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『特別展 『今、超克のとき。山姥切国広 いざ、足利 』』

2017-03-08 07:20:40 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
20年ぶりに展示決定との情報に浮足立つ。見られないんじゃないかと思ってた一振。
というわけで、行く一択。足利市立美術館

  

 『 特別展 『今、超克のとき。山姥切国広 いざ、足利 』 』

3/6、月曜開館直前、曇り。
さすがに展示開始直後の土日と比べれば、人出もそこまでじゃない。
んだけど、それでもやはり行列。
入館してチケット購入して、展示室に入るまでただひたすら待つ。

 
入場者全員に1部ずつ配布される 特製リーフレット が豪華。「これおいくらですかお支払いします」レベル。

展示会場内は撮影NG、当然。


展示一つ一つにみな齧りつく牛歩状態。
刀工・堀川国広と、足利学校とその庠主とのかかわり、当時の足利領主・長尾顕長とのかかわり、
作刀当時の時代背景を示す貴重な資料を見ることができます。
濃厚です。


「脇指 銘 日州住信濃守國廣作(号 布袋国広)」

初公開となるこの脇差には、布袋さまの彫刻が施されています。
刀身に刻まれた文言から、禅宗とのかかわりも見てとれるとのこと。


「刀 銘 九州日向住國廣作(号 山姥切国広)」

身幅が広い! 帰宅後資料を確認したのですが、本科・山姥切長義とほぼ同等の太さです。
この勇壮さと迫力は圧巻。
刃文は互の目交じりの大乱(本科は直刃)で、観る角度によって表情が変わります。
鋩が、少なくとも今まで見てきた「刀(打刀)」の中では最大級。本科よりも大きいです。
鎬から先端に掛けて薄く、とんでもなく鋭利。
そして鋩にまで見事に現れる刃文・・・写しにして刀工・堀川国広の最高傑作、言葉もないほどの圧倒的な美しさで鳥肌が立ちました。
一晩以上経っても脳裏から消えないほど、ものすごいインパクトです。
・・・・・・嗚呼! 語彙力が来い!(切実


他にもう一振「短刀 銘 國廣」も展示されています。




展示会場を後にして、誘導に従って1階へ移動(展示室は2階)。
そこには




  

通常・等身大パネルと、書きおろしイラスト。


現在足利市では「刀剣乱舞 -ONLINE-」との開催記念コラボレーションが実施されているのです。
これに関しては、明日♪ ←長いよ

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