Toshichanの独り言

海外、国内旅行の旅日記。私の俳句手帳、などなど筆の進むままに書き連ねてまいります。

フランスに30日間旅行しました。番外編 Ⅱ(あほな安倍君の浅知恵より百倍以上すぐれている)

2015年12月06日 | 旅行

何となくフランスって、あまり働かない、ヨーロッパ病の典型国かなと思っていました。

しかし、今回旅をして「これは侮れない、いやあほな安倍首相の浅知恵より百倍以上すぐれているという確信に至りました」

1、最初のスケッチ旅行の時、大型バスで移動した。サービスエリアで休憩したが、添乗員が最初は「20分休憩」と言ったが、運転手に確認して「30分休憩です」と訂正した。その理由はフランスの法令で「〇〇時間働いたら30分休憩をとること」となっていて、それは後からの検査でタコメーターを見ればわかるので、ちゃんと取らねければいけないと言うことであった。
初め聞いた時は「何を細かいことを」と思ったが、よく考えると大事なことである。そう決めておかないと現場ではお客様やボスの意向で押し切られることもあるが、法律で決められ、それを検証するツールがあるということは労働者を守る素晴らしいシステムだ。

2、フランス国鉄に乗ると何故か職員の数が多すぎるように見える。また列車の最前部に「国鉄職員、役所関係者部屋が必ずある。」ある意味では官吏優遇策の名残ともいえる。ただ、職員の多さは誰かに聞いたが「ワークシェヤ」のためではないか?と言うことである。仕事に比して養うべき人員が多い時、皆正社員であるが、仕事を分け合って働いた分だけの給料をもらう。余った時間は 子育て、介護、趣味に生きる などに充てる、それで良いのではないかな。

環境にやさしく、スローライフでいいんでしょう。あほな安倍首相には分かりたくない話でしょうが。

3、大学までの学費が無料か、ものすごく安い。
 前出の西岡沙樹さんも言っていましたが、パリ音楽院高等科?に入っても授業料は無料なんだそうです。この話は音楽だけではなく全てそうなんだって。勿論入学に値する資質、学力を持っていることは必要ですが。
「非常に教育を大事にしている。やはり、哲学がしっかりしている。国を将来支えるのは子供であり、それをどうやって育てるのか。そこにお金をお惜しむことなくかける。これが国、国民の発展に不可欠なんだと!

4、芸術は国家戦略だ。
 これはフランス革命以前からの国是で、あれだけのルーブル美術館をこしらえたのは、まさしく国家戦略で、ブルボン王朝時代から「世界にこのフランスの芸術を見せ、この威光に膝まずかせる」という戦略で今も基本は変わっていない。
ルーブルの年間予算は、東京国立博物館の百倍であるという。ルーブルは芸術作品購入費用は別に、使えるそうである。
 日本の何たる貧困、あほな安倍の何たる貧困。しかし、大阪の前市長の橋元某はより度し難い阿呆だ。文楽の問題では暴言、誹謗中傷など最低だったね。
まあ、文楽協会も反省する点も多々あって、あの刺激によって文楽公演も格段に良くなってきた。
しかし、日本の芸術を評価し、どう国家戦略に位置付けるかなんて問題は「どう考えても今の安倍には無理だね」

5、「挨拶」を気軽に交わすことが大事!
 フランスでは「ボンジュール」、オーストリアでは「グリュースゴット」、イタリアでは「ボンジョルノ」、英語圏では「ハロー」、そして日本では「こんにちは」。
向こうから怖そうなおじさんが歩いて来る。意を決して「ボンジュール」、突然おじさんの顔が別人のように柔らかくなり、「ボンジュール」。これだけですべてよし!
笹川某の「人類は一家、人類皆兄弟」 、その通り
でも最近心配なのは日本、ほとんど挨拶しないのでは?もちろんよく見知っている人には挨拶するが、道を歩いている人に気軽に挨拶するか?
私も含めたシニア世代が率先して挨拶をするべきです。シニアも昔は良かったなどと偉そうに言っているが、今自分でどう実践出来るかが問われている、
にっこり笑って「こんにちは」


  

 



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