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「家族狩り」1部~5部  天童荒太 著

2007-08-08 23:34:48 | 出来事

重かったです。

でも、読んでしまう。 

1冊終わった後、すぐに次の本に手が出る内容です。

「家族狩り」とタイトルのとおり 「家族」のあり方が問われる作品でした。

やっぱり 子供への虐待とかがあって、その部分は 正直ちょっとキツい。

でも、虐待してしまう側の人の心とかも描かれていて、もちろん、虐待は絶対ダメなんだけど、「そういう気持ちなのね・・」と気付かせてくれます。

行政のあり方も考えさせられるものでした。

毎日のように 子供達の虐待という悲しいニュースが報道されている今日。

どうすれば 防げるのか、なくすことが出来るのか、行政の関わり方は?

いろいろ考えるきっかけを与えてくれる作品でした。

「永遠の仔」を読み終えたときも思ったことですが、

この作者、すごい人です。 

「孤独の歌声」も呼んだし、「包帯クラブ」も読んだし、あとは「あふれる愛」のみかな? 「あふれる愛」は短編集で、もう手元にあるのだけど、ちょっと気分を変えたいので しばらくしてから読むつもりです。

好きな作家をあげるとき 「京極夏彦さん」って答えていたのですが、もう「天童荒太さん」も完全に加わりました。 ジャンルも作風も全然違うお二人ですが、すっかりファンになってしまいました


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