京の一枚

京都 青モミジ 禅の美 妙心寺


臨済禅の美しい伽藍の美しい宏壮とした山内広大な境内には、特微のある見どころが多く何よりゆったりした雰囲気が最高。

南北朝時代、花園上皇の離宮を禅寺に改め、「花園と言う地名は清原夏野の山荘に草花が咲き[花園]とよばれる」妙心寺の伽藍が並び立つ「花園」池は三つの丘が連なる双ガ丘の東に位置する「双ガ丘」は徒然草の作者吉田兼好が居を構えた所でもある。

臨済宗妙心寺派大法山の始まりは、1337年とされる。
近世にはいて武将の帰依を受け、多くの敷地が寄進され、塔頭子院は90余宇を数えた。

明冶以降も寺運は隆盛し、末寺は全国3.500寺を有している。
約16万㎡の寺地に七堂伽藍は南から来たに向かって整然と置かれている。
その中央には勅使門・三門・仏殿・法堂・寝堂・玄関・大方丈・小方丈・庫裏・が並び、東側には浴室・鐘楼・経蔵が配置されている。



そして47の塔頭寺院が取り巻いている。
妙心寺は南北に総門を構えるが、下立売通に面した南総門から入ると、「勅使門、放生池、三門、仏殿、法堂、大方丈、子方丈」が直列している。
見事な伽藍の並びで、建物はすべて「重文」になる。


浴室 通称は「明智風呂」

本能寺の変の明智光秀の叔父にあたる人物が妙心寺の塔頭におり、1587年[天正15]光秀の善提を弔うために造ったといわれる。

今で言う蒸し風呂式「サウナ」すの子の隙間から蒸気が出てくる仕組み。
訪ねる事をお勧めする。


■アクセス
京都駅・阪急大宮駅からバス26→妙心寺北門前下車直ぐ
京福妙心寺駅から徒歩約4分
■拝観料   500円
■P 有り
■京都市右京区花園妙心寺町1
■℡ 075-461-5226




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