てらこや

2019-08-07 10:19:25 | 人生論

Iさんが参加している寺子屋へ行く.

寺子屋のことは前々からIさん伝いに聞いていて,東北出身としていつか参加してみたいと考えていた.

短いがやっと一息つける時期となり,その願いがようやく実現した.

 

会場はなんと,自分が博士課程へ行くことを決断した場所だった.

社会人時代にH先生と2人で飲みながら,進路について相談させてもらった居酒屋が2F.

その3Fで,博士課程を終えようとしている自分が子供たちに勉強を教えている.

偶然にしては出来過ぎてる.

 

緊張を隠し切れずに,手に汗を握りながら担当させてもらう子を待つ.

少し時間が経過した後,担当させてもらう子が会場に到着.

講師役(自分)がオドオドしつつも,とりあえず勉強を始めることに.

自分は受験から大分時間が経過してしまっていたので,忘れてしまっていることも多々あった.

そのため,一方的に教えるのではなく,一緒に考え,歩幅を合わせながら問題に取り組むことに.

(自分の能力に子供が合わせてくれていたとしたら,申し訳ない・・・)

 

少し勉強を進めたところで,事前に教えてもらっていた映画の話題で仲良くしよう試みるも,部活の都合で見れなかったとのこと.

危うく撃沈しそうになったが,そこでも偶然が.

 

なんと所属している部活が,自分が高校時代に取り組んでいたものと同じだったのだ.

しかも,その子が狙っているポジションと,自分が担当していたポジションが同じで,盛り上がる.

加えて,最近ハマりかけている登山であるが,その子も趣味としているらしい.

今度会えたら色々聞いてみたい.

 

その子の優しさのおかげで,何とか90分程の勉強時間を終える.

 

駅へ向かう帰り道では,代表者の方と今の寺子屋の状況や自分の経歴などを話させていただき,担当した子とは夏に制服のズボンが汗臭くなることなどを話す.

 

帰宅後も,担当させてもらった子のことばかり考えてしまう始末.

親バカとはこんなものなのだろうか・・・

 

子供たちの勉強の役に立てたかは不安ではあるものの,自分にとっては大変貴重で有意義な時間となりました.

寺子屋を紹介してくれたIさん,寺子屋の皆様,本当にありがとうございました.m(_ _)m


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。