鈴木七緒です。
今回は「刃を研ぐ」という観点のお話。
名著『7つの習慣』の7つ目の習慣が「刃を研ぐ」なのですが、経営者としてこの感覚は日々大切にしています。
7つの習慣®「第7の習慣:刃を研ぐ」 | フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
7つの習慣®における「習慣7:刃を研ぐ」は、モチベーション、エネルギー、ワーク・ライフ・バランスを高めるためのものです。
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
料理人にとっての包丁、歌手にとっての喉、商売道具をいかに研磨するかということです。
経営者として仕事をし始めてからも、この研磨するということを怠ったことはありません。
普段何か道具を使って仕事をするわけではありませんが、何を磨くというのでしょうか。
私は、「自分自身」の研磨だと感じています。
そして経営者の刃を研ぐ方法の一つとして大事にしていることが、研修に参加をするということです。
「木こりのジレンマ」という話をご存知でしょうか。
木を切ることが忙しくて、斧の刃を研ぐ時間がないという木こりのお話です。
イソップ童話からきている物語のようですが、結局は刃を研いだ方がたくさんの木を切れるのに、その時間がないというジレンマについて書かれた有名なお話です。
【刃を研ぐ】きこりと旅人の話 | 一般社団法人 日本経営コーチ協会
これは木こりだけでなく、すべての人に共通している事象ではないでしょうか。
普段、たくさんの人と会う機会に恵まれています。
商談やプライベート、仕事仲間と戦略を練るなど多くの人と共に仕事を進めているのですが、そのときの自分自身の状態が何より大事なのです。
人はコントロールできませんから、仕事の結果を左右するのは自分自身しかありません。
その自身の研磨の方法として、研修に参加することをほぼ毎月、数年間ずっと続けています。
無数に研修の種類がある中で、私はお世話になっている方のおすすめの研修に参加し続けています。
刃は一生研ぎ続けるものなので、これからも継続して自身の研磨に努めます。