田吾作相談員

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回顧録

2018年01月26日 | コラム
あれから早一年

その時はバタバタと盛り上がるんだけど、一年も経つと結局「総合事業」って何だったんだろうと...

要支援とか、介護予防が追加された時と同じ熱っぽさ
単に市町村に財源化されて、単価が下がっただけ。一年の評価も無ければ、今後の展開も見えない。こうして徐々に単価が下げられ、事業対象者もサービスも行き場を失う

「総合事業」を地域作りとして捉えると展開は面白いが、単なる軽度者サービスとすると展開はない。だから、市町村事業となったしたたかさ
広報課、自治振興課、NPO支援、障害、児童、生活困窮、環境、教育、そして高齢福祉
市では各課で様々な取り組みをしてるが、この縦割りを越えないとダメ

そのための「生活支援コーディネーター」
多くは社協に委託される構図ですが、なぜ社協なのかも考えないと
単なる丸投げではなく、社協の持つ「地域福祉」機能に着目

そう思うと、総合事業はこれからの地域作りを問われるのではなく、これまでの地域作りを問われているのかも知れません