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諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

太刀岡山左岩稜

2018年07月15日 | クライミング
太刀岡山左岩稜

日時:2018年6月24(日)

メンバー:nami,、F見、N原、O石


梅雨明け前の6月最終週に太刀岡山左岩稜に行ってきました。
前日の雨の残りが気になるクラック交じりの登攀でしたが、
顕著な浸み出しもなく無事に登頂できましたのでレポートします。

一般道入口から少し進んだところに駐車場があり、そこから少し進んだところから河原に下り、渡渉して15分程歩くと取り付き点に着きます。

フィンガーサイズ以下のクラックが特徴的な岩が湿った木々の間に伸びている。


8:00 Name、O石ペアとF見、N原ペアで取り付きます。


1ピッチ目は下のクラックを越えると小テラスがあり、そこからハンドがガッチリ決まる快適なクラックが続きます。


ザックをまとめてセカンドにお願いしましたが、うまく登攀できないので3ピッチまでは荷揚げ作戦に切り替えて進みました。


2ピッチ目も凹角のクラックを進み立木でビレイ。足場は悪いのでハンギング気味でビレイしました。


3ピッチ目が核心でスクイーズチムニーをずり上がりながら岩の上部に抜けます。


チムニーはすり抜けられるのですが上に抜けるのが正規のルートのようです。
ここは荷揚げが正解です。


3ピッチ目を抜けると稜線に出て快適なリッジを進みます。
空も晴れてきました。


意外と高度は低いんですね。里の建物が近い。


namiリードで5ピッチ目を進みます。キャメロット4番が活躍。


抜けると先ほどよりも更に切れたリッジが現れます。左岩稜の特徴的な光景です。


最後は祠のあるテラスに着きます。
そこから最終ピッチのフェースを登れば終了です。


ピークで記念撮影して懸垂で祠のテラスに戻り、装備解除。
歩いて10分もすれば登山道に合流しそのまま駐車場に戻ります。

全9ピッチ、行動時間は約7時間。今回は完全貸し切り状態でスムースな登攀ができました。

取りつきもしやすくNPを駆使してクラック交じりのマルチピッチを楽しむには、とても良いルートでした。
太刀岡山左岩稜、ありがとうございました。


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