社内SE業務日誌

新潟県小千谷市にある通信ケーブルメーカー、三陽工業で、毎日冷や汗かいている社内SEのブログです。

オフコンの話

2007-05-15 15:43:53 | 基幹システム

本日はオフコンシステムSEな仕事がメインでした。

超高難易度工程管理系アプリ群設計です。

以前から業務改善の必要性は認識していたんですが高難易度故、手がつけられなかったアプリ群です。
(データベース連携構成が分かってないと絶対に作れないでしょう)
入社以来現在の仕事をずっとしている私ですがさすがに今回は頭が痛いです。

そう言えば...
以前書きましたが当社基幹システムは私が入社するずっと前からオフコンです。
その歴史は恐ろしいというか、「そんなに昔からコンピュータ入ってたんだ」とびっくりするようなものです(私も知ってびっくりでした)。
なんとコンピュータ導入は1970年!
ワイヤリングマシンを使った給与計算システムがはじまりと聞いています。
NECさんのオフコンが入ってきたのが1979年。システム100なるものだったそうです。
現在使用しているオフコンOS(A-VX)のご先祖さまであるITOSで動いていたみたいです。
(現在はWindowsServer上でミドルウェアとしてオフコンOSが動作してます)
小千谷にこんな会社があったとは入社するまで知りませんでした。
先輩から昔のプログラム製作模様(入力メディアがカード、紙テープ...(大汗))を聞いて「昔は大変だったのね...」と自分が置かれた環境との違いを感じます。
組み上がったソースをカードで入力...
考えたくもありません(落としてカード読み込ませる順番分からなくなったらどうすんでしょ)。
そういえば、入社した当初8インチFD(!)が稼働していてびっくりしたことも懐かしい思い出ですね。

レガシーシステムが問題になっている昨今ですが、当社は運用手法・開発手法などしっかり継承されていますんでOS的にいうと古臭いものかもしれませんが幸いレガシー、ブラックボックス化していて手が付けられない状態にはなっていません(ま、オフコンシステムじゃなくてもブラックボックス化したシステムはレガシーと呼ぶのでしょうが)。

少し長くなったかな。
オフコンの話の続きは機会があったらまた書きます。

コメント
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