梵唄声明(ぼんばいしょうみょう)のふるさと・洛北大原にある魚山勝林院。
梵唄声明とは、経典などに旋律を付けて独特の節回しで唱える宗教音楽のこと。
この記念法要では、仏教を通して日本文化の素晴らしさを発信すべく、天台宗以外の多くの宗派も出仕して法要を執り行い、勝林院本堂を中心に繰り広げます。
梵唄声明とは、経典などに旋律を付けて独特の節回しで唱える宗教音楽のこと。
この記念法要では、仏教を通して日本文化の素晴らしさを発信すべく、天台宗以外の多くの宗派も出仕して法要を執り行い、勝林院本堂を中心に繰り広げます。
梵唄声明とは、経典などに旋律を付けて独特の節回しで唱える宗教音楽です。
その起源は古代インドに求められ、中央アジアを経て中国に伝えられ、そして仏教伝来とともに日本へも伝えられました。
平安時代初め、第三代天台座主・慈覚大師円仁は唐へ留学した折、多くの声明曲を日本へ持ち帰りました。
それが今日天台宗に伝えられる魚山流声明です。
魚山流の声明は鎌倉時代以降、日本仏教の各宗派に伝えられました。
そして日本の伝統音楽にも多大な影響を及ぼしたのです。
謡曲や長唄も、そして演歌に至るまで、声明にルーツがあるといわれています。
10月の慶讃法要では、仏教を通して日本文化の素晴らしさを発信すべく、天台宗以外の多くの宗派にもご出仕をお願いして法要を執り行います。
勝林院本堂を中心に、梵唄の粋を1000年目の時空間に繰り広げて頂きます。
大原を涼やかに流れる、呂川と律川。
「呂律が回らない」との表現は短調の呂曲・長調の律曲からなる声明から派生したものですが、大原の二つの川にこの名を冠していることからも、この地が声明の本拠であることがわかります。
ここ勝林院は、声明の根本道場として1023年に大原に初めて開かれたお堂。天井の高い本堂の中は、ひんやりした空気が漂う厳粛な雰囲気です。
拝観時 間:9~17時、
日中法要:10時~、
逮夜法要:14時~
■アクセス
京都駅から京都バス17, 18系統「大原」下車
四条河原町から京都バス16, 17系統「大原」下車
京阪三条から京都バス16, 17系統「大原」下車
駐車場 周辺に有料駐車場あり(普通車300~500円程度)
■お問合せ: 075-744-2409(宝泉院内)
■詳細ページ:http://www.jikkoin.com/
http://www.jikkoin.com/index.php?data=./data/l9/