近況＊脱プロは大変！

　最近の相談は７割以上がプロトピック被害者だ（ステは怖いと、皆わかっているらしいが、プロは安全と医者から言われて、鵜呑みにして使った人が多い）。一番悲惨なのは、息子にプロを処方して息子が精神を病んで困っている、という皮膚科医からの電話だった。１５年前、某医者が「もう持ち駒がない」と言った事を思い出した。
　脱ステは私も経験したが、脱プロはまだあまりデータがない。ただ、プロは強い力で血汁や痒みを押さえるので、脱プロしても皮膚の変化はあまりなくて、精神や内臓（全身）の不調が治るには、免疫力をうんと低下させられているため、なかなか大変という事は、この８年間の何百人かの体験談からわかった。
　３冊目の拙著に寄稿してくれた医師は「新薬は３０年見ていれば、その薬の危険性がわかる」と言っていた。薬を使わずにいければ、それにこしたことはない。
　ところで、友人から知らされて、前回の書き込みの後にいくつかリンクが作られているのに気づく。が、なぜ私のHPにこのようなリンクが？　と不思議だ。防アトピーの仲間たちはもう民間療法も薬もいらないのに。
　考えた揚句、アトピーを慢性化させたらアトピー日記を書いたり療法探しをしたりせねばならないから、防アトピーが大事！　もっと広めて！　というエールなのだと解釈した。実際、もっともっと広めなければと思っている。