SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【ミキシングビル道】必須の技術

2007-01-21 03:43:32 | Mixing-build
ミキシングビルドでオリジナルの工作をする際、最も大切は技術はなんでしょうか?
デザインのセンス?工作技術?勿論それもあるのでしょうが私は「見立て」であると考えています。
「見立て」とは本来のデザインとは切り離されたパーツを見て、「これは○○に使える」、「これは△△に似ている」等、瞬時に発想する技術。具体的な技術論に関しては後日改めて触れるつもりでいますが、この「見立てる」という行為がその後の作業全てにつながり、その分センスも問われる大切な作業となります。

まぁ、そうは言っても大して難しいことではないと思います。例えば…。

これはホームセンターやDIYの店等でごく普通に入手可能なカーテンフックです。2つのパーツで構成されており、フックの位置は自由に変えることができます。
これをパッと見のイメージで私は「ギター」、または「大型の銃」と見立てました。
「何だその程度、誰でも思いつくじゃん!」と思われるかもしれませんが、要はそういうこと、「考え」れば「誰でも」できる技術なのです。問題は「日頃からそれを考えている人」はあまりいないということです。ことオリジナリティーを求めるとなると模型店や玩具売り場等の「そういう事を意識する」ような場所では案外良いパーツ(この場合「誰でも思いつく」様なパーツ以外のパーツという意味)にはお目にかかれません。ことによると黄金の素材を普段うっかり見過ごしている可能性もあるのです。
そこまでしろ…とは申しませんが、アンテナは常に「それ以外」にも向けておくのがよろしいのではないかと考えます。

せっかくなのでちょっと加工してみました。ズビ~ッ!!とね。

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