副査

修士論文の副査である水環境研究室の先生のもとを訪ねた。

副査は初めてで具体的な進め方を知らないまま研究室へ行った。

副査は，修士論文を１ページごと自分で先生に説明しながら，
先生の質問またはコメントを頂くという形式だった。

今回執筆した論文は，自分以外に初めて人に見せたこともあり，
いかに読者のことを思っていない論文なのかを痛感させられた。

一つの図または表にしても，「図に示す」と書くだけで説明した気でいた。
それだけでは不十分で，図に示していることでも文章にして表現する。

引用した箇所については，必ず参考文献を付ける。

研究の背景と目的は近づけ，結果と考察は区別する。

来年度，自分の研究を全く知らない後輩たちがこの論文を見て，
実験を再現できるくらい優しく，詳しく書く。

とにかく，他の人に確認してもらう機会を設けることの大切さを身をもって感じた。