京の一枚

京都 紅葉今がみごろ 醍醐寺  [世界文化遺産]


醍醐寺は、京都市伏見区にあります。


春の桜で有名な醍醐寺にはモミジ、ドウダンツツジなどの落葉広葉樹も多く、秋には見事に紅葉する。特に弁天道付近の紅葉は圧巻の美しさを有する。


三宝院から見ていこう(三宝院は撮影禁止)。


総門を入ると桜馬場の左、醍醐寺14世座主勝覚僧正の創建する。



大玄関から進むと、葵の間・秋草の間、勅使の間を過ぎて、表書院に出る寝殿様式を伝える建物、南側の広縁に座して観賞したい。


池には亀島・鶴島が浮かび気韻のある石が配され、木橋や石橋風雅を誘う。


池の右の中央に藤戸石「千石石」がある。


この石は秀吉が造営した、小滝の水音が清寂の境地へ誘うように耳朶をを打つ。


表書院につづく純浄観はやや高い位置にある。


秀吉の[醍醐の花見]時に築造されたと言う。


なお、西南の位置には唐門がある。


中央の扉五十七の太閤桐、左右に十二弁の菊花紋が見られる。


三宝院から仁王門へと進むと、下醍醐のエリアになる、金堂・五十塔・大講堂などが立ち並んでいる。


金堂は釈迦堂と呼ばれた時代がたった。


消失した後秀吉が和歌山・湯浅の満願寺本堂わ移築した。


五十塔は951年[天暦5]に完成。


高さは38m。


応仁の乱の戦火を潜りぬけ京都府下では最古の木造建築である。


女人堂まで来るとこれから登山になる、清龍宮拝殿が迎える。


室町時代の築造である。


すぐ上方に本堂がある。


又、近くに醍醐水が湧き出ている。


こ の霊水の背後に准胝堂がある。


ここから山道わ歩くと薬師堂が現れる。


創建は907年[延喜7]といわれる。


薬師三尊像が安置されている、さらに東に進むと五大堂、如意輪堂、開山堂がある。


五大堂には五大明王像が祀られている。


通称五大力さんと呼ばれる。


開山堂は、1606年[慶長11]に再建されたもので開山聖宝理源大師が奉納されている。


この辺りから眺望は価値がある。






■拝観  境内自由 9:00~16;30


三宝院   600円


[共通券2枚1.000円・3枚1.500円]






■アクセス


地下鉄東西線醍醐駅から徒歩10分


■P 有り  有料


℡ 075-571-0002


※写真は全て過去のものです。



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