情報＊おモチのせいかも？

　１月中旬からウチへの相談電話は「突然顔がバシバシになって、ほてって赤らんでかゆい」というものが急増している。ひび割れて汁の出始めた人もいる。それまでフツーと変わらぬほどきれいになりフツーに生活できていた人が、突然肌トラブルに襲われ、会社や学校にも行けなくなった、家事ができなくなった、というのだ。当然ながら、皆落ち込んでいる。
　ふと１３年程前の自分を思い出してみると、確かに正月明けにひどくなっていた。あっ　もしかしておモチのせいかもしれない、と思い至る。精のつく物（モチ、たけのこ、ゴボーなど）を正月には食べがちである。これらは毒素を噴出させる作用もあるという。有難いような、迷惑なような、ビミョーな食べ物なのだ。
　私は３月初め頃までトラブルが続いたように記憶している。正月にモチをたらふく食べた人は納得し、あきらめるしかないかもしれない。トラブル中も上手に洗って水溶性保湿していれば最短時間でよくなっていくが、あとはただひたすら待つしかない。
　ところで私はここ５年位殆どモチを食べなくなった。嫌いになったわけではない。５年位前、モチを食べた途端歯のつめものが取れ、正月は歯医者さんも休みなので苦労したのだ。それ以来食べなくなったのである。そのおかげか、真冬でも正月明けでも顔はツヤツヤ。わずかの保湿で、あとは自力で潤っている。この先もモチは食べないだろう。（考えてみると、節分の豆も歯にはさまるという理由で、ここ数年食べていない。トシは取りたくないものだ！）