カメラの稽古

老後の愉しみにカメラを始めました。

脊振山にバイクで登る

2018年04月30日 | 写真

福岡県と佐賀県の県境に聳える脊振山(標高1054m)に行ってきました。

背振山頂には自衛隊のレーダー基地があるので、舗装道路が山頂直下まで整備されていて、車でも簡単に登れます。わたしはバイクで。

↓ 愛車のホンダ・リード110。9年目です。エンジンはまだ元気です。まったりとしたおじさんスクーターです(笑)。これに乗って、近郊をカメラ散歩しています。

 

あちこちで山藤がきれいに咲いています。

 

美人のタンポポの綿毛。

 

 

 

春霞のため、遠くまでは見渡せませんでした。

 

ピンクの山ツツジがところどころに咲いています。

 

頂上直下に大きな駐車場があります。トイレ・自動販売機・公衆電話完備(笑)。

駐車場からレーダー基地のフェンス沿いを歩いて10分くらいで山頂です。けっこう急な階段を登ります。山頂には、脊振神社や自衛隊のレーダー基地、警察、西日本新聞の通信施設などがあってにぎやかです。

 

 

 

 

 

 

 

福岡市の市街地方面です。空気が澄んでいたら、玄界灘まで一望できるのですが・・・。

 

・・・さて山を降りましょう。

山頂へつづく舗装道路は2本あり、こちらは防衛省管轄の道路です。だれでも通れますが、自衛隊の車が優先です。杉林の中をクネクネと走っていきます。舗装も新しく、気持ちよくバイクを転がせます。

 

早良区まで降りてきました。もう田植えが始まっています。

 

久しぶりの楽しいプチツーでした。


菅原道真が腰かけた石?

2018年04月27日 | 写真

病院に行った帰り。カメラ散歩していると、住宅街のど真ん中にとてつもない大きな木が生えています。

 

小さな神社がありましたので、寄ってみました。初めてです。

「少童神社」(福岡市早良区室見)といいます。

縁起に「神社の裏に、京都から九州に左遷された菅原道真が博多に上陸し、この地を経由して大宰府に行った。その際、道真が腰かけた石がある」と書いてあります。

 

・・・まっ、そういうことです。

ちなみに、石碑に書いてある「昌泰四年博多上陸の砌 菅公腰掛石」というのは、「昌泰四年(901年)、博多に上陸した時に、菅原道真公が腰かけた石」という意味です。

 

(Wikipedia)

昌泰の変(しょうたいのへん)

901年昌泰4年)1月、左大臣藤原時平の讒言により醍醐天皇右大臣菅原道真大宰員外帥として大宰府へ左遷し、道真の子供や右近衛中将源善らを左遷または流罪にした事件。


京都旅行(4日目)

2018年04月23日 | 写真

九州へ帰る日です。新幹線の出発時間に余裕があったので、京都タワーに昇ってみました。京都には何度も来ていますが、タワーに昇るのは初めてです。

外国人が多いことにびっくりします。このへんでは半分以上が外国人みたいです(笑)。

 

↓ 北部方面。すぐそばに見えるのは東本願寺です。真ん中の大きな道が烏丸通。右奥の市街地の森が御所。遠くの山並みもきれいです。

 

↓ 東の方向です。山科方面。新幹線が京都駅に入ってきています。左奥に三十三間堂、右奥に東福寺が小さく写っています。

 

↓ 展望室の備え付けの望遠鏡(無料)をカメラで覗いてみました。京都観光の中心・東山です。霊山観音と八坂の塔です。なかなかおもしろい絵になりました。

 

↓ 京都駅に映る京都タワー。

 

さて、孫にお土産買って帰りましょう。子どもたちの顔も見られたし、たのしい京都旅行でした。


京都旅行(3日目)

2018年04月20日 | 写真

出町柳から叡山電車に乗って詩仙堂に行きました。

詩仙堂は、徳川家康に仕えた戦国武将・石川丈山が、現役を引退して隠遁した棲み処です。40年近く前の学生時代に一度行ったことがあります。

3つ目の一乗寺駅で降ります。

東へ10分ほど歩きます。

東山の山裾です。隠棲するにはぴったり。

 

あと半月もすれば躑躅が新緑に映えてきれいだったでしょうね。ちょっと残念。

 

山吹が満開でした。

 

 

 

 

 

桜と躑躅の端境期で、お客さんも少なくて、ゆっくり撮影できました。

石川丈山の有名な七言絶句

  富士山  

仙客来遊雲外嶺
神龍棲老洞中淵
雪如紈素煙如柄
白扇倒懸東海天


京都旅行(2日目)

2018年04月20日 | 写真

(2日目)

三条大橋から鴨川の上流に向け散策します。

残念ながら桜は葉桜になっていましたが、山吹と新緑がきれいでした。

途中からバスに乗り、上賀茂神社へ。初めて来ましたが、なんとなく、霊気を感じさせる場所でした。

 


京都旅行(1日目)

2018年04月19日 | 写真

長男と三男が京都にいるので、半年に1度くらいの頻度で京都に行っています。

4月15日から3泊4日で京都に行ってきました。今年は桜が咲くのが早すぎたため、残念ながら桜の花は見られませんでした。

(1日目)

新幹線で京都に昼頃到着。

1日目は、観光地めぐりはせず、市内の大路小路をぶらり散歩。

福岡藩の勤皇の志士・平野國臣が処刑された六角獄舎跡を探しに四条大宮までいきました。1864年、「禁門の変」のどさくさに紛れて平野國臣らが処刑された六角獄舎の跡です。現在は大きなマンションが建っています。

・・・平野國臣の話は長くなるので省略しますm(_ _)m

四条大宮付近です。

京都の町家にはいろんなものが飾ってあって興味が尽きません。この家はトタン職人のようです。

 

↓ 柊鰯(ひいらぎいわし)。

ヒイラギの葉と焼いたイワシの頭を玄関につるしています。節分の魔除けです。本で読んだことはありますが、現物を見たのは初めてです。

 

↓ 古い住居表示板です。まだ現役で残っているところが京都らしいですね。

 

 

↓ 六角獄舎の隣の神社です。街中にあって、境内はとてもきれいに掃除が行き届いています。

神社には、坂本龍馬が境内の大きな木に登って、六角獄舎の中を覗いたという伝説も残っています。・・・その話も長くなるので省略しますm(_ _)m

 

↓ 京都には銭湯があちこちにあります。

 

 

↓ 四条大宮から嵐山まで京福電鉄の路面電車(嵐山線・7.2キロ)が走っています。

 

京都は名だたる観光地もすばらしいのですが、幹線道路から路地に一歩入って、ぶらりぶらりと歩いてまわるだけでも飽きることがありません。

つづく。


藤 つつじ 牡丹

2018年04月13日 | 写真

いつもの舞鶴公園です。

桜は終わりましたが、まだ花は続きます。

藤。

風が吹くと、ほんわかとした香りがします。

 

 

つつじはまだ咲きはじめです。品種によっては満開の木もあります。

 

牡丹は豪華ですね。母が好きな花でした。

 

 

 

 

 

タンポポの綿毛をマクロで写してみました。

 

 


学食でご飯を食べる

2018年04月12日 | 写真

4月以降、退職して自由人になったおっちゃんです。

料理は好きですし、安価に済ませたいので、自分で食べるものは自分で作るのがおっちゃんの流儀ですが、たまに、「きょうはどっかで食べたいなぁ」というときがあります。

元同僚の女性に「〇〇さんのところは、西南大に近いでしょ。学食で食べればいいじゃない」と言われたのを思い出しました。

で・・・さっそく食べに行ってきました。この近所はわたしの散歩コースでもあります。

西南学院大学(福岡市早良区)。

図書館が新しくなりました。

 

大学構内。きれいに整備されているし、車や自転車も走っていませんから、散歩道にぴったりです。

 

 

西南学院大学には2か所の学食があります。昔ながらの「生協の学食」と「西南クロスプラザ」というお洒落な学食です。

↓ まずは、昔ながらの生協の学食です。西南会館という学生会館の1階にあります。

 

↓ 食べたのは「朝食」です。午前中しかありません。ついでにいうと、新学期が始まったばかりのこの時期は、午前10時までは、なんと100円だということです(学生限定)。

わたしが行ったのは10時を過ぎていましたが、それでも250円!です。

ごはん、味噌汁、冷や奴、オクラ、出汁巻き・・・味もまずまずです。

 

別の日に、もうひとつの学食に行ってみました。

西南クロスプラザというおしゃれな学食です。200人くらい収容できる広々としたフロアです。外は樹々に囲まれてカフェのようです。食事もできます。

 

道路のすぐ脇にあって、部外者でも自由に利用できるので、お年寄りやママさんグループなどがたくさん利用しています。わたしのように、さびしくひとりで食事をしている老人男性もたくさんいました。違和感はありません。・・・ただし、昼休みの混雑時は部外者の利用は遠慮してほしいとの貼紙がありました。

食べたのは「Aランチ」です。このボリュームで450円です。

「はやかけん」も使えます。

「わぁ~ おいしぃ~!」というほどではありませんが、ふつうに満足できるレベルの味付けです。学生さん向けですから、ボリュームも十分です。食器はプラスチックですが・・・。

かわいい女子大生のお嬢ちゃんたちもたくさんいますし、これはいい食事どころを教えてもらいました(笑)。


新たな散歩道

2018年04月08日 | 写真

カメラ散歩のための散歩道を開拓しています。「開拓」ってほどじゃないけど(笑)

住んでいる団地を出て東西南北。いまのところ4本のウォーキングコースがあります。

坂が少なくて歩きやすい道、車の通りが少ない道、人が多くても歩いていて楽しい道、きれいな景色の道、トイレや雨宿りができる場所がある道、そんな道を探しています。

きょうは、コースを1本開拓しました。室見川(福岡市)の河口の西側の地域、豊浜~愛宕浜(福岡市西区)です。かれこれ7、8年くらい近所に住んでいますが、この付近は戸建て住宅とマンションだけで商業施設などもなく、ほとんど踏み入れたことがないところでした。

 

↓ 写真の右側の水面が室見川の河口です。遠くに海の中道が見えます。

都市高速の騒音も聞こえません。風と波の音。ジョギングや釣りをしている人が数人います。

 

↓ 東側は室見川河口の対岸です。

福岡タワーやヤフオクドームがある百道海岸です。あちらは観光地ですから、隣国の家族連れなどでいつもにぎわっています。

 

 

 

↓ 愛宕浜海浜公園。

人工の浜で風情はありませんが、ゴミも少なくてきれいにしています。すぐ近くまで高層マンションが建っています。いい天気なのに、人もまばらです。

 

↓ 終点です。

釣り人が数人。能古島(写真左)がすぐそこに見えます。水も透き通ってきれいです。

 

 

往復で1時間のウォーキングコースです。ここは穴場でした。


寒いのに「福岡城まるごとミュージアム」に行ってきました

2018年04月08日 | 写真

寒さがぶり返しています。きのうは雪混じりの雨も降りました。強風で寒いこと。家の中でボケっとしてもいられませんから、名残りの桜を観に行ってきました。

 

 

舞鶴公園(福岡市中央区)で開催されている「福岡城まるごとミュージアム」(無料)。

公園内のところどころで前衛的な作品が展示されています。

 

 

風に揺れるレンズの群れ。

 

 

 黒黄のロープで作られたトラ。けっこう大きい。

 

ソメイヨシノは散っていますが、枝垂桜がまだ残っています。コスプレイヤーさんたちがたくさんいて、あちこちで撮影会をしています。わたしにはムリですが、楽しそうですね。何にでも夢中になれるというのはいいことですね。

 

 

草間彌生のカボチャとコスプレイヤーさん。どことなく共通するようなものがあるようなないような。

 

 

 

 

こちらでは、モデルさんの撮影があっていました。居合わせた隣国の男性諸氏もスマホをかざして撮影してました。

 

藤の花も咲き始めましたけど、ちょっと寒い。

 

 

こちらの濠にも作品が浮かんでいます。作品のひとつひとつが小さすぎて、濠面とのバランスが悪いなぁ。

 

 

堀に集まった桜の花。・・・とわたしの足(笑)。

 

 

大通りに面して建っている年季の入ったビル。

会社? 住宅? 外から見ただけでは分かりません。

 

 


今年も一心行の大桜

2018年04月04日 | 写真

もう20年近く前から、ほぼ毎年この桜を観に出かけています。

樹齢400年の大きな桜の木が南阿蘇谷の中腹に立っています。数年前にこの桜一帯が公園化されましたから、今はたくさんの人でにぎわっています。

平成16年に台風で3分の1くらいが折れてしまいました。以前は、お椀を伏したような半円形でした。いまは、片側が削がれたようになっています。それでも、近くに寄ると大きさに圧倒されます。

 

 

 

今年の花びらは例年より全体的にピンクがかっています。枯れた枝などをかなり整理していましたので、その分、栄養が行き届いたのでしょうか。 

 

 

 

 

 

赤牛です。肥後のあか牛(褐毛和種)といって、熊本県ではこのあか牛の育成がさかんです。

 

のんびりと草を食んでいます。あか牛は、放牧に適していますので、阿蘇地方ではあちこちでこの牛を見かけます。

 

 

耳についている黄色のタグには、その牛の固有の番号が表示されています。どこで生まれて、どこで育てられたかが分かります。本来は向かって右のように付けなければいけませんが、向かって左のタグは裏表が逆につけられていますね。

 

 

 

一心行の桜を向いの谷から撮りました。左のほうに桜が写っています。右のほうにはたくさんの車が停まっているのが見えますね。

 

 

2年前(2016年4月)の熊本地震の影響で、南阿蘇鉄道はまだ不通のところもあります。ここはまだ列車が通っていません。長~い駅名で有名な「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」の東100mくらいの場所です。