京の一枚

京都 御棚会(みたなえ) 上賀茂神社 1月14日


3段で一畳程の棚に、山海の珍味を盛り、神様に捧げます。


4人の白丁(はくてい)が棚を担ぎ、玉橋~楼門~中門~斎庭と移動して運び,神事を行い、その後境内の各摂社に献饌してまわります。


初穂料3000円で本殿祭参列出来ます。


古来当神社の神領であった賀茂六郷よりそれぞれ御棚にて私幣と魚類の神饌を奉った。


現在では神社にて調整し一台のみ献ぜられます。






上賀茂神社御棚会神事 歴史


上賀茂神社御棚会神事(みたなえしんじ)はかつて上賀茂神社の神領だった賀茂六郷(河上・岡本・中村・小山・大宮・小野)から私幣と鰤・蛸などの魚介類などの神饌を御棚にのせて奉ったのが起源です。


ただ御棚会神事は明治時代に途絶え、現在は御棚一台のみで神事が行われています。


御棚会神事では雉(きじ)・瓶子(へいし)を結んだ木の枝を持つ神職が四人で担ぐ御棚を先導し、立砂の前で待機します。


その後別の神職などが社務所から祓を行う場所・土舎(つちのや)に進み、土舎で榊(さかき)の枝に麻・紙などをつけた陰陽串(おんみょうぐし)を使って祓いを行います。


祓いが済むと一同はならの小川を渡り、神饌を供える為に本殿に向かい、大神・賀茂別雷命に神饌が供えられます。


上賀茂神社・下鴨神社(賀茂社)には1017年(寛仁元年)後一条天皇が行幸した際、愛宕地域の各四郷が神領として寄進され、その後上賀茂神社の神領が賀茂・錦部・小野・大野の四郷から賀茂六郷に変更されたそうです。






■場 所: 上賀茂神社


■期 間: 1/14(※毎年同じ日程です)


■時 間: 14時~


■アクセス: 地下鉄「北大路」駅より 市バス北3「御薗口町」

■お問合せ: 075-781-0011


■詳細ページ:http://www.e-kyoto.net/special2/565


※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。








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