ステロイド&ワセリン110番

防アトピーの日々の相談に関するブログ

近況*私こそありがとう

2005年12月26日 12時35分15秒 | Weblog
 今年もあと残り少ない。防アトピーをした人から喜びと感謝の電話やはがきが届く。1年の御用納めならぬ健康納めか。
 ステづけで痛み痒み、失業に苦しみ、首吊り自殺をはかった男性は、奥さんが現場を見、ご主人をひきずり降ろして助け、「もう一日だけ待って!」と言い、本屋に走り、アトピーコーナーにあった本17冊全部を買ってきた。その中に拙著があり、脱ステ、防アトピーをしたご主人は2年後にしごとに復帰し、先日チーフになったという。「本当にあの日が運命の分かれ道だった」と奥さんは電話でしみじみ言っていた。
 紫斑病でステを点滴し、アトピーになった赤ちゃんも、おばあちゃんが赤ちゃんの母親(自分の長女)に辛抱強く脱ステ防アトピーを伝え、しゅうと姑さんの理解の少ないなか実行させ2年。今はツヤツヤ肌の3歳児。医者が「あれっ この子、アトピーだったよね?」と不思議そうに言ったという。私が今秋シコリと喘息で入院したときはいち早く励ましの手紙を下さった。支え、支えられて、人間は生きている、としみじみ思ったものである。
 脱ステ後、全身の毛がはえてきたという男性もいた。これからの防アトピーはトントン拍子にうまくいくだろう。仕事もあきらめ、よく半年以上頑張ったと思う。(仕事は今までの経験がモノを言って、又同じ職場に復帰できた)
 唇にステを塗り、割れまくった女性も5年以上かけてかなり回復した、と元気な文面のはがきをよこした。
 その他沢山の報告。とてもここに書ききれない。50以上ある。
 みんな私に感謝してくださっているが、人の役に立てたことで私が逆に生きがいを感じさせてもらっているのだ。私こそ「すばらしい人生をありがとう!」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

情報*ステは体内で酸化する

2005年12月08日 10時30分48秒 | Weblog
 吸収のある少女の母親から時々電話がある。ステを20年近く使ったのだから仕方ないが、ものすごいリバウンド。おまけに、ワセリンを使ったのでどうにもならない。1年の殆どを寝たきりで過ごす。体中がウインナソーセージのようにひび割れて、痛くて動けないのだ。
 今日の電話で母親は「アトピーは腸から攻めろ! という本があったんですが、どう思われますか? 乳酸菌がいいらしいです」と言った。
 この本は好評らしくて、他からも幾つか同じ質問を今までにもらっている。私はたしかにいい方法だとは思う。でも、それを受け入れる(吸収し、栄養化できる)腸でないと話にならないように思うのだ。ステを内服した人は胃や腸がボロボロである。ステを塗った皮膚がボロボロになるように。
 ステは体内で酸化して活性酸素を出す。すると忽ち体調が悪くなり、又ステを使うようになる、と「ノンアトピー、ノンステロイド」の本で知った。まったくもってステ中毒である。医者はこの事を知らないのか、知っていて儲けるためにステを処方するのか、定かではないが怖い事である。
 プロトピックは小動物(マウス?)で実験して安全性を確認してあると言われるが、たぶん健康な動物だろう。重症ステづけアトピーの動物に実験してこそ意味があるように思う。
 乳酸菌も健康な腸にこそ効果があるような気がするのだが、皆さんはどう思われますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする