SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】本当は使いたかった素材

2007-01-28 06:19:35 | Laboratory
ガレージキットの製作において個人的に決めている事があります。
それは一部にホームセンターやDIYのお店等で購入できる、ごく汎用的で、且つできるだけ別の畑の素材を用いること。
それは強度やギミックを伴う部分に対し工程を楽にしたいという考えもあってのことですが、何よりも工作における創意工夫の楽しさを表現したいと考えたから。何かこういう流用は、小学校の図工の時の楽しさが思い出されて良いとは思いませんか?

で、本当ならば今回のワークマシン“T”(仮称)に使いたかった素材があったのですが、それがこれ。外径18㎜くらいのベアリングです。
外側はナイロン製で内側にベアリングが入っているため軸部分でスムーズに回転します。
内側の穴はちょうど5㎜径で加工することなく各パーツへの接続が可能。しかもこれを使うことで商品の構造を単純化し、部品数を減らせるため、まさにうってつけの素材…なんではありますが…、単価が高いため商品としての使用は断念しました。基本的にこうしたそのまんまの流用素材は材料費として計算していない(つまりおまけとして入れているのと同じ扱い)ため単価が高い素材は負担が大きいのです。

ちなみに外径18㎜はご覧の通り某ちっちゃいレーシングカーのタイヤがちょうどはまる大きさ、やはりもったいない…。
まぁ、もしも気になる方がいらっしゃったら是非探してみて下さい。



代わりに…というのも変ですが今回のワークマシン“T”(仮称)には別の部分にやはりホームセンターで見つけてきたある素材を流用しています。まさかこんな使い方をされるとは、きっとメーカーの人は夢にも思ってないだろうなぁ…。

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