名勝嵐山の中腹に佇む虚空蔵法輪寺。
法輪寺から見える 嵐山の風景 渡月橋も眼下に望む この素晴らしい風景を心の1ページに癒されて下さい。
奈良時代(713年)に元明天皇の勅願によって行基が創建したのが始まりです。
9月9日は旧暦でいうと農作物の収穫の時期であり、その豊穣を祈ったとともに、長寿を祈る風習が生まれたそうです。
なぜ長寿なのかというと、重陽の節句は、「菊の節句」ともいわれ、この菊の精を飲めば長寿を得たという中国の故事がたくさんあるためです。
その故事が日本に伝わり、重陽の節句では菊が用いられるようになりました。
菊には特別な精や霊力が宿っていると考えられていた上、旧暦では菊がちょうど旬の時期。
法輪寺から見える 嵐山の風景 渡月橋も眼下に望む この素晴らしい風景を心の1ページに癒されて下さい。
奈良時代(713年)に元明天皇の勅願によって行基が創建したのが始まりです。
9月9日は旧暦でいうと農作物の収穫の時期であり、その豊穣を祈ったとともに、長寿を祈る風習が生まれたそうです。
なぜ長寿なのかというと、重陽の節句は、「菊の節句」ともいわれ、この菊の精を飲めば長寿を得たという中国の故事がたくさんあるためです。
その故事が日本に伝わり、重陽の節句では菊が用いられるようになりました。
菊には特別な精や霊力が宿っていると考えられていた上、旧暦では菊がちょうど旬の時期。
そのため、日本でも奈良時代から、菊花酒を飲み、菊を鑑賞するなどして長寿を願い、災難を払う宴が宮中で開かれるようになったのです。
虚空蔵法輪寺でも、「重陽の節会」の9月9日になると、菊の花が献花され、菊酒がふるまわれます。
「菊慈童」という子どもサイズのお人形を祭り、この菊慈童と同じ着物を着た能『枕慈童』の舞も奉納されます。
13時頃から1日1回だけ、20分ほどの能舞台ですが、大勢の方が毎年参拝とともに訪れるそうです。
この「重陽の節会」では、菜萸(ぐみ)房を飾って邪気を払う習わしもあり、9月9日だけ特別に「菜萸袋」というお守りも販売されます。
これは菜萸を入れた袋を身に付けていると災いが消えるという、故事にちなんでいます。
■場 所: 虚空蔵法輪寺
■期 間: 9月9日(※毎年同じ日程です)
■時 間: 13時頃~(約1時間)
■アクセス: 市バス28「嵐山公園」、阪急嵐山線「嵐山」駅
■お問合せ: 075-862-0013
■詳細ページ:http://www.kokuzohourinji.com/
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