やらずに後悔していること

「「今」何か踏み出さんと．自分それ，やらんまま死んでいくで」

T君から紹介してもらった本に書かれていた一文．

この言葉に背中を押された．

 

昨日は，T君と一緒に登山用品を購入．（詳しくはT君のブログを参考にしてください！三種の神器のうち，２つが揃う）

その後いくつか用事を済ませた後，帰路に就く．

すると，どこからともなく太鼓の音が．

近所の広場にて納涼盆踊り大会が開かれていた．

 

 

 

初めて生で見る盆踊り．

 

どうして皆踊れるんだろう．

いつ練習したんだ？

 

そんな疑問を持ちながら，パイプ椅子に腰かけ眺めていると，一人のおばさんが「一緒に踊ろう！」と誘ってくださった．

 

心の中では踊れなくても踊った方が楽しいんだろうな，と思っていたが，恥ずかしくて一回目は遠慮する．

しかし，踊りの休憩のタイミングでもう一度「踊らにゃ損損」と言っていただき，重い腰を上げる．

 

初めて踊った盆踊り．

最初はぎこちなかったが，おばさんの助けもあり何とか踊れるように．

 

頭ではやった方がいいのが分かっていても，色んな理由を付けて止めてしまうことがある．

こんな自分が少しでも変われるように，最近は色々と試行錯誤しているところ．

考えすぎる癖から自由になった，ささいな出来事でした．

 

なお，おばさんは来週も下北沢のお祭りでも踊るそう．

来るように誘われたけど，どうしようかな～笑

おばさん達のバイタリティーには頭が下がります．

志

午前中，副査説明のためHキャンパスへ行く．

I先生と1時間ほど研究に関する議論をする．

厳しいご指摘もあったが，自分が面白いと思っていた点や，独自に考えて検討を行ったものには興味を持っていただけた．

残り1週間でご指摘を受けた点をスライドへ反映するとともに，可能な限り分析も進めたい．

最後に腹を割って自分の今の心境を述べたところ「自信を持てよ！」との言葉をかけていただく．

 

午後は学内の博士課程の学生が参加する小規模な学会へ参加．

人数は少ないものの，ポスター発表で興味を持って研究内容を聞いていただける人がいて，それだけでも参加した意義があった．

 

2つの発表？を終えた後は，研究室のメンバーでちょっとしたお茶会．

みなさんのおかげでリフレッシュでき，先ほどまでT君と集中して作業できました．

いつもくだらない話に付き合ってくれてありがとう．

S君のお土産，T君の紅茶ともに美味しかったです！

 

 

ここまでくると，審査の結果がどうであれ，自分のようなちっぽけな存在が社会のためになるのであれば，少しでも検討結果を積み重ね，多くの人にとって役立つ知見，情報を提供したいなという思いが強まってくる．

 

最初からそんな志を持って研究ができていればよかったのだが，ここは大目に見てもらいたい笑．

 

心から正しいと思えることを実行できること，その行動により他人が喜んでくれること，この2つが自分のエネルギー源だと思う．

 

この志，エネルギー源をいつまでも失わないようにしたい．

2019年(半年間の振り返り)

焼肉の匂いを纏ったポロシャツを脱ぎ，ひとっ風呂浴びたところで，今日こそ「半年間の振り返り」をしたいと思います．

 

年始に掲げた"目標"とここまでの"成果"を下に記します．

 

「筋トレ」

・ベンチプレスで45kgを上げる

⇒60kgまで達成．（クリア！）

 

「私生活」

・一行でもよいのでこのブログを毎日書く

⇒毎日は更新できておらず，むしろ最近はサボりがち・・・（でも昨年に比べると更新頻度は格段に高まっているので，大目に見てクリア！笑）

・昼飯、夕飯は可能な限り自炊したものを食べることを意識する

⇒昼飯は自炊したものを食べることができているが，夕飯はレトルトカレーばかり．T君の煮卵で救われている気がする．．．（達成度は100点満点中，50点）

 

「研究」

・ドクターを取る

⇒ここからが本番！

・2ヶ月に1編の頻度で論文を執筆する

⇒現状は3か月に1編のペース．（来月もう1編出す予定なので，何とか目標を達成できるように頑張りたい！）

 

振り返ってみると，筋トレの目標はちょっと低過ぎたかな．．．という印象．

私生活と研究に対しては，今以上に注力する必要があることに気が付きました．

 

でも今の状況では，夕飯まで作るのは難しいかな．．．

なので，目標を「昼飯の自炊を可能な限り継続する」へと修正したいと思います．

 

ついつい先延ばしにしていた振り返りですが，やってみると学ぶこともあり，残りの半年間の過ごし方を見つめ直す良い機会となりました．

明日からまたがんばろう．

 

今日一緒に焼肉に行った後輩たちよ，自分は振り返りをしたぞ．

君たちはいつするんだ．．．笑

晴朗

30歳の誕生日を迎えました．

気持ちは少年のままなのですが，この年齢を迎えると素直に歳をとったなと感じます(笑

また節目ということもあってか，今までにないくらい多くの方に祝っていただけた気もします．

 

Lさんからは，メッセージ付きのイラストと水墨画の絵葉書（忙しい中，描いてくれてありがとう！），T君からはジムで使用するためのTシャツ（サイズ感バッチリでした！流石です！）を貰いました．

またサッカー関係の方々からもお祝いのお言葉を数多く頂戴しました．

本当にありがとうございます．

 

昨日まで雨が降っていたので，父からの遺伝で”雨男”という称号を受け継いでしまったのかもしれないなと心配していたのですが，そんな心配をよそに今日は非常に良い天気に恵まれました．

これは”晴男”と言ってよいですよね？

 

 

昨日S君にプレゼントした本の影響もあり，30代は”晴朗な男になる”という目標を密かに立てていたのですが，今日の天気にも「この目標を達成するように」と背中を押された気がしました．

この青空に負けないくらいの晴れ渡った気持ちと，雲のように潔白で誠実な性格を持ち合わせる人になれるよう頑張りたいと思います．

 

さらに研究室から帰宅後，自分の誕生日を知ってか知らずか，アパートの大家さんに自転車のサドルを中古ではありますが傷の無いものに変えていただきました．

（大家さんご夫妻のうち，旦那さんのご趣味がサイクリングで，自転車の修理も得意とされているようです．ご厚意で交換していただきました）

 

交換前

 

交換後

 

この自転車，最近は自分しか使ってない印象ですが，実は研究室の所有物．

多くの学生と共有できるありがたい贈り物となりました．

大事に使わせていただきます．

 

夕飯は自炊で盛岡冷麺を作ってみました．

しかし，予想以上に麺がゴムのようになってしまうという始末．

ただ茹でるだけなのに．．．なぜ？

梅雨が明け，本格的な夏が始まったら再度挑戦してみたいと思います．

研究所訪問とY先生の言葉

Ka先生，T君と神奈川県のとある企業の研究所へ行く．

会社の概要や研究設備をご紹介していただくとともに，Y先生直筆の貴重な原稿を読ませていただく．

 

当たり前のことかもしれないが，全ての原稿が手書きであった．

しかも，それが段ボール箱で60箱程度も保管されているとのことで，ただただその当時の方の体力・気力に驚く．

また，原稿を書く際には，英語と日本語をMixして執筆されていたこと，文章の終わりにはお茶目なマークを記されていたことなど，生の原稿に当たってみて初めて分かることも多かった．

 

原稿の中には，Y先生が勉強に対する姿勢について語られた箇所もあった．

その内容は以下の通り．

 

”娯楽は，どんな種類のものであっても，その時は楽しいが，のちに必ず悔いが残る．

勉強は苦しくても後悔は絶対にない．

だから僕は寸暇を惜しんで勉強する．”

 

他にも「朝食の煮卵の話」や，「コンクリートを造るこつ」，「空襲で交通が途絶しても大学には必ず来ていたこと」，「どんなに忙しくても毎週土曜日には2時間ほどの時間を割いて，一対一で学生にコンクリートを指導していたこと」など，記事にしたいことは数多くある．

しかし，これらの内容を羅列してしまうと，それぞれの話の重みが軽くなってしまう気がしたので，そっと自分の心の中に留めておくことにする．

気になる方は，直接聞いてください笑．

 

 

こちらは，Y先生が使っていたティーカップ．

これでY先生もコーヒーを飲まれていたのかな．

 

歴史的に偉人と呼ばれる方の存在が，少し身近に感じられた素敵な1日でした．

 

Oさん．お忙しい中，研究所の見学のみならず，歴史的にも貴重な資料に触れる機会を設けていただき，誠にありがとうございました．