中国外務省系誌 日本に「沖縄に主権及ばない」

　

この問題をここで取り上げるのは3回目である。

中国は日本の歴史にクレームをつける・・・果たして中国にプラスがあるだろうか。以下のニュースの通り、日本には「沖縄に主権及ばない」すなわち、沖縄は日本が併合したもので、「日本の領土でなない」とする論説なのである。

 

「日本の合法的主権が沖縄に及ばない」理由を以下の報道より引用。

・・・・「１９７１年の沖縄返還協定で米国が日本に引き渡したのは統治権であり、主権ではなかった」と主張した。米国から日本に返還されたのは沖縄の施政権だったことを指しているとみられる。　
　中国で、沖縄に日本の主権が及ぶことを否定する論調は昨年９月の国有化直後にも見られ、反日論調で知られる共産党系機関紙・人民日報系の環球時報は「日本は武力で併合した沖縄列島は放棄しなければならない」（同月１２日付）などという論評を掲げていた。・・・・・・

 

反日を掲げることが、中国共産党のよって立つ根幹の政策であることを、大きな前提でこの国と付き合わなければならない。更にエスカレートして、戦争寸前まで演出することだろう。これが果たして、中国のプラスになるのか。中国は東南アジア諸国にとって、最も警戒する国になることだろう。

 

「沖縄に主権及ばない」＝日本けん制、中国政府見解と矛盾－外務省系誌

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013043000581

尖閣「日米安保の対象」に中国大使が猛反発「あおったのは日本だ」

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130501/chn13050113570003-n1.htm