京の一枚

京都 紅葉100シリーズ 平安神宮 NO.77


平安神宮は平安遷都1100年を記念して、明治28年に遷都のおや神様である第50代桓武天皇をご祭神として創建されました。
当時、京都の衰退ぶりは目を覆うものがありました。

幕末の戦乱で市街地は荒廃し、明治維新によって事実上首都が東京へ遷ったことは人々の心に大きな打撃を与えました。


その状況下で京都を救ったのは、京都復興への市民の「情熱」と全国の人々の京都に対する「思い入れ」でした。
数々の復興事業を展開し、教育、文化、産業、生活などすべての面において新しい京都が模索され、同時に古き良き京都の維持継承に力が注がれたのです。


これらの熱意と一連の町おこし事業が見事に結実して、平安神宮が創建されました。

千年以上も栄え続けた雅やかな京都を後世に伝えるために、京都復興にかけた多くの人々の遺志を後世に伝えるために、四海平安の祈りを込めて創建されたのです。


その後、皇紀2600年にあたる昭和15年には、市民の懇意によって平安京有終の天皇、第121代孝明天皇のご神霊が合わせ祀られ、「日本文化のふるさと京都」のおや神様として広く崇敬を集めることとなりました。


神苑
神苑見学は有料です。
神苑の広さは30,000㎡で、本殿を囲んで南、西、中、東の四つに区画されています。
南苑へ入ったらすぐに、電車が置かれているのに気付き、「なぜ?こんな場所に電車が・・・」と思います。
この電車は、琵琶湖疏水の水を利用して発電した電力により市内を走った日本で最初の電車です。
通称、チンチン電車と呼び、市民の足として昭和37年まで活躍していました。
モーターは、米国のゼネラルエレクトリック社の製品だそうです。

拝観料金参拝無料

神苑拝観料
大人600円(30名以上550円、50名以上500円)
小人300円(30名以上250円)
学校団体 高校生300円、中学生200円、小学生150円、園児30円 

アクセス
▼市バス「京都会館・美術館前」下車 徒歩すぐ
▼京都市営地下鉄 東西線「東山」駅下車 徒歩約10分
▼京阪電車「神宮丸太町」駅下車 徒歩約15分

住 所 〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町
電 話 TEL 075-761-0221 FAX 075-761-0225
URL:http://www.heianjingu.or.jp/





京の一枚
京都四季折々・祭り その他

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「京都旅行」カテゴリーもっと見る