ちょうど真ん中にラインがあって、左と右と二つの世界。
時に、実像よりも鏡像の方が存在感があったりするから不思議です。
元々、少し青味を帯びていたこのマネキンたち。ホワイトバランスを
白熱電球にして、その青さを強調してみました。デジカメになってから、
選択すべき項目が増えましたね。その分、表現の幅が広がったわけですが、
でも、これは撮り手の問題。カメラや撮影後のソフトに振り回されてはいけません。
時に、こんな風に思いっきりハイキーに撮りたくなります。
しかし、私のEOSは露出補正が+2.0EVまでしかありません。
マニュアルにするのは面倒だし、時間もかかります。
そこで私は、少し暗いところでAEロックをかけて、
露出補正との併用で極度のオーバー露光にしています。
みなさんも一度お試しください。って、普通ここまで明るくは
撮らないですよね。
二日前の連作です。これを撮ってる時、松山千春の歌詞を
思い出しました。"空の青さはわかるけど 空の広さはわからない"
まっ、歌詞自体は恋心を表現した微妙なものですが、
これだと青さも分からないですね(笑)
水溜りに映る空とかをみなさんよく撮りますよね。それって、情報量は
少ないのに、実際の空以上に情感を表すことができたりするんですよね。
これはそのショーウインドーバージョンです。
