重陽の日におこなわれる神社の神事として有名なのは、上賀茂神社の烏相撲です。
烏相撲は平安時代に始まる、氏子児童による相撲です。
上賀茂神社の祭神の祖父である「賀茂建角身命」が神武天皇東征の時、巨大な八咫烏(やたがらす)となって先導を務めたこと、また悪霊退治の信仰行事として相撲が結びついて行われるようになりました。
当日、本殿で祭典があった後、境内細殿前庭で烏帽子、白針姿の刀祢(とね)が弓矢をもってぴょんぴょんと横跳びをしながら「カーカーカー」「コーコーコー」と烏の鳴き真似をし、小学生10数名が相撲をとります。
その鳴き真似のユニークな姿にマスコミもたくさんくる、重陽のちょっとしたイベントであり、児童たちの活躍ぶりをみる、実にほほえましい行事です。
ところで、平安時代には歴代の斎王が烏相撲をご覧になったと伝えられています。
斎王の制度が鎌倉時代に途絶えてしまった後も、毎年斎王の席を用意し、神事は続けられてきました。
そして平成3年に葵祭の斎王代がこれをご覧になることになり、800年ぶりに陪覧が実現したということです。
それにしても、9月といっても暑いこの時期、斎王代も正装でじっと動かず、そして扇で顔も仰ぐことも許されずに座っていなければならないなんて、大変ですね。
■場 所: 上賀茂神社
■期 間: 9月8日・9日(※毎年同じ日程です)
■時 間: 10時~
■アクセス: 地下鉄烏丸線「北大路」駅より 市バス北3「御薗口町」、市バス9「上賀茂御薗橋」
■お問合せ: 075-781-0011
■詳細ページ :http://www.kamigamojinja.jp/
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。
烏相撲は平安時代に始まる、氏子児童による相撲です。
上賀茂神社の祭神の祖父である「賀茂建角身命」が神武天皇東征の時、巨大な八咫烏(やたがらす)となって先導を務めたこと、また悪霊退治の信仰行事として相撲が結びついて行われるようになりました。
当日、本殿で祭典があった後、境内細殿前庭で烏帽子、白針姿の刀祢(とね)が弓矢をもってぴょんぴょんと横跳びをしながら「カーカーカー」「コーコーコー」と烏の鳴き真似をし、小学生10数名が相撲をとります。
その鳴き真似のユニークな姿にマスコミもたくさんくる、重陽のちょっとしたイベントであり、児童たちの活躍ぶりをみる、実にほほえましい行事です。
ところで、平安時代には歴代の斎王が烏相撲をご覧になったと伝えられています。
斎王の制度が鎌倉時代に途絶えてしまった後も、毎年斎王の席を用意し、神事は続けられてきました。
そして平成3年に葵祭の斎王代がこれをご覧になることになり、800年ぶりに陪覧が実現したということです。
それにしても、9月といっても暑いこの時期、斎王代も正装でじっと動かず、そして扇で顔も仰ぐことも許されずに座っていなければならないなんて、大変ですね。
■場 所: 上賀茂神社
■期 間: 9月8日・9日(※毎年同じ日程です)
■時 間: 10時~
■アクセス: 地下鉄烏丸線「北大路」駅より 市バス北3「御薗口町」、市バス9「上賀茂御薗橋」
■お問合せ: 075-781-0011
■詳細ページ :http://www.kamigamojinja.jp/
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。