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何気ない日常を独り言の様につらつらと…
たま~に京都弁も飛び出す『 HitoriGotO 』♪

宮城4泊5日~続き~

2012年12月09日 | ブログ
先日、石巻の話をUPした後に、すぐこっちもUPしようと思いつつ・・・気が付けば、今年のカレンダーもあと1枚。
師走に突入しておりました。
時間の流れが早い~~~!!!

少し時間が経ったけど、旅の記録の1つとして、画像と感想をUP!!


11/24(土)は、女子3人で日帰り温泉へ。
仙台から日帰りで行ける距離に、いくつもいい温泉があるので、どこに行こうかと迷ったのですが、
最終的に、作並温泉に決定!!
え?なぜって???
それは・・・・・後々分かります・・・うん・・・(笑)


仙台市内から作並温泉に向かう途中、道路標識を見落として、鳴子温泉方面に行ってしまったものの、
何とか態勢を立て直して、昼前に作並温泉に到着。

まずは、JR作並駅でパンプレットを入手。
この駅は、日本初の交流電化区間でもあるんですよ~♪
駅舎は木造でこじんまりしてたけど、すごく味のある雰囲気!!

ものすごく冷えるなぁ~なんて思ってたら、雪がちらついてきたので、先を急ぐ事に!!
作並駅で決めた、日帰り温泉をやってるホテルに向かう途中、巨大なこけしに遭遇!!
ここが「作並温泉」の入口になります♪





そこから5分程進むと、目的の「湯の原ホテル」に到着!!
1階に大理石風呂(内風呂)と、4階に展望風呂&露天風呂があるとの事で、迷わず4階に。
紅葉には少し遅かったモノのいい眺めでした。

内湯であったまった後は、露天風呂へと・・・。
途中、またもや雪がチラついてきて、お湯のあったかさと顔に当たる雪の冷たさに満足♪満足♪
何だかんだと、1時間程のんびりと温泉を楽しみました。

           


温泉を楽しんだ後は、やっぱり食い気!!(笑)
作並駅近くにある「つつみ屋」さんで、名物のお団子を食す事に。
右から、くるみ・ずんだ・あんこ・醤油で、1つ1つがデカイ!!

私は、くるみと醤油を頂いたのですが、んまかったぁ~~(≧▽≦)
本当は持ち帰りしたかったのですが、お餅が固くなってしまうと美味しさも半減しちゃうので、持ち帰りは断念!!




お団子屋さんを後にして、向かうは「ニッカウイスキー宮城峡蒸留所」
はい・・・ここがあったので、作並温泉にしたのです!!(笑)
約20分毎位に、20名くらいのグループで工場案内をして頂けるのですが、もちろん無料!!
この日もたくさんの方が見学にいらしてました。

         


こちら、宮城峡蒸留所で使われているポットスチル。
ちょっと分かりにくいのですが、胴体部分に膨らみを持つ形をしてます。
(ちなみに、この建物に入るといい香りが充満しておりました♪)

宮城峡蒸留所では、「蒸気間接蒸溜」と言う蒸留方法で、ポットスチルの底と釜の内部にめぐらせたパイプにスチームを通し、
「石炭直火蒸溜」より低温の約130℃でじっくりと蒸溜されているのです。




こちらは、北海道余市の蒸留所で使われているポットスチル。
宮城峡のとは異なって、胴体部分に膨らみが無いのです。
余市では、「石炭直火蒸溜」と言う蒸留方法が使われていて、出来上がるモルトの味も宮城峡の物とは異なるそう。
宮城峡モルトは華やかで柔らかなモルトに対し、余市モルトは濃厚でコクがあるそうです。

             


工場見学で、ニッカウイスキーの事を勉強した後は、お楽しみの試飲♪
3種類頂いたのですが、アップルワインは甘くてすごく飲みやすいので、女性向け!!

宮城峡12年と鶴12年も、それぞれに異なった香りと味で美味しかったのですが、
私は「鶴12年」の方が飲みやすく、香りも好みでした。(笑)





美味しいウイスキーを頂いて、お買い物をした後は、「鳳鳴四十八滝」へ。
大小さまざまな滝の音が、鳳凰の鳴き声に似ていたから付いた名前だとか・・・。
紅葉の時期やったら良かったのですが、そうでなくても、すごく素敵な景色でした。

      




友達ん家に3日間お世話になって、最終日のみ仙台のホテルに宿泊。
今回、初めて泊まったホテルでしたが、すごくキレイでフロントの方の対応もばっちり!!
仙台駅から徒歩15分程でしたが、周りには商店街なんかもあって便利な場所やったので、
今度行く時にもここにしよう♪(ちなみに・・・「ベルエア仙台」ってホテルです)

チェックアウトが11時やったので、朝は少しのんびりとした後、10時頃から始動。
仙台駅近くの朝市をふらりと覗いた後は、「るーぶる仙台」に乗車。

1回乗車が250円。
1日乗車券が600円で、各施設で割引が付いたりするので、色々廻るなら1日乗車券がお薦め!!





まず立ち寄ったのが「瑞鳳殿」
仙台市内という事もあってか、まだまだ紅葉がキレイなままでした。





ここは、伊達正宗公が眠っておられる場所。
同じ敷地内の、感仙殿には二代藩主伊達忠宗公、善応殿には三代藩主伊達綱宗公には眠っておられて、伊達家の霊家なのです。
いずれも色彩豊かで、桃山時代の建築様式を伝える建物で見応えがありました。

       



次に向かったのが「仙台城址跡」
仙台市を見下ろせる位置には、伊達正宗公の銅像が建てられています。

先の震災で城壁の一部が崩落したらしく、工事中の場所なんかもありましたが、
大手門北側土塀は作られた時期が分かっていなかったのですが、崩落した土塀の中から出てきたモノで、
江戸時代から残るモノだと分かったそうです。




 
    



るーぷる仙台で歴史の勉強をした後は・・・・美味しいモノ♪(笑
仙台と言えば「牛たん」なのですが、実は、京都でも美味しい牛たんを食べられるお店を発見して、
たまに食べに行ってる事もあって、以前程、牛たんにそそられなかったのです。

その代わり・・・海産物の美味しさにとりこになりまして・・・。
仙台駅構内にある、気仙沼の「あさひ鮨」さんに行って来ました。
1日目の塩竃に続いての贅沢なランチ♪(≧ω≦)

携帯画像で分かりにくいのですが・・・左下。
気仙沼ならでは!!
ふかひれの軍艦なのです!!
こりこりしてんまかったぁ~~~♪♪
他のネタも、本当に美味しくて、大満足!!





まだまだ満喫し足りない気持ちのまんま、空港に向かうと・・・え??
乗る予定の飛行機が40分遅れてる~!!!
お土産も買ったし、雨降ってるから展望デッキにも出られない。
お昼も少し遅めやったし、晩ごはんには早いし・・・と悩んでると、目に飛び込んできたのがこれ!!

ずんだパフェ♪
いくらお腹がいっぱいでも、デザートとなれば、入る場所が違うんですよねぇ~ww





飛行機は40分遅れで出発。
そう言えば、仙台発の飛行機で、機体の右側に座るのって初めてかも!!
いつも友達が空港まで見送りに来てくれてて、送迎デッキが左側になるので、左側にしか座った事が無かったけど・・・
何か新鮮♪♪

飛び立った後、眼下に広がる仙台の夜景を見ながら、また来るぞぉーーー!!と誓いつつ、飛行機は関西へ。





4泊5日宮城への旅。
行く前は、5日間って長いなぁ・・・なんて思いつつも、実際に行けば、あっと言う間でした。

予定を詰め込み過ぎず、行きたい場所だけを決めて、行けばその時の状況でそこに長く居たり、
違う場所を見たり・・・。
時間に追われず、のんびりとした中でも、本当に充実した5日間を過ごせました。

行きたいと思いつつも行けなかった場所にも行けたし、行く事で自分の中で何かが変わったし、
でも、変わらない自分が居たりもして・・・。
うまく言葉には出来ないのですが、このタイミングにはなったけど、行けて良かったと思います。



初日・・・海側から仙台空港に向かってる時に、そこにあったモノが無い状況に言葉を失った。
緑がたくさんあって、すごく好きやった風景が一変してて・・・。
塩竃、石巻と訪れて、何度も言葉を失ったりもした。

石巻の復興マルシェで話したお姉さん。
「ここはまだ電話が無いんよ~」なんて笑ってらしたけど、その笑顔がすごく前向きで、
少し話した社長さんも明るくてオモローなおっちゃんで・・・。
高校生カフェで働いてた子達も、生き生きとしてて、すごく笑顔が素敵で・・・。


本当の意味での「復興」には、あと何年・・・何十年掛かるか分からない。
まだまだ大変な事も山積みやろうし、まだまだ苦労もたくさんあるかもしれない。
けど、色んな場所を見て来て、そこに居る人達を見て来て、前向きな想いがたくさんあるからこそ、
時間が掛かったとしても、絶対に町も人も復興するって思えた。


次はいつ行けるか分からないけど・・・絶対にまた行きたいと思う。
のんびり歩いて、再認識したもん。
「私、やっぱりこの町が好きやなぁ~」って。
だから、絶対にまた”里帰り”するぞぉ~~~~~~!!待ってろーー!!宮城ぃ~~~!!(≧▽≦)