また新たに、イスラエルとパレスチナの戦争が始まった・・・。
ウクライナ対ロシアの戦争とはちょっとちがった意味合いがあって、ユダヤとアラブ・・・つまりユダヤ教とイスラム教という
宗教と文化が入り混じった民族の争いは、移民として帰化しているアラブ系、ユダヤ系の人達が沢山住んでいるヨーロッパ全体を巻き込み、
二分化するという形で不穏な空気をかもしだし始めている。
私が渡欧する以前は、イスラエルとパレスチナ問題が取り沙汰されていたようであるが、私が在住してから両国間のこのような大規模な戦争は初めてではないだろうか(?)
ヨーロッパでは、移民問題というと一般的にアラブ系の人口が徐々に増えていることに対する地元(キリスト教徒)市民の不安であったりする。
私自身はこの問題に詳しくないので、それを云々する立場ではないが、宗教や文化の違い・・・というのが多様性の一種と見なされている間は良いが、
一歩反発し合った場合、取り返しのつかない悲劇の連鎖を生むことは、賢いヨーロッパやアラブ人は、これまでの歴史を振り返るまでもなく
解りそうなものだと思うのだが・・・。
そんな時、私は『禅・Zen 』という、宗教でもあり文化でもありながら、或いは宗教でもなければ、哲学でもない・・・つまり、あらゆるカテゴリーの枠に収まらない
『人間の命の羅針盤』・・・とも言えるような『禅』の存在が、世界中の人々に見直されないだろうかなぁ・・・と、平和を願うあまり真剣に『妄想』してしまうのだ。
ジョン・レノンの歌『Imagine・イマジン』ではないが、イメージだけではなく、『禅』は頑然として日本に存在し実行されているのであるから・・・
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