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63回目の夏

2008年08月15日 | ブログ
終戦から63回目の夏。


父方の婆ちゃんの弟さんが、戦死された事は知っています。
でも、それ以外の事は何ひとつ知りません。祖父や祖母、親戚の中からも、戦争の話を聞いた事が無いんです。
だから、映像や文字でしか戦争を知らないんですよね。


どこの国とかは関係無い。
たくさんの人が命を落とし、助かった人の心にも決して消せない傷を残した戦争に、何の意味があったんだろ。

戦争を体験した人にとって、終戦から63回目の夏…63年間は、決して長い年月じゃなかったと思います。
映画『夕凪の街 さくらの国』の中での台詞……「生きとってええんやろか?」は、決して作られた言葉じゃないんですよね。
この言葉の意味を考えると、やり切れない気持ちになってしまう。

戦争を知らない私達がこの先出来る事は、二度と戦争を起こさない事。
今も、毎日の様に世界のどこかで起きてる争いが、一日も早く無くなります様に……。

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