃうのん?」と僕。 もう少しで奥さんはTバックの下着を前後逆さに履くところでしたぁ。。。「いやぁ~ なんか気色わるいなぁ」と奥さんが言っていると''いいですか?''と...。

最初はうつ伏せになり掌で圧すマッサージです。そして、それが終わるとオイルをつけ圧し擦るマッサージ....ん~~~ 気持ちいいぃ~~~ 「どぅやぁ?」 「うぅ~ん、気持ちええでぇ~」....思わず眠ったり涎が出てしまいそうですぅ...
このオイル・マッサージは初めてではないのですが、ここのマッサージは弱くもなくどちらかと言えばやや強めなのですがオイルが程よく摩擦を和らげてくれるので気持ちよく疲れが押し出されていく感じでなかなかのものです。背中-脚が終わると次は仰向けになり脚をもう一度、そして腕です。それが終わると次は顔です。この顔は初めての経験です...蒸しタオルで顔を拭われ、何かよくわからない冷たいもので顔を圧し撫でられる感覚です。これが何度か続き眼の周りに何か塗られたようなものを貼られるようになり、そのままで頭のマッサージです。顔に塗り貼られたようなものがとられ、何度も拭われて再び柔らかいマッサージ...クール・ダウンでしょうか。
これで終わり、服を着るののですが下着は持ち帰ればいいとのこと...奥さんは嬉しそうに「勝負パンツにしよっ!」と言いながら袋に入れたりしています。

部屋を出るとお茶が用意されていました。何の香りかよくわからないのですが、いい香りです。それにミントが入っているようで入っていなく甘いようで甘くなく...不思議なお茶でしたが美味しいお茶でした。
マッサージの時間は70分とされていたのですが90分はされていたでしょう。部屋に戻るとすっかり外は暗くなっています。マッサージされたためでしょう、すっかりとお腹が空いてしまいましたが、もう出歩くのは面倒になってしまいその日はホテルのレストランで食事をしましたが、前回と同じように美味しいものでしたが初めてでないだけに新鮮さはちょっとなかったようです。

ホテルではないのですが別の日に「新北投」駅の近くにある「采風」というカジュアルなレストランに行きましたが、ここもなかなかのもの。主菜に100元を加えるとスープ、サラダ、ガーリック・トースト、デザートとコーヒーが付くのでそうしたのですが、どれも美味しいものでした。それにここは英語が通じるのでコミュニケーションが非常に楽ちん。
最近のアメリカではかなり変わってきたようですが、やっぱりアジアはスープも熱いからよけいに美味しい...が奥さんの感想です。
今、ここのサイトを見ると時折イベントなんかも催しているようですし、ランチや朝食もあるように見受けました。

水美温泉会館:http://www.sweetme.com.tw/
采風:http://www.2488.com.tw

間違ったバスに間違わず乗る

2007-03-28 | 旅行中


前回台北に来た時にダウンタウンのホテルから「台北101」へ行こうとして乗り間違えて「北投」のまだ先の車庫まで乗り、そこで入り美味しかったレストラン(大衆食堂)に行こうということになりました。この前は間違ったけれど今回は、その間違ったバスに間違わず乗らないといけない...というややこしく、しかも何というところへ行けばいいのかもわからないのですがチャレンジです。
ヒントは「黄色いバス」「市政府」そして「新北投」を通っていることです。ここでラッキーなことがわかりました。「新北投」ゾーンを走っているバスはどうやら「黄色いバス」だけのようです。そしてバス停で発見! それはバス停の標識にバスの路線番号と路線図が載っているのです。が肝心の行き先がわかりません。。。けれど、バス停の路線図で「市政府」との間を走っているのは『266』系統のバスのみです...ということは、これしかない。

266番のバスがやって来ました。2人で30元(約100円)を料金箱に入れワクワク、ちょっとした当てずっぽうバスの旅です。このバスのシートは前席との間隔は日本(大阪)よりも広く背もたれの角度や座り心地がいいのです。
バスからだんだん乗客が降りていきます。そして見覚えのある景色がありました...公園のようになってその先が山へとつながっているような...。こうなれば確信です...ここやっ! そしてバスはついに終点の車庫前に来ました。「うん、うん...ここやっ! 前、ここどこやねん?て言いながら歩いたやんなぁ」と言いながら奥さんと僕はにこにこ顔で歩き出しました。

「この辺やったなぁ?」「うん、けどあらへんやん...確か青色が目についたと思うんやけどなぁ...」などと言いながらあの美味しかった店を探します。
「あったっ! あれやん、そやろっ?!」「うん、あれや、あれやっ!」...ついに戻ってきました。去年の6月から9ケ月ぶりに美味しい店に!!! が、店を覗くと女の人2人が丸いテーブルの前に座っていますが食べている様子も食べた後の様子でもありません。。。店の外に書いてあるメニューを奥さんが見ていて「蛤汁書いてへんでぇ」と...「ええやん、中に書いてたやん、前は...」なんかを言いながら店に入ります。すると座っていた女の人が立ち上がり来て「○×▲□」....????....よくどころか、全く解らない言葉で言っています。わからないことを身振りで示すと「ベイビィ キュウケイ ..... スミマセン」もう一人の女の人が来てそう言います。お腹を大きくさせる手ぶりで解らない言葉で話してくれた人が「ベイビィ、ベイビィ キュウケイ」と何度も言います。。。
ようやく理解できました。この店で調理をする''お母さん''に赤ちゃんが生まれるために今は休業中なのです。。。残念!!!!! 間違ったバスに間違わず来ることができたのですが、残念なことに美味しいものを作ってくれる''お母さん''に赤ちゃんができるのでは仕方がないことです。とっさのことでロクな英語で言えず「コングラッチュレーション...テイク・ケア」などと言って店を後にしました。。。昼食時間はもうかなり過ぎていてお腹がへっています。

近くにあるドアも仕切りもない店に入りそこで食べることにしました。僕は「肉飯」と書かれたものを指さし、奥さんは「ビーフン」と言いながら遠くにあるメニューを指さします。つくってくれるおばさんが''おいでおいで''と手招きするので行くと、並べられたオカズのどれがいいと尋ねている様子で、青菜を指さすとまだ選べと言っているようで、卵と野菜を炒り煮たようなものを指さしますが、3つ選べと言っているようです。次に奥さんが呼ばれ、とろみのあるスープととろみのないスープのどちらにするか聞かれたようです。

そして出てきました。ご飯の上に小さく刻んだ肉の煮たものがかかり、その上にミンチ・テンプラのようなものが載せられ湯気が上がっています。その横には選んだ青菜と卵と野菜の炒め煮、そしてゆで卵の煮たものがコロンと...見た目には濃い感じだったのですが食べるとあっさりしていてなかなか美味しい! 奥さんはビーフンと言ったのが通じたと喜びながらスープ美味しいっ! 飲んでみぃと...確かに美味しいです。

食べている間もスクーターに乗ったりしてお客がやって来ます。紙でできたパックに詰めて持ち帰りする人が多いのですが、他にも店がある中で美味しいのでしょうか、次々とやってきました。
満腹になり「シェイシェイ」と言い店をでるとおばさんは「バイバイ」と手を振ってくれました、おばさんと言うより何だかお母さんと呼びたくなります。

ホテルに戻るバス...下車ボタンは「停車鈴」だったか「下車鈴」と書かれわかりやすいです。そろそろ降りる所に近づきボタンを押してと言っても奥さんはボタンを押しません。。。「このまま乗ってよぉ」と。。。まっいいかっ...と夜市のある「剣澤」辺りまで行くことにしました。そして、そこで降りまだ開いていない夜市の前でジュースを売っているところだけ開いていたので、そこで「蜂蜜檸檬」を....酸っぱぁぁぁぁぁああああああっ!!!
MRTで帰れば早いのですが急ぐこともないし、車窓から街の風景を見るのも楽しいし再びバスで帰る僕たちでした。バスから見ているとどんな街かが感覚的にわかるし...この次いつ来るのかわからないのですがバスで台北の街をぐるりと巡ってみるのは次にでも....。

Hard Look Cafe 。。。そして台北101

2007-03-27 | 旅行中


ここ台北に来る時に日本の駅にある旅行会社の旅行パンフレット・ラックから台北ツアーのパンフレットを2冊持ってきました。台北は2度目というものの旅行サイトを斜めに見たりした程度で、もちろん街には詳しいハズがないので、これを情報源にしようという魂胆です。
ホテルでそれを見ていた奥さんが「ハード・ロック・カフェがあるでぇ...行ってみよかぁ」と。もちろん答えはYes! です。事前に調べたりまではしないのですが、Hard Rock Cafeのある街ではそこへ行きそこでクラシック・ホワイトTを買うのが僕のパターンですから...。その旅行パンフの地図に「ハード・ロック・カフェ」と書かれている辺りまで行ってみました。概ねこの辺りだろうと歩くのですが見つけられません。。。''昔のハード・ロック・カフェは賑やかな所と違て、結構寂れたような所にあったしなぁ....もうちょっと向うやろかぁ...''なぞと言いながら歩いたのですが見当たりません。こうなれば知っていそうな地元の若い人に尋ねるのが一番と聞いてみます。ハード・ロック・カフェ??? 知らないと返ってきます。。。挙げ句の果てにフライディズ?とまで。。。ハード・ロックではなく、Hard look(?)でしたぁ。。。
何人かに聞いてみましたが、知っている人はいません。。。それもそのハズです。今戻ってサイトのロケーターで見てみると、TaiwanにもChinese Taipeiも見当たりません...ということはなかったのです。。。

歩き疲れたので、その後行く「台北101」へはタクシーで向かうことにしました。タイペイ・ワンオーワンで通じました。前回来た時は曇り空だったので上まで上がらなかったのですが、今回は上がろうと...。展望台へは350元=約1,200円...これって高いのか安いのかよくわかりません。
殆ど待つこともなく展望台へのエレベーターに乗ります。展望台のある高さ382mの位置にある89階まで時速約60km/hのギネスブックにも載っているとかのエレベーター(因に、日本のTOHSHIBA製)でものの数十秒で到着です。「うちのエレベーターよりえらい速いなぁ...」これが奥さんの感想です。おまけに気圧の変化による耳への違和感も感じません。展望台に置かれているエレベーターの解説模型では何と風切板まで備えられていました...確かに必要でしょう。四角く平面なエレベーターの天井にいろいろな部品が載せられていると平均60km/hなんてスピードを出すには大きな抵抗となるでしょう。
窓際へ行くと時おり風のせいか揺れを感じます。これもほぼ平面な壁で少なく見積もっても85階程度の高さまでとなれば...1階高=2.8mとして85階だから240m近く、ビルの一辺が80mとしてもその面積は19,200平方メートルの面に風を受けるのですから、これはもう柔構造でないといつかポッキリといってしまいそうです。

台北の街はスカイ・クレーパーと呼ぶような高層ビル群があるわけでもないのですが、その展望台から見ても高さはあまり感じません。エンパイア・ステート・ビルの方が高さを感じるのはガラスというものがあるからなのかも知れません。
展望台のガラスは紫外線吸収や断熱のためか無色ではなく少しグリーンがかっています。が、ある方向のところだけはさらに難視性のシールが貼られているようで、そこからみると建物などの輪郭が少しぼやけて見えてしまいます。もしかすれば、そこから軍か何かの施設が見えるのかも知れません。望遠にしカメラなどで撮ると何かが暴かれてしまうのを防いでいるのかなぁ? などと思っていますが、その真相は不明です。今でこそあまり聞かなくなりましたが『中国領土』や『独立問題』など複雑な問題はまだ未解決のままなのですから。。。

展望台の一角に非常階段のようなものが見えました。その近くにそこへ入るコントロール・ブースのようなものがあり行くと91階にある屋外展望台へ行けるそうで、そこに行くには更に100元のチケットを買って入ることになります。100元を支払いその階段の入口でセキュリティのようなお兄さんが手にスタンプを押してくれエンジョイと言ってくれました。踏込みの狭いまさしく非常階段のような階段をトントンと上がっていきます。
外に出てみました。が、やっぱりエンパイア・ステート・ビルよりも頑丈に柵が高く築かれ柵の外側にはオーバーハングした構造物があり直下を見ることはできませんので、高さはあまり感じませんが風だけはビュービューと当ります。屋内展望台には人が沢山いるのですが、ここは僕たちだけで時々セキュリティが回ってくるだけです。ベンチもないし。。。ちょっと味気ない、ここじゃエンパイア・ステート・ビルのように映画の1シーンを撮るということはできないでしょう。

この「台北101」は最高で508mの高さで現在世界一の高さを誇る建物ですが、地中杭は80mだそうです。僕が住む大阪で地盤の柔らかい臨海部であれば20数階レベルのビルでも杭は50mを超えることがあるのですが...でも、そんなものかも知れません。
それよりも、このビルの目的というかは...何なんでしょう? 対中国を意識した国力提示? はたまた中国へのTV等の電波をより広く到達させるための戦略? などと考えるのは考え過ぎでしょうか?

******* note ************
写真は 上:屋内展望台より 下:屋外展望台より

再び買い食い ... 夜市

2007-03-26 | 旅行中


昨年来た時は行こうと思いながらも行かなかった夜市へ今回はくりだしました。
台北の街にはあちこちに夜市があるようなのですが行ってみたのは「士林」。MRTに乗り「剣澤」で降りるともうそこが夜市。大きな市場のような建物の中を細かく区切って色々な食べ物をつくり売っています。
事前にサイトで「カキ(牡蠣)オムレツ」が美味しいようなことが書かれていたので早速トライ。奥さんは「イカ入りあんかけ麺」にします。オムレツを作るところを見ていると小粒なカキを片方で炒め、その片方で白く濁った液体を流しその上に卵を割ってつぶし白濁液に混ぜ合わせ炒めたカキをさらに載せ、その上にチンゲンサイのような野菜を載せてヘラとお皿を使い裏返します。そして、それをお皿に載せ上からケチャップのようなケチャップでないものをかけて出てきました。
カキは口の中でふわぁ~とカキの味が広がり美味しいのですが、それ以上に美味しいと思ったのがチンゲンサイのような野菜。卵に覆われて蒸されたようになっていて、少しシャリッとしていてその食感がいいのです。初めに入れた白濁液がわかりました。片栗粉に少し小麦粉を合わせ溶いたもののようですが、出来上がるとそれがやや透き通りもっちり感が出るのですが.....この片栗粉は入れない方がいいかも知れない...そう思ったのですが悪くはありません。
一方、「イカ入りあんかけ麺」には大きく厚いイカがごろごろ入っています。あんかけといってもややとろみがある程度で麺は昔から日本にある乾麺の「マルタイ・ラーメン」の麺に似た感じで、オムレツ、麺ともにあっさり味で美味しいものでした(オムレツ40元+麺60元=約360円)。

食べ終えて歩いていると時々ちょっと臭いにおいが漂ってきるのは、どうやら「臭豆腐」のようです。次にトライしたのは「官財板」。行列ができていたので覗くと、揚げた食パンをさっさとくり抜き、そこにキャベツの千切りを並べマヨネーズのようなものをかけ、その上にクリームシチューのようなものを入れて出来上がりです。
ソウルへ行った時に「トストゥ」を食べなかったリベンジ(?)にこれを食べることにしました。揚げた食パンは砂糖をかけたりしていないのですがどこかほんのり甘く、シチューもこってり感がなくなかなか美味しいのです。奥さんと1枚を分けましたがもう1枚食べられます...僕は結構好きです(30元=100円強)。

そんなに食べていないのにお腹は思いのほかふくれます。が、いろんなものを食べてみたい...。この「士林夜市」から少し離れたところにもあるとのことで、そこへ行ってみることにしました。
こちらは道の中央に屋台がいっぱい立ち並んでいかにも夜市という感じです。
奥さんが事前に仕入れていた「上海生煎包=焼き肉まん」を探します。そこへ行く途中に「蜂蜜檸檬汁=レモネード」の屋台でお姉さんに日本語で呼び止められました...「オイシィヨォ、シショク、シショク」と言って紙コップに入れて手渡してくれたので飲んでみると美味しいのです。そんなに甘くなく、かと言って酸っぱくもなく...「スッパイデスカァ?」「いや、大丈夫美味しいです」と答えるともう一度コップに入れてくれました。お腹がふくれ歩いてきたところ、このタイミングのよさも手伝っていたのでしょうが...それにしても試食で2杯もくれるなんて...ちっちゃな試食(飲)用のコップというより、やや小ぶりなコップに2杯...美味しいからと買う間もなくついでくれたのでとうとう買わずにありがとうだけを残してしまいました。
そして、見つけました「上海生煎包」。かなり長ぁ~~~い列ができているのですが、どんどん進みます。僕は「肉」奥さんは「野菜」を1個づつ買うと別々に袋に入れてくれます。食べようとすると熱いっ!!! 袋をブラブラさせながら歩き、もういいだろうと食べてみます。
外はカリっとして食べると肉汁がじゅわぁ~と出てきました。こ、これは美味しい!!! いやぁ~絶品です。奥さんが食べた野菜の方もかなり美味しかったとか...野菜=キャベツの甘さが出てその味が何とも美味しいとかでした。それが1個たったの10元(約35円)、僕の定規では日本でなら1個200円でも充分売れるでしょう!
いろんなものを台北で食べましたが、この「上海生煎包」がなんと言ってもナンバー1です。

淡水

2007-03-25 | 旅行中


ふわぁ~~ よぉ~寝ましたぁ~\(((^o^)))/
目が覚めると9時。先ずすることは...そうです、浴槽に温泉を張ることです。換気扇が動いているのですが、それ以上に湯煙が多く見るみる間に浴室が白く煙り硫黄臭が部屋まで流れてきます。
その間に顔を洗い...朝食を...。さすがここは温泉地で朝食は10時までならOK。日本の温泉なら「おはようございます...朝食のご用意を...」なんて言いながら8時頃に起こされてしまったりするのですが、ここはそれがないだけでも''天国''です。そして、これまた暖かい台湾だからフルーツもたっぷり好きなだけ食べられるのも魅力です。赤・緑のメロンにスイカ、パイナップル、ドラゴンフルーツという名だったかに、オレンジ+みかん÷2、イチゴに青いナシのようなもの...etc.
パンはかなりもっちりしたもので、これは奥さんの好みのパン。。。僕はといえばパリッとしたものが好きなのですが決して悪くはないので70点はあげます。

お腹をいっぱいにして部屋に戻り温泉に...ぷはぁ~~~
棚に2本ある水はもちろん、冷蔵庫に冷やしている水1本やスプライト、ポカリスェットも料金内というか無料です。その冷やされた水をごくり...今日はどうしよう...などとグダグダ言いながらお昼までゴロゴロ...もうこれは、ここに限らずどこに行っても崩せないパターンです。
そして、決まったのが「淡水」へ行ってみることに。ここは台北から北にある河口の街で夕陽が奇麗だとか...。MRTに乗って30分ほどだったでしょうか「淡水」に着きます。
川辺の道とお土産屋さんが並ぶような道があります。川辺もいいけれど、どこかで食べようとお土産屋さんが並ぶ道を行くことにしました。いろいろな店からの呼び込みが多いです...真っ黒のウズラ卵をよく売っています。その呼び込みに応じて試食してみました。ちょっと固いけれど胡椒が効いてなかなか美味しいです....が「謝謝」と言ってその店を後に...たどたどしい日本語で「カエリ ニ カッテクダサイネェ...マッテマスゥ」と。
さぁ、ここから奥さんが俄然張り切ります。「蝦巻美味しそうやし買おうなぁ」と店先でストップです。串に蝦巻が4本刺さっていて100円ちょっと...これを1本買い、店先で好きなゾースを自分でつけほうばりながら歩きます。それを食べ終えた頃にまた見つけました。「ぁ、これや...魚丸て美味しいんやてぇ...あっさりしてるらしいでぇ」...どこからか仕入れた情報を出してきました。
「総合魚丸(いろんな魚丸)」を指差し買い、それを店の中にあるテーブルで食べます。確かにあっさりしたスープが美味しいのです、それだけでなくもちろん魚丸も、その中に入っていた大根これは美味しいです! 魚丸...これはいろんな魚のすり身を蒸して固めて出汁で煮た''おでん''で、それが4~5個と大根が2個入って140円ほど...。
蝦巻と魚丸でもうお腹がふくれ今度は川辺を歩くことにしました。この川辺も一方には店が並び賑わっています。昔懐かしいスマート・ボールや輪投げ、射的があったり、イカの丸焼きなんかも...。

川の岸辺には水上タクシー(渡し船)でしょうか、形は少し違うのですがちょっとタイの船に似た感じのものが繋がれています。しばらく行くとプレジャーボートを改造したような船があり、海に近い河口部のフィッシャマンズ・ワーフまで行っているようでそれに乗ることにしました。
20分ほど乗っていたでしょうか、フィッシャマンズ・ワーフに着きました。さぁ、また目に入ってきたようです。高さが20-30cmあるソフトクリームがよく売られていたのですが、ここにもありこれが食べたかったようです。「あそこにもあるやん...熱いし食べよかぁ?」食べよかぁ?ですが、その言葉は明らかに『食べよ』に僕は聞こえました。。。買ってみてわかりました。あんなに高くよく崩れないものだ...と思っていたのですが、ソフト・クリームというよりシャーベット状なのです。が、半分も食べない内にポタポタと溶けてきてしまいます。。。それもそのハズ、暑いので僕はシャツを脱ぎTシャツ1枚になっています。
そのソフト・クリームを持ちながら歩いているとおじさんが段ボールに貼ったものを持って呼び込みます。いくらだったか覚えていないのですが、カラオケ・ボートなのです、それでボートから大きな音で演歌のようなメロディが流れているのにやっと理解できました。。。

そんなところにパンダのような動物と何だかよくわからない動物の形をした子供が乗るようなものがポツンとありました。30元(100円程度)入れるとその動物の足が動きハンドル操作で辺りを回ったりできるのです。乗ってみたくなり、それを管理しているらしいおばさんに身振りで乗ってもいいかと尋ねるとウンウンと頷いてくれ乗ってみました。10元チャリン、20元コトン、30元カチャン....ウィ~~~ン...動き出しました! これは子供でなくても楽しいです! 奥さんも乗って恥ずかしいと言いながらなかなか降りてくれません。。。
そして、おもしろそうで乗ってみたいと思ったのは僕たちだけではなかったようで、それを見て大人が続いて乗ってきました。

フィッシャマンズ・ワーフから淡水へはバスで戻ることにしました。バスが着て乗り気がつくとコインが20元しかありません。。。100元札を料金箱に入れようとすれば、20元でOKだと...バス代をおまけしてもらい戻りました。もう日が暮れそうです...夕陽が奇麗というので日没まで待つことにしましたが、ただ待つなんてことはしません。タコ焼屋さんがあったのでまたまた買いました。こちらでは、ほんのり焼け色がつけば少し油を多く入れた方にそのタコ焼を入れ直しパンフライのようにするのです。そうするとカリっとなりその食感はなかなかのものです。これにソースを塗りちょっと甘い台湾のマヨネーズがかけられ、更に好みによってワサビをかけたりもしてかつお節をかけて食べるのですが、これは日本へ逆輸入できるとみました。
そのタコ焼をハフハフし食べながら夕陽が沈むのの見届けて淡水を後にしました。

いやぁ~ よく遊び、よく買い食いをしましたぁぁぁ。