昨日の本番までに 色々なことがありました よ

ベートーベンの交響曲第９番

何度歌っても　怖い　大変な曲　　ソプラノソリストの歌う時間は　ほんの６分ほど


しかし普段歌うオペラのアリアとは違う

大変な筋力を　瞬時に使い続けること


私はソプラノなので　たか～～～い声を早いスピードで出し続ける

この体力　筋力が　普段とは違う　本番の舞台で出せるのか


また


普段のレッスンが６月２０日の発表会を前にして　　とても忙しくなってきて　　


歌う声ではない

熱のこもったレッスンでの　しゃべり声で
咽が疲れて　　声帯が腫れるのではないか


体の疲れがたまってしまうと　　


私は　咽を腫らしてしまうから


本当に怖い　　


本番までは　　いつも　ピーンと緊張の生活です


しかも


本番を前にして　


背筋が痛くなり　　息を思いっきり吸うと　　


あばら骨のあたりの筋肉に　痛みが・・・必死で治そうと　整体へ



何とか　ゲネプロを無事終えて


帰宅　　いつものように寝たのですが・・・・結局その晩は一睡も出来ず


本番の朝が・・・・・


まあ　死ぬわけではないから・・・・・起きて準備をするか～～　　　


私は　思い出していました

カーネギーホールでのリサイタル　　


ひざの痛みを抱えていて　３日眠れない日が続きましたが

本番は　　大成功でした


そうです

年をとるということは


人生において　たくさんの苦難　苦労　成功を　経験しているので

あ～～あの時も　　一睡もしていなかったけど

いい声が　でたな～～

だから　　

大丈夫　　と

必要以上の心配をしない冷静な自で居れることです


いつが最後の舞台になるかわからないけれど


そのときの私で

全身全霊で　　演奏すること　　　させていただくこと


心に刻みました


これが

一番の収穫


お越しくださった皆様

有難うございました。