京の一枚

京都 1万株の紫陽花 善峯寺


京都府京都市西京区にある徳川綱吉の生母「桂昌院」にゆかりのあるお寺です。
善峰寺は西国33所の20番札所。




善峯寺は京都の桜や紅葉の名所として有名ですが、夏は山肌を埋め尽くす「紫陽花」が鑑賞でき、あじさい越しに望める京都市街の風景は癒されます。
「白山 桜あじさい苑」のエリアは、善峯寺を開いた源算上人が写経のための墨をすったとされる湧き水「白山名水」のあった場所でした。
元々眺望が素晴らしい場所でしたが、昭和初期に植えられた杉の木により、眺めが悪くなったため、杉を伐採して桜と紫陽花を植え、花と眺望を味わってもらおうと、今の姿になったそうです。



善峯寺は回遊式庭園になっていて、10番目に「白山 桜あじさい苑」があります。
善峯寺の白山あじさい苑は、高台にあり京都の街が一望できます。
京都市街と紫陽花を同時に満喫できるので、撮影スポットとしてもとても人気があります。


紫陽花には「七変化」という別名がありますが、角度によって紫陽花も色んな変化が楽しめます。
「あじさい苑」の見所は何といっても山の高低差から眺められる景色です。
絶壁のような所や、どこからでも日の光を浴びて、明るくオープンに輝いている紫陽花を是非写真に撮ってみて下さい。

3000坪の白山あじさい苑に、セイヨウアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイ等約1万株のあじさい。
見頃は6月中旬~7月初旬
また,遅咲きのサツキの名所でもあり、境内の斜面は緋、赤紫、薄紅の花の波で埋め尽くされます(例年の見頃は6月上旬~中旬)。



観音堂(本堂)
桂昌院により再興されたお堂です。
観音堂では、「善峯寺のおちないお守り」と呼ばれるお守りが販売されています。
阪神淡路大震災で高速道路が崩れ落ちる中、このお守りを持っていたバスの運転手はギリギリのところで踏み止まり、落ちずに命を救われたことから、このように呼ばれるようになりました。
このお守りのご利益を求めて、全国から参拝者が訪れるそうです。


幸福地蔵
白山あじさい苑のすぐ隣に祀られています。
桂昌院が幸福を願い拝んだことから、ご利益のあるお地蔵様と言われるようになりました。
ただし、自分以外の人の幸福を願うことが幸福地蔵のルールなので、注意しましょう。



アクセス
・JR京都線「向日町駅」下車
⇒阪急バス66系統「善峯寺行」乗車⇒「善峯寺」下車⇒徒歩8分
・阪急電車「東向日駅」下車
⇒阪急バス66系統「善峯寺行」乗車⇒「善峯寺」下車⇒徒歩8分
駐車場
料金:500円
駐車台数:150台(歩いて約10分)
入苑時間
午前8時~午後4時45分(午後5時閉門) 
料金
大人 500円 高校生 300円 小・中学生 200円
住所
京都市西京区大原野小塩町1372 
問い合わせ TEL 075-331-0020





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