京の一枚

京都の桜 半木の路(なからぎのみち)


半木の道は、京都市左京区にあります。


半木の道と書いて、「なからぎのみち」と読みます。


春に綺麗な桜が咲く事で有名な散策路です。


ソメイヨシノが散り始める4月中旬から中頃。


おしゃれなお店が立ち並ぶ京都の北山通り沿いにある京都府立植物園を左手に通り過ぎ、賀茂川に架かる橋の手前を左に折れると、藤棚ならぬ桜の棚がわぁっと目の前に広がります。


紅枝垂桜(べにしだれざくら)のトンネルです。


ソメイヨシノより色の濃い桃色の桜が川の方へ枝を下げて咲く姿はとても可憐・・・。


この賀茂川の左岸を彩る散歩道が「半木の路」。


「なからぎのみち」と読みます。


昔々、京都府立植物園があった辺りは神木が流れ着いたことから「流木(ながれぎ)神社の森」と呼ばれていたそうです。


この流木が訛って「半木」となった、あるいは「流木神社」が洪水で流され、縁起が悪いので「半木」と名付けたという説があります。

さて、どちらなのでしょうね? ちなみに、京都府立植物園内には、昔の「流木神社の森」の植生をとどめる自然林が今も残されているそうです。


それにしても、この眺めは圧巻ですよ。






■アクセス


地下鉄北大路駅から徒歩10分


■場所


京都府京都市左京区下鴨半木町



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