今まで平々凡々なブログを書いてきたが、久しぶりに情報的な書き込みをしたい。とは言っても、昨年?8月12日読売新聞「医療ルネサンス」に掲載された記事なのでご存知の方もあると思う。知人が教えてくれた。
ビスホスホネート。私は初めて聞いた。この薬は骨粗しょう症の治療薬だが、5年以上の連用で、骨の外側の硬い部分が厚くなる一方、しなりを失って折れやすくなるという。О脚の人はさらに折れやすいそうだ。前兆もなく突然折れる事もあるという。
この話を聞いて私はそんなに驚かなかった。それより、この副作用について、どれだけの医師が患者に説明しているかが気になった。専門家は5年以上の服用(注射もあるらしい)を控えるべきと言っているそうだ。ステ被害と同じだと思った。患者がどれだけ正しくそれの知識を得るかで、命が助かるかどうかに分かれる。
ヘンな話だが、6冊目の拙著出版がそうだった。印刷されてすぐ出版社(新風舎)が倒産した。私はパニックになったが、何社かの出版社いわく「もう2年以上前から新風舎はつぶれるだろうと言われていた。なぜ気づかなかったのか?」。そんな情報、どこから得られたのか?シロウトはどうしょうもなかった。ただ、同社の担当者が差し押さえの直前(本当に1~2時間だった!)に、私の本の原稿のテープを同社から取ってきてくれ、送ってくれた。そのおかげで自費ながら出版出来、その後多くの人を救えたのである。人の世の縁の不思議さと有難さを思う。いつか彼に会って感謝を伝えたいが、会えないままでいる。
骨粗しょう症治療の落とし穴を教えてくれた知人は、かなり前にカルシウム補給食品を教えてくれている。最近、歯がかなり悪化してきたので、使い始めた。情報をいかに早く正しくキャッチするか。人生大きく分かれるところである。