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京の一枚

京都 桜100シリーズ 北白川天神宮


白川通今出川(銀閣寺道)を北へ進み、志賀越道を東へと入ってしばらく歩くと「北白川天神宮」があります。


天神といっても祀られている神様は菅原道真公ではなく、神皇産霊神(かみむすびのかみ)または高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子で天つ神である「少彦名命(すくなびこなのみこと)」。


神社名も「てんじんぐう」ではなく「てんしんぐう」と読みます。


平安時代ここは都に近く宮廷の貴族、大宮人が風光明媚な白河街道沿いにこぞって山荘を営み、詩歌に興じた。


また、白川石と花の里で男は石工でその秀でた技術を神社前に残している。


女は白川女として代々受け継ぐ地域へ花を届けている。


石工・白川女共に数は激減したが現存している。


宮廷や貴族の影響で衣裳は白黒鮮やかかつ立体的で京女人風俗中、特に優れている。


名水にも恵まれ、遠方より水汲みに訪れる人が多い。


白川の川面になびく糸桜として都紅糸桜など見事である。






■アクセス


市バス「北白川別当」下車


■料金


境内自由


■所在地


京都市左京区北白川仕伏町42


■TEL  075-781-8488


※写真は全て過去のものです。


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