
今回は今日の香りを訪ねて伏見へ 酒蔵と水辺が美しいコースを巡る。

「十石舟」は江戸から明治末期にかけて伏見と大阪を往来していた木造船のことで、酒や米を運搬していました。
現在では、観光客をのせ遊覧船となって復活しています。

舟から見る酒蔵屋や柳並木など歴史情緒ある景色はまた格別です。
京都-大阪の中継地として、人や物資で賑わった伏見は、角倉了以の高瀬川運河の開削によりさらに発展。

大阪から三十石船に乗り伏見に着いた旅人は、京町通(伏見街道)を通り京都の中心部へ、大和街道を通って奈良へ、また参勤交代の西国大名は、桃山丘陵を越え、山科を経て東海道をめざしました。
このように伏見は水陸交通の要衝として繁栄しました。
当時の街の広さは、東西1キロ、南北4.6キロで、南北に細長く、人口2万4千人の大都市でした。
港の中心は今の京橋付近、周辺には大名が宿泊した本陣が4軒、脇本陣が2軒、旅籠は大小あわせて39軒あったといわれています。

幕末、坂本龍馬が幕府の捕手に襲撃された寺田屋事件の舞台は今も面影を残し、京橋北詰には幕府のお触れ書きなどをかかげる高札場、南詰には幕府公認の過書船番所・船高札場などがありました。
水運で賑わった伏見も、明治維新の「鳥羽伏見の戦い」により町の大半が焼失。
江戸時代には「伏水(ふしみ)」と記され、豊かな地下水にも恵まれた伏見は、酒どころとして、明治から大正時代の酒蔵が立ち並び風格のあるたたずまいを見せています。

かつての伏見港周辺となる宇治川派流域および濠川沿いは、水辺の風景が美しい散策路となり、平成10年より十石舟が復活運航し、水運のまち伏見の賑わいを感じることができます。
良質の地下水がつくりだすまろやかな酒。

良質で豊富な地下水に恵まれた伏見は日本を代表する銘醸地として、その名を知られてきました。
かつては「伏水(ふしみ)」とも書かれたほど質の高い伏流水に恵まれてきた伏見の酒造りの歴史をひもといていきます。

「十石舟」は江戸から明治末期にかけて伏見と大阪を往来していた木造船のことで、酒や米を運搬していました。
現在では、観光客をのせ遊覧船となって復活しています。

舟から見る酒蔵屋や柳並木など歴史情緒ある景色はまた格別です。

■場 所: 月桂冠大倉記念館裏乗船場←→三栖閘門(資料館見学)
■期 間: 2024年3月16日~12月8日
(運休期間有り)
■時 間: 所要時間:約55分(往復)
■料 金: 大人(中学生以上):1,500円・小人(小学生以下)750円
■アクセス: 京阪・近鉄京都線「丹波橋」駅
■お問合せ: 075-623-1030(伏見夢工房)
■詳細ページ:https://kyoto-fushimi.or.jp/ship/
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。

「十石舟」は江戸から明治末期にかけて伏見と大阪を往来していた木造船のことで、酒や米を運搬していました。
現在では、観光客をのせ遊覧船となって復活しています。

舟から見る酒蔵屋や柳並木など歴史情緒ある景色はまた格別です。
京都-大阪の中継地として、人や物資で賑わった伏見は、角倉了以の高瀬川運河の開削によりさらに発展。

大阪から三十石船に乗り伏見に着いた旅人は、京町通(伏見街道)を通り京都の中心部へ、大和街道を通って奈良へ、また参勤交代の西国大名は、桃山丘陵を越え、山科を経て東海道をめざしました。
このように伏見は水陸交通の要衝として繁栄しました。
当時の街の広さは、東西1キロ、南北4.6キロで、南北に細長く、人口2万4千人の大都市でした。
港の中心は今の京橋付近、周辺には大名が宿泊した本陣が4軒、脇本陣が2軒、旅籠は大小あわせて39軒あったといわれています。

幕末、坂本龍馬が幕府の捕手に襲撃された寺田屋事件の舞台は今も面影を残し、京橋北詰には幕府のお触れ書きなどをかかげる高札場、南詰には幕府公認の過書船番所・船高札場などがありました。
水運で賑わった伏見も、明治維新の「鳥羽伏見の戦い」により町の大半が焼失。
江戸時代には「伏水(ふしみ)」と記され、豊かな地下水にも恵まれた伏見は、酒どころとして、明治から大正時代の酒蔵が立ち並び風格のあるたたずまいを見せています。

かつての伏見港周辺となる宇治川派流域および濠川沿いは、水辺の風景が美しい散策路となり、平成10年より十石舟が復活運航し、水運のまち伏見の賑わいを感じることができます。
良質の地下水がつくりだすまろやかな酒。

良質で豊富な地下水に恵まれた伏見は日本を代表する銘醸地として、その名を知られてきました。
かつては「伏水(ふしみ)」とも書かれたほど質の高い伏流水に恵まれてきた伏見の酒造りの歴史をひもといていきます。

「十石舟」は江戸から明治末期にかけて伏見と大阪を往来していた木造船のことで、酒や米を運搬していました。
現在では、観光客をのせ遊覧船となって復活しています。

舟から見る酒蔵屋や柳並木など歴史情緒ある景色はまた格別です。

■場 所: 月桂冠大倉記念館裏乗船場←→三栖閘門(資料館見学)
■期 間: 2024年3月16日~12月8日
(運休期間有り)
■時 間: 所要時間:約55分(往復)
■料 金: 大人(中学生以上):1,500円・小人(小学生以下)750円
■アクセス: 京阪・近鉄京都線「丹波橋」駅
■お問合せ: 075-623-1030(伏見夢工房)
■詳細ページ:https://kyoto-fushimi.or.jp/ship/
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。