昨夜、仕事終わりに観に行ってきました。

岡山駅から歩いてすぐ、イオンシネマでの上映があって、本当に大助かりです

しっかり、自作のイメージアクセサリーで武装して、作品愛のアピールも忘れてませんよ(笑)
上映開始時間までに余裕があったので、クイズラリー企画にも挑戦しました。
抽選プレゼントはまあ当たらないだろうなと思うのですが、専用サイトにアクセスするだけで劇場でステッカーが貰えるので。
グッズショップも覗いて…。
セーラームーングッズもあるにはありましたが、お目当てのものはほぼ売り切れのよう…

ポーチはあったのですが、材質とかサイズとかが、実際に見ると「う~ん…」という感じで、見送りました。
なので、購入はパンフだけ。
3coinsでコラボグッズの販売が行われているので、こちらも覗きに行ったのですが、やはりほぼほぼ売り切れでした~

まあ、行くのが遅いですよね…

でも、ファンが他にもいっぱいいるってことですから、嬉しいです。
自分が子どもの時は、周りに同士がいなくて(まあ、超田舎でしたし)、セーラームーン好きをバカにされまくったので、今こうやって「好きでいていいんだ
」という環境は、とても幸せです。

今回の観客は女性ばかり数名だけでした。
月曜日だし、上映館も上映回数も多いものな…。(←長く上映して欲しいので、お客さんが少ないと不安になる…
)

小さなお子さま連れの方がいましたが、今回のストーリーはお子さんには難しいのではないかなぁ…。
かと思えば、今風のお洒落なお姉さんもいたり…。
ファン層が広いって、素敵ですね

さて、以下、映画を観ての感想です。
演出面で、若干ネタバレしていると思うので、これから見ようという方、他人の感想なんて知りたくないという方は、閉じて頂くことをオススメします。
もう、冒頭から感極まりました

まさか、こんなオープニング演出が!?
今月末に発売されるテーマソング集に収録される、過去作の主題歌。
どこに使用されるのだろう…、『Eternal』みたくエンディング?、それか挿入歌?と想像していたのですが、まさかのオープニング

あの鐘の音だけで、ゾクッゾク~としました。
長く作品の主題歌でしたから、やはりこの曲って特別なのですよね~。(クラシックコンサートでも泣いたもの
)

映像も90年代アニメ版を彷彿させる描写で…(T∀T)
制作スタッフさんの愛を感じます!!
あぁ…、もう、オープニングだけで泣いちゃうよ…。
そして、始まってしまうと、ストーリーは怒濤の展開です。
コミックで読むとそんなに話数が多いとは感じないのですが、あれを前後編の映画にまとめようとすると、やはりいっぱいいっぱいなのだなぁ…と実感。
息もつかせぬ展開で、圧倒されてしまいました。
原作を読んでいるので、もちろんストーリーは知っているのですが(新アニメシリーズは、原作に忠実)、それでも圧倒的な展開に飲み込みが追い付かない感じです

うん。もう一回、見よう!!
シリーズの中でも、格段にシリアスな章なので、全体を通して切ないですよね…。
まもちゃんとうさぎちゃんの空港でのお別れのシーン。
うさぎちゃんの寂しい気持ちが伝わってきて、うるうるしちゃう…

そして、屋上で美奈&レイがスリーライツと対峙するシーン。
映画化が決まった時から自分が一番見たいと思っていたシーンで、声優さんなどのコメントをみても、「好き!!」という声が多い印象的なシーンですよね。
美奈子ちゃんて元気で明るくて、ノリが軽く見えるのですが(この映画では、わりとそれが救い)、やはり四守護神のリーダーで、セーラー戦士としての強い覚悟があるのだなぁ…と。
あ~、前日譚にあたる『セーラーV』もアニメ化して欲しいなぁ…と、切に願ったり。
『セーラーV』最終話に描かれる、Aの恋占いって、ここに繋がるのだよな~と。
誰よりも早く戦士として覚醒して、この時からこの強い覚悟を胸に秘めているのですよ!!
そして、レイちゃんとの組み合わせというのが、また素敵

原作のレイちゃんて、美奈子ちゃんと対照的なキャラクターです。
常に恋や夢を追いかけて、わりとバタバタしているイメージの美奈子ちゃん。
対して、レイちゃんは男嫌いなのですが、お嬢様で美人で、わりと男性にモテちゃうのですよね~。
なので、意識するところがあるようで、番外エピソードの受験戦争編でもそんな様子がかいま見えたり。
けれど、本作で、レイちゃんの「同じ高校だったら良かったのに…」発言や、美奈子ちゃんの強い覚悟とか、胸に秘めている思いは同じということに気づかされる、このシーンの描写が好きです。
それから、さらりと描かれていましたが、終盤のうさぎちゃんとちびちびちゃんのやりとり。
「お前はだあれ?」という問いに対して、「あたしはあたしよ」というちびちびの返答。
これ実は、すっごく重要な意味があるのですよねぇ…。
三石琴乃さんもお気に入りの台詞に挙げていらっしゃいます(笑)
本当に、ちびちびちゃん、可愛かったです

「可愛い」というのは、ちびちびちゃんだけでなくて、キャラクターみんなですね。
キャラデザがほんとうに可愛らしくて、キラキラしてる

セーラーアイアンマウスとか、にゃんこちゃんとか、敵キャラすら可愛かったな~。
あと、スリーライツはカッコいい!!
さすが、大人気アイドル様だ!!と思いました。
戦士への変身シーンも格好よかった~

そして、うさぎちゃんと星野くんのやりとりが、尊い

うさぎちゃんが曲の感想を伝えるところ、原作にもちゃんとある台詞なのですが、実際に声になって聞いてすごくキュンとしました。
自分の大切に思っているものを、こんな風に感じてくれていたら、本当に嬉しいだろうなぁ…と。
また星野くんが、本当にうさぎちゃんに優しくて、傷心してる時にこんな態度取られたら、私なら心揺れるわ…。
でも、そういうところは鈍くて、まもちゃん一筋なのが、うさぎちゃんのいいところだと思うの。
それから、最大の敵・ギャラクシア様。
今回、ゲストキャラクターの声は、実力派声優さんを起用。
それでも、過去作のイメージがあるので、林原めぐみさんのギャラクシア様には、やはりちょっと違和感があったのですが…。
ストーリーの中で、通して聞いてみると、申し分無かったですね。
めっちゃ強いのに、声にはちょっと甘さがあって、憎たらしくて嫌な感じが素晴らしいです

この最終章て、大人になって改めて見ると、感じ方が違うなぁ…と思いました。
過酷な展開で、辛いことばっかりなのですが、セーラームーンが自分と向き合う為の大切なストーリーなのだなと。
ギャラクシアって、セーラームーンの対となるキャラクターですよね。
強大な力を持つがゆえに孤独で、自分の居場所を求め続けていて…。
セーラームーンも同じく強大な力を持っているのに、その力を利用せず、仲間に囲まれてぬくぬくしている、それが許せない!!
それがギャラクシア考え方で、戦いの動機。
でも、セーラームーンもやはりその力ゆえに、どこか孤独なのですよね。
「自分の力の為に、大切な人達を危険な目に巻き込んでしまう…」と、ずっと苦しんでいます。
だからこそ、これから後編で描かれる、あのラストなのだろうなぁ…。
この歳になって、ようやく理解して納得してるかも。
本当に、深いですね。
もう、魅力たっぷりで、語り尽くせません

けど、胸がいっぱいで、言葉にするのも難しいというか…。(このブログを書くのも、めっちゃ時間を要してます。)
後編も楽しみですが、その前に、前編もまた見なくっちゃ!!
『セーラームーン』は伝説になる!!
そう確信しております。